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ジャム さんのレビュー一覧

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レビュー数504

全504件 161~180 9/26ページ

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No.344:
(7pt)

樒/榁の感想

殊能将之追悼第3弾!天狗伝説が残る鄙びた温泉宿で神社から盗まれた「天狗の斧」で頭を割られた死体が密室状態で発見される「樒」と、その16年後に同じ宿で起きた犠牲者のいない不可解な密室事件を描いた「榁」!短いながらも二つの短編で「本格ミステリの密室」を解体する手際が見事!前者が水城、後者は石動が解決するという構成も良かったです!それにしても、石動さんが過去にあんなことをしていたとは(笑)
樒・榁 (講談社ノベルス)
殊能将之樒/榁 についてのレビュー
No.343: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

眩暈の感想

最初の手記から一気に惹き込まれた。いい意味で騙された作品でした。
眩暈 (講談社文庫)
島田荘司眩暈 についてのレビュー
No.342: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

不連続殺人事件の感想

昭和文学の第一人者、坂口安吾の探偵小説!奇人変人たちの間で起こる「不連続殺人事件」の真相とは?フーダニット(犯人当て)の傑作!
不連続殺人事件
坂口安吾不連続殺人事件 についてのレビュー
No.341: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(5pt)

一月は合格祈願×恋愛成就=日常の謎の感想

久々の霧舎学園シリーズ!一月のテーマは、「日常の謎」で琴葉たちが巫女のアルバイトをする神社で釣銭消失、宝石強盗など七つの謎が現れる!というか、やっぱりこのシリーズ刊行スパンが空きすぎるため今回も細かい伏線忘れてました(笑)今回は二月編と三月編のテーマも作中でばらしていて、完結につながるであろう新キャラマヤちゃんも出しているので忘れないうちにもうちょっと早く出して頂ければと心の底から願います(笑)てか、それよりも年賀状のトリックがイマイチわからなくてモヤモヤするなあ(笑)
一月は合格祈願×恋愛成就=日常の謎 私立霧舎学園ミステリ白書 (講談社ノベルス)
No.340: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

猫柳十一弦の後悔 不可能犯罪定数の感想

一見頼りなさげな女探偵「猫柳十一弦」は、実は誰よりも正義感が強く情に脆い優秀な名探偵だった!探偵助手学部の二人の青年とともに研修で訪れた孤島で起こる連続殺人を彼女は止めることができるのか?探偵と助手の関連性に踏み込んだ著者の新境地で、多分これがシリーズの第1弾だと思うので人間っぽい魅力に溢れた猫柳探偵と二人の助手たちの活躍がこれからも楽しみになってきましたね!震災後にこういった本格ミステリが出てきたことは(連載の単行本化なので書かれたのはその前ですが)、一種の希望ではないかと読んでいて思いましたね!
猫柳十一弦の後悔 不可能犯罪定数 (講談社文庫)
No.339:
(7pt)

掌の中の小鳥の感想

バーで飲みながら、推理する日常の謎の魅力。やっぱり、この世界は最高!
掌の中の小鳥 (創元推理文庫)
加納朋子掌の中の小鳥 についてのレビュー
No.338:
(6pt)

紫骸城事件-inside the apocalypse castleの感想

戦地調停士エドシリーズ第2弾!城での魔法&大量殺人の謎!
紫骸城事件 inside the apocalypse castle (講談社タイガ)
No.337:
(9pt)

哲学者の密室の感想

矢吹駆シリーズ第4作にして、最高傑作!全編に溢れる強制収容所の死の哲学!三重密室もすごい!
哲学者の密室 (創元推理文庫)
笠井潔哲学者の密室 についてのレビュー
No.336:
(7pt)

上手なミステリの書き方教えます CUREの感想

純菜シリーズ第3弾!ある小説家の苦悩を描いた問題作にして、シリーズの方向性を決定づけた作品。この作品から、第3弾にしてようやくこのシリーズにはまりだしました!
上手なミステリの書き方教えます (講談社ノベルス)
No.335:
(7pt)

フリークスの感想

綾辻さんお得意の本格ミステリと本格ホラーの融合的中編集!表題作「フリークス」は人造人間たちが登場し、自分達を虐待した父親に復讐するという夢ともうつつともつかない悪夢のような事件にくらくらしました(笑)
フリークス (角川文庫)
綾辻行人フリークス についてのレビュー
No.334:
(7pt)

ウィリアム・ウィルソンの感想

自分によく似た男に人生を邪魔され続ける男を描いた傑作短篇!
ポーに捧げる20の物語 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ1831)
No.333:
(7pt)

名士の群れの感想

鼻の美しさから偉い男になるユーモア劇!
エドガー・アラン・ポー名士の群れ についてのレビュー
No.332:
(7pt)

息の喪失の感想

ある日突然息がなくなった男の運命は?
エドガー・アラン・ポー息の喪失 についてのレビュー
No.331:
(6pt)

ハンス・プファールの無類の冒険の感想

気球で月旅行を試みた男の物語!
No.330:
(8pt)

失踪HOLIDAYの感想

同収録の「しあわせは子猫のかたち」のほうが好み。せつなさの達人、乙一短編の最高傑作だと思います!高校時代に読んだのも、共感できた理由の一つか。
失踪HOLIDAY (角川スニーカー文庫)
乙一失踪HOLIDAY についてのレビュー
No.329:
(8pt)

黒死館殺人事件の感想

(初読時)日本4大ミステリの一つ。「翼ある闇」の原点がここに!やたら蘊蓄が多くて、難しかったです。飛ばし読みがちだったので、これは後で再読した方が良さそう。

(再読時)高校以来の再読。今回は読み飛ばさずに全編に渡る法水探偵の蘊蓄を読めた。しかし、やっぱりこの本難しい!若い推理小説読者には薦めにくい本だが、筋金入りの推理ファンとしては読んだことに後悔はなかった作品。生きてるうちにもう1回ぐらいは読むかも?(笑)
黒死館殺人事件 (河出文庫)
小栗虫太郎黒死館殺人事件 についてのレビュー
No.328: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

葬列の感想

横溝賞受賞作。こういうクライムノベル系をあまり読んだことがなかったので、ドキドキしながら新鮮に愉しめた。
葬列 (角川文庫)
小川勝己葬列 についてのレビュー
No.327: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

イニシエーション・ラブの感想

最後の2行で、「え?」と思いました。ただし、この「え?」は、事態が理解できないことの「え?」で、その意味が理解できたのはある詳細な解説サイト様のおかげでした!この場を借りて、サイト様に感謝致します。というか、自分は絶対騙されるだろうな(笑)この小説でさえ、騙されたし(笑)
イニシエーション・ラブ (文春文庫)
乾くるみイニシエーション・ラブ についてのレビュー
No.326: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

アヒルと鴨のコインロッカーの感想

初伊坂作品。本屋の襲撃を持ちかけられた大学生の現在とペット連続殺傷事件を追う2年前の琴美の物語が、最後につながるミステリ仕立ての青春ストーリー。メイントリックはなんとなくこうじゃないかと予想していて、大体合っていたんですが、全体的にミステリというよりは、トリックがなければ一般文芸に近いのかなと感じました。
アヒルと鴨のコインロッカー (創元推理文庫)
伊坂幸太郎アヒルと鴨のコインロッカー についてのレビュー
No.325: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

弥勒の掌の感想

妻を殺された刑事と妻が失踪した教師が、妻が関わっていた新興宗教「救いの御手」を追う本格捜査小説・・・と見せかけて、最後に新本格の雄らしいどんでん返しが待ち受けている現代本格ミステリの新たな傑作!コンパクトで読みやすさ抜群なところも、我孫子さんらしくて良かった。
弥勒の掌 (文春文庫)
我孫子武丸弥勒の掌 についてのレビュー