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ジャム さんのレビュー一覧

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レビュー数504

全504件 101~120 6/26ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.404:
(6pt)

京都魔界伝説の女の感想

魔界百物語シリーズ第1弾。ミステリ的には普通の社会派だが、犯罪プロデューサー「QEZ」が良かった。
京都魔界伝説の女(上) (光文社文庫)
吉村達也京都魔界伝説の女 についてのレビュー
No.403: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

スカイ・クロラの感想

本格飛行機小説。森さんらしい詩的な表現が多く、一気に読めた。これが時系列でシリーズの最後らしいので理解するためにも2作目以降も読みたいと思う。ただ、この1作だけでもミステリではないけれど森さんらしい美しい小説だなあと感じた。映画もまだ観ていないけど、、シリーズ全作読んでから観ようかな。飛行機に詳しくないので、特に空中戦を映画で観てみたいと思った。


新装版-スカイ・クロラ-The Sky Crawlers (中公文庫, も25-15)
森博嗣スカイ・クロラ についてのレビュー
No.402: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

スラッシャー 廃園の殺人の感想

これぞ、三津田版スプラッターホラー映画!綾辻さんの「殺人鬼」も殺人描写がグロかったけど、こちらも負けず劣らずのグロさでした(笑)特に中盤あたりの男の殺され方なんて、同じ男にとっては「あんな殺され方はやだな」と思うほど痛いものでした(笑)ちなみにトリックは見破れこそしませんでしたが、このホラー映画小説に相応しいネタでしたね!スピード感のある小説なので、ホラー映画を一本観る感覚で一気に読めたのも良し!
スラッシャー 廃園の殺人 (角川ホラー文庫)
三津田信三スラッシャー 廃園の殺人 についてのレビュー
No.401: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

武士道シックスティーンの感想

(ハードカバー版)久々にミステリ以外で心から感動した!自分も中学時代に剣道をやっていたので、当時のことも思い出しつつ懐かしい香りがしたことも良かった。剛の香織と柔の早苗の交互視点でのテンポが非常によく、ほぼ一気読みできた!勝ち負けの意味、そして剣道をすることの意味にも触れられていたのも良し。セブンティーンも楽しみ!
(文庫版)文庫で再読!やっぱり、面白い本は何回読んでも面白い!再読とは思えないほど、夢中になって読めた(しかも、ミステリ以外で)本はそうそうないです!間違いなく今後も語り継がれていくだろう「青春小説」の金字塔であると思います!剣道に今まで興味なかった人もこれを読んだら、「剣道」の奥深さの虜になること間違いなし!自分も中学時代以来、久々にやりたくなってきました(笑)
武士道シックスティーン (文春文庫)
誉田哲也武士道シックスティーン についてのレビュー
No.400: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ロシア幽霊軍艦事件の感想

ロシア軍艦が突如芦ノ湖に現れ、一夜にして消えた謎の壮大なスケールには思わず「おお!」と感嘆した。また、ロマノフ王朝最後の生き残りとされているアナスタシア皇女の謎に対するこれまでにない大胆な仮説も良かった。最後に本書は単にミステリーとしてだけでなく、純愛物語としても愉しめたところに島田さんの物語の構築力、想像力の巧みさを感じた。
ロシア幽霊軍艦事件: 名探偵 御手洗潔 (新潮文庫nex)
島田荘司ロシア幽霊軍艦事件 についてのレビュー
No.399:
(7pt)

マリオネット園「あかずの扉」研究会首吊塔への感想

第3作に次ぐ面白さ!塔での殺人事件、徹底した犯人当てが良かった。
マリオネット園(ランド)―“あかずの扉”研究会首吊塔へ (講談社文庫)
No.398:
(6pt)

残酷号事件-the cruel tale of ZANKOKU-GOの感想

それは正義か?それとも、悪か?孤独な破壊者「残酷号」が生きる意味とは?上遠野さんが正義とは偽善でしかないとあとがきで書かれていましたが、これはそういうことを考えさせられる物語でした!でも、個人的に「残酷号」のしていることは紛れもなく「正義」であると思うし、かっこいいと思いましたね!というか、このシリーズ段々ミステリ要素が薄れてきているので、いっそファンタジー一本でいったほうが良いのでは?(笑)
残酷号事件 the cruel tale of ZANKOKU-GO (講談社ノベルス)
No.397:
(7pt)

吸血鬼と精神分析の感想

パリを騒がす連続女性血抜き事件の犯人「吸血鬼(ヴァンピール)」を日本人青年矢吹駆が得意の現象学的推理で追う待望のシリーズ最新作!哲学者ジャック・ラカンをモデルにしたジャック・シャブロルの精神分析論やら聖書のヨブ記など作者が出来る限り分かりやすく説明しようとしてくれており、自分もなんとかすべてとはいわないでも全体的にカケルの推理につながる部分は理解できました(苦笑)ヴァンピールについては途中であの人物以外有り得ないとカケルの推理を待つまでもなく分かったんですが、結末が少しファンタジー的になるとはね(笑)
吸血鬼と精神分析(上) (光文社文庫)
笠井潔吸血鬼と精神分析 についてのレビュー
No.396:
(8pt)

GOTH リストカット事件の感想

これまでの乙一作品集の中で、もっともミステリ部分が高い第3回本格ミステリ大賞受賞作!特に収録作の中では、森野夜の過去が描かれる「記憶」が乙一ミステリの真骨頂だと思いました!
GOTH 夜の章 (角川文庫)
乙一GOTH リストカット事件 についてのレビュー
No.395:
(7pt)

記号を喰う魔女 FOOD CHAINの感想

安藤シリーズ第5弾。凄絶すぎる展開に吐き気を催す程。しかし、そこが浦賀の良さ。
記号を喰う魔女 (講談社ノベルス)
浦賀和宏記号を喰う魔女 FOOD CHAIN についてのレビュー
No.394:
(7pt)

どんどん橋、落ちたの感想

傑作中編集!サザエさんのパロディには笑えたし、「意外な犯人」ではまんまと騙されました!
どんどん橋、落ちた (講談社文庫)
綾辻行人どんどん橋、落ちた についてのレビュー
No.393:
(7pt)

九杯目には早すぎるの感想

短編とショートショートの取り合わせと皮肉な結末が良い味を出している傑作短編集!特にお気に入りは、「私はこうしてデビューした」、「最後のメッセージ」、「見えない線」、「キリングタイム」。
九杯目には早すぎる (双葉文庫)
蒼井上鷹九杯目には早すぎる についてのレビュー
No.392:
(6pt)

週に三度の日曜日の感想

頑固者の叔父がぼくの結婚と財産贈与の条件に挙げたのは「週に三度の日曜日が続いた時」だった!ポオお得意のユーモアと論理が炸裂する名短篇!
No.391:
(7pt)

モルグ街の殺人の感想

すべてのミステリはここから始まった!ホームズ、ルパン、ポアロ、明智、金田一・・・と後のすべての名探偵の原点である名探偵オーギュスト・デュパン登場!モルグ街で起きたあまりにも有名な世界初の密室殺人と意外な犯人、本格ミステリのロジックが1作の短編に凝縮された記念碑的作品!今日のミステリシーンがあるのはこの作品のおかげなので正に「神様、仏様、ポオ様」です(笑)
モルグ街の殺人・黄金虫―ポー短編集〈2〉ミステリ編 (新潮文庫)
エドガー・アラン・ポーモルグ街の殺人 についてのレビュー
No.390:
(7pt)

追想五断章の感想

5つのリドルストーリーと22年前の「アントワーヌの銃声」事件が絡み合う「作中作」ミステリモノの傑作!ただ、不満を言うならば少し短くまとまりすぎて読み足りなさが残ったところ。
追想五断章 (集英社文庫)
米澤穂信追想五断章 についてのレビュー
No.389:
(7pt)

幽霊男の感想

あまり知られていない作品ですが、やはり横溝ワールド満載の見逃せない1冊!
幽霊男 (角川文庫―金田一耕助ファイル)
横溝正史幽霊男 についてのレビュー
No.388:
(6pt)

金田一温泉殺人事件の感想

金田一ファンとして、タイトルに惹かれた。神田川が切ない。
金田一温泉殺人事件 (講談社文庫)
吉村達也金田一温泉殺人事件 についてのレビュー
No.387: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

迷宮百年の睡魔の感想

女王シリーズ3部作の第2弾。このSF的世界観、好きです。
迷宮百年の睡魔 LABYRINTH IN ARM OF MORPHEUS (講談社文庫)
森博嗣迷宮百年の睡魔 についてのレビュー
No.386:
(7pt)

赫眼の感想

初の短編集!個人的には電話の会話のみで恐怖を描いた「よなかのでんわ」、本格推理とホラーが見事に融合させた「灰蛾男の恐怖」、鏡に憑かれた男を描いた「合わせ鏡の地獄」が良かった。
赫眼 (光文社文庫)
三津田信三赫眼 についてのレビュー
No.385:
(6pt)

殺人ピエロの孤島同窓会の感想

12歳でこれを書けるのはすごい!内容は「バトル・ロワイアル」的な孤島大量殺人モノ。にしても、12歳が書いたにしては過激すぎないか?と思ったのは自分が年だからか(笑)
殺人ピエロの孤島同窓会 (宝島社文庫―『このミス』大賞シリーズ)
水田美意子殺人ピエロの孤島同窓会 についてのレビュー