■スポンサードリンク


ジャム さんのレビュー一覧

ジャムさんのページへ

レビュー数504

全504件 41~60 3/26ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
 閲覧する時は、『このレビューを表示する場合はここをクリック』を押してください。
No.464:
(8pt)

女王暗殺 Ordinary World Special Worldの感想

待望の安藤シリーズシーズン2、第2弾!何不自由なく育った主人公武田の母がある日、謎のダイイング・メッセージを残して殺された!そして、現われた記憶喪失の女との出会いから彼の平凡な「日常」は「特別」へと変わっていく!果たして、世界の裏に潜む巨大な陰謀とは?前作を読んでいるとさらに楽しめること間違いなしの浦賀小説の真骨頂!相変わらず、主要登場人物への扱いが容赦ないです(笑)あと、第3作こそ安藤君が登場しそうなので次回作が楽しみ!世界を救えるのは、もはや君だけだ!多分(笑)
女王暗殺 (講談社ノベルス)
浦賀和宏女王暗殺 Ordinary World Special World についてのレビュー
No.463:
(7pt)

不死蝶の感想

23年前鍾乳洞で一人の男が殺された。容疑者と目される女はその後井戸に投身自殺したと思われたが、その死体はいまもって見つかっていない。そして、23年後金田一耕助がその地を訪れると再びあの時と同じく鍾乳洞で殺人が!時を同じくしてブラジルからやってきた謎の母子との関係は如何に? 「八つ墓村」同様巨大迷路のような鍾乳洞が舞台で、耕助らがそこを探索していくシーンが多くその怪しい雰囲気と謎めいた事件の謎解きが絶妙に合わさった傑作だと思いました!
不死蝶 (角川文庫 (3469))
横溝正史不死蝶 についてのレビュー
No.462: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

夢・出逢い・魔性の感想

シリーズ第4弾。テレビ局を舞台にした連続殺人。真相も驚けた。
夢・出逢い・魔性―You May Die in My Show (講談社文庫)
森博嗣夢・出逢い・魔性 についてのレビュー
No.461:
(7pt)

B/W(ブラック オア ホワイト) 完全犯罪研究会の感想

「日本の犯罪史上もっとも有名な被害者」となった女性刑事が、計221人もの「人間消失」の中心にいる疑惑の少年に迫るという物語。果たして、彼は黒か白か?今回もほぼ一気読みでした!裁判員制度が始まっている中、「被害者」と「加害者」の関係について改めて考えさせられた1冊です!
B/W(ブラック オア ホワイト) 完全犯罪研究会
No.460:
(7pt)

子供たち怒る怒る怒るの感想

子どもたちが戦うダーク・ストーリー6編を収録。特にお気に入りは、「大洪水の小さな家」、「死体と、」、「子供たち怒る怒る怒る」。「クリスマス・テロル」が作者のテロルなら本作は子供たちのテロルだろう。
子供たち怒る怒る怒る (新潮文庫)
佐藤友哉子供たち怒る怒る怒る についてのレビュー
No.459:
(8pt)

萩原重化学工業連続殺人事件 Knockin' on Heaven's Doorの感想

待望の安藤シリーズシーズン2の第1作目にして、浦賀史上最厚のページ数!萩原良二以外すべて新キャラだったけれど、「脳のない死体」ということから個人的に第3作の「頭蓋骨の中の楽園」を思い出した。新キャラでは、やっぱり「すべてを知る家政婦」が良かった(笑)また、タイトルが長すぎるのが気になったけれど、真相を読み終えて「そういうことか」と納得。個人的に最高傑作かは判断に迷うが、浦賀SFミステリの極北という位置づけは間違いないであろう内容の濃さにファンとしては大満足だった。
HEAVEN 萩原重化学工業連続殺人事件 (幻冬舎文庫)
No.458: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

コズミック・ゼロの感想

久々の流水大説にして、著者の新たな到達点であり新たな出発点!今までで一番読後感がすっきりでした!JDCが出てこなくてもやっぱり流水は凄い!何より読みやすいので、流水初心者にもぜひおすすめです。
コズミック・ゼロ: 日本絶滅計画 (文春文庫)
清涼院流水コズミック・ゼロ についてのレビュー
No.457:
(7pt)

クリスマス・テロルの感想

これを読んで作家「佐藤友哉」に今まで以上に好感を覚えた。特に秀逸が佐藤さん自らによる解説!これからの活躍にも期待。
クリスマス・テロル<invisible×inventor> (講談社文庫)
佐藤友哉クリスマス・テロル についてのレビュー
No.456:
(8pt)

生まれ来る子供たちのために But,we are not a mistakeの感想

純菜シリーズ、ここに堂々完結!異なる2パターンの結末と、最後に明かされる秘密。伏線も含めて、ミステリ的にも青春小説的にも浦賀のひとつの到達点といえる作品だと思いました!
生まれ来る子供たちのために (講談社ノベルス)
No.455:
(7pt)

裁きが終った日の感想

富豪殺人事件の謎を名探偵が解決しようとすると、真犯人と思われる娘婿にいきなり殺されてしまう!果たして犯人は本当に娘婿なのか?様々な思惑が絡みあった末に明かされる真実とは?「マリオネット」に次ぐ初期赤川サスペンスの傑作ですが、読みやすさはこちらのほうが抜群!主役不在で視点がころころ変わる様々な人間の愛憎劇の連続に息つく間もなく一気読みでした!ラストが少し怖かった(笑)
裁きの終った日 (文春文庫)
赤川次郎裁きの終った日 についてのレビュー
No.454:
(7pt)

スペードの女王の感想

久々の金田一耕助シリーズ!スペードのクイーンの刺青が彫られた二人の女!みつかった首なし死体は果たしてどちらか?横溝得意の「顔のない屍体」モノの傑作!等々力警部の金田一への熱い友情も読みどころの一つです(笑)
スペードの女王 (角川文庫 緑 304-31)
横溝正史スペードの女王 についてのレビュー
No.453: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

月は幽咽のデバイスの感想

シリーズ第3弾!推理よりキャラの魅力が愉しめるシリーズ。
月は幽咽のデバイス (講談社文庫)
森博嗣月は幽咽のデバイス についてのレビュー
No.452: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

真夏の方程式の感想

夏休みに少年が泊まった親戚の宿でそこに宿泊していた客の一人が崖下で死体となって発見された!果たして、これは事故か?殺人か? 今回は子供嫌いのはずの湯川が少年恭平に勉強を教えたり実験したり、事件を一緒に追ったりします!さらに事件も複雑な構成で真実が明かされるたびに深い人間ドラマ現れる話で一人一人の背景が深く書き込まれていて読みごたえがありました!そして、最後に明かされるあの真実は「いくらなんでもそれは可哀想だろ」と思える残酷なものでしたが、彼が今後何を考え生きていくのか物語の未来が気になりました。
真夏の方程式 (文春文庫)
東野圭吾真夏の方程式 についてのレビュー
No.451:
(6pt)

地球人類最後の事件 The Beginning of The Endの感想

純菜シリーズ第8弾!衝撃の展開!最終作への序章!
地球人類最後の事件 (講談社ノベルス)
No.450: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

奇面館の殺人の感想

登場人物全員が仮面をかぶせられるという前代未聞の状況で起こる殺人事件!鹿谷門実が「奇面館」で起こったこの難事件に挑む館シリーズ待望の最新作! 正直最初に犯人の指名されたときあまり驚きというのはなくて、奇面館のあの仕掛けがメインだったのかな?と思いきや・・・まさかああいう仕掛けが隠されていようとは!またしてもまんまといい意味でしてやられましたね!でも、これまでと違ったのはあのトリックが明かされたとき思わず大爆笑してまったことかな(笑)わけが知りたい方はぜひ本書のご一読をお勧めします!
奇面館の殺人(上) (講談社文庫)
綾辻行人奇面館の殺人 についてのレビュー
No.449:
(7pt)

殺人鬼の感想

金田一耕助モノ短編傑作4編収録!「殺人鬼」、「黒蘭姫」、「香水心中」、「百日紅の下にて」と、4編ともに緻密な論理と独特の味が出ていて良かった!
殺人鬼 (角川文庫 緑 304-42)
横溝正史殺人鬼 についてのレビュー
No.448: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

人形式モナリザの感想

シリーズ第2弾!衝撃のラスト!綾辻さんの人形館をちょっと思い出した。
人形式モナリザ―Shape of Things Human (講談社文庫)
森博嗣人形式モナリザ についてのレビュー
No.447: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

聖女の救済の感想

資産家毒殺事件に浮かび上がる容疑者はその美貌の妻綾音だった!しかし、彼女には鉄壁のアリバイがあり・・・。果たして離れた場所にいた妻にこの犯行は可能だったのか?謎に包まれた毒物の混入経路は一体どこに?女の執念が作り上げたその完全犯罪トリックには背筋が凍りつく思いでしたが、それと同時に草薙刑事がその犯人に淡い恋心めいたものを抱き苦悩していく姿も切なかったですね!
ちなみに先程放送されたドラマ版では、湯川と綾音が中学の同級生という設定に変わっており、草薙刑事の出番は有りませんでした(笑)
聖女の救済 (文春文庫)
東野圭吾聖女の救済 についてのレビュー
No.446:
(6pt)

堕ちた天使と金色の悪魔 Another Green Worldの感想

純菜シリーズ第7弾!剛士に近づく外国人留学生、マリアは天使か?悪魔か?
堕ちた天使と金色の悪魔 (講談社ノベルス)
No.445:
(6pt)

深泥丘奇談・続の感想

綾辻行人のホームタウン「京都」を怪しげな町「深泥丘」に変貌させた怪異譚シリーズ第2集!収録作の中では特に著者のホラー趣味が横溢するミステリ風な「ホはホラー映画のホ」、「ソウ」、そしてミステリ風でありながらその真相に至ると怪異的なものが炙り出される「切断」が自分好みでした(笑)あと、肝臓に「心の闇」が発見され手術で除去できてしまうという「心の闇」も面白かったなあ(笑)
深泥丘奇談・続 (文庫ダ・ヴィンチ)
綾辻行人深泥丘奇談・続 についてのレビュー