■スポンサードリンク
ジャム さんのレビュー一覧
ジャムさんのページへレビュー数504件
閲覧する時は、『このレビューを表示する場合はここをクリック』を押してください。
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
美貌の民俗学者、蓮丈那智が挑む民俗学絡みの難事件たち!「鬼封絵」、「凶笑面」、「邪宗仏」の3作が特に良かった。民俗学が絡むミステリ、自分は結構好きかも。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
第24回メフィスト賞受賞作。「物理の北山」の異名通り、時計にまつわる物理トリックが良かったです。
|
||||
|
||||
|
|
||||
【ネタバレかも!?】
(1件の連絡あり)[?]
ネタバレを表示する
|
||||
---|---|---|---|---|
京極小説との出会いは実はこちらが最初。1000ページ超という長さを感じさせない推理小説の大傑作!昨年のアニメも原作世界に忠実で良かったですし、志水アキさんの漫画も京極堂の薀蓄が分かりやすくて良かった。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
ノベルス版で京極夏彦が絶賛したように、今までの森ミステリィにない文系のイメージ漂う野心作!壺と箱のトリックも衝撃的!
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
浦賀は、特別な一夜を過ごした女性亜矢子とともに階段から転落してしまう。目覚めると自分だけ助かり、亜矢子は意識不明の昏睡状態に-。5年後、作家になった浦賀は亜矢子の兄の誘いで友人らとともに招かれた地下室に閉じ込められてしまったのだった!12年ぶりに文庫化ということで再読しましたが、忘れていたネタの伏線、そして浦賀読者ほど騙されるであろうあのネタ(初読時は騙されました)が残酷な形で明かされ、そして幻想的なラストを迎えるというと短いながらも浦賀小説の残酷さと本格ミステリの魅力が絶妙に合わさった傑作でした!
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
別々に見える二つの事件が一つに結び付く大技が綺麗に決まっているのがこの作品の一番の読みどころです!あと、「孤島パズル」で心に傷を負ったマリアの繊細な心理描写も丁寧に描かれており、マリアが理由は違うものの同じように心に傷を負った元人気アイドル由衣と交流していくうちにどう双方がどう変わっていくかという点も良かったです!この二人の再生の物語を抜粋すると「双頭の悪魔」ならぬ「双頭の天使」になるのかな?(笑)
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
名門女子高「聖真女学園寮」で次々と殺されていくクラスメートたち!過去に傷を負い夢遊病持ちの冴子は自分こそが犯人ではないかと疑い始め・・・。綾辻さんが初めて挑んだ本格ホラーミステリ!犯人は大体見当がついたのですが、その先の正体までは読めなかったので完敗といったところでしょうか(笑)やっぱり、綾辻さんの描くこういう怪しい闇の雰囲気は好きだなあ。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
京極夏彦の衝撃デビュー作!トリックにはさほど驚けなかったんですけど、小説世界への引き込まれ感は他の小説にはないものがありました!
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
島田荘司推薦の新本格第3世代の嚆矢にして、第12回メフィスト賞受賞作!あかずの扉研究会の面々が個性的で良い。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
誤解」の連鎖が生む「二つの首」を巡る悲劇!作者の法月さん以上に本書の魅力を分かっていた貴志祐介さんによる作者インタビューが本書がいかに傑作かということを伝えてくれました(笑)個人的に最後の最後に明かされる悲劇はちょっと切なかった。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
ユーモアミステリの旗手、我孫子武丸の鮮烈なデビュー作!速水3兄弟のキャラが良いです。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
この本は、ネコの手の届かないところに保管してください。殺人をたくらむ恐れがあります。京大推理研出身の新鋭のデビュー作は、人間をミンチにして儲けようと企む化けネコ(とその主人の悪徳名探偵)Vs.ミンチにされようとしている人間に恩がある化けネコの騙し合い!猫が人間やモノに化けられて人間並みの知能を持ち人間を料理しようとするのですが、猫は猫を殺せないという法律のために紛れ込んだ化けネコを炙り出すために右往左往することになる・・・という設定はとても面白かったのですが、短くまとめすぎてたのが少し残念でした。
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
ミステリ界の新鋭道尾秀介。彼の作品は初めて読んだが、本格ミステリと人間ドラマがここまで物語にリンクできるのは凄いと思った。青春劇としても切なすぎる。傑作!
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
これは、傑作!現本格ミステリ作家クラブ会長辻真先さんが牧薩次名義で発表し第9回本格ミステリ大賞に輝いた本格ミステリ+恋愛小説の二重奏!戦時中から戦後、現代と3つの時代で起こる3つの不可能犯罪の裏に隠されていたのはある有名画家の恋心だった!真相は大体第1部を読んでいて察しがついたんですが、世紀を跨る一人の男の生涯愛したただ一人の女性に対する愛を見事なまでに描き切った老練の技に脱帽!「完全恋愛」というタイトルも読み終えると完全に納得できるし、結末は二つの意味で切ないですね!
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
あくまで推理小説のロジックを重視し、笑いとユーモアの中にも罠が張られているという油断ならない作品。ユーモア本格ミステリのエース、東川篤哉のデビュー作!
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
日常の謎をテーマにした加納朋子のデビュー作!殺人事件もないし、ミステリ好きでなくともおすすめ。ほっと癒されるような優しい小説です!
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
やっぱり、三津田さんは良い!横溝的土俗ホラー臭が全編に漂い、雰囲気だけでも最高な上に婚礼の儀、首無し死体、四重密室の謎なども実に魅力的。シリーズ読者ならおなじみの最後にホラーな部分を残すというやり方も、自分的には背筋がぞくぞくするので好きだなあ。横溝の新作が読めなくても、三津田さんの新作がこれからいっぱい読めるかと思うと生きる希望が沸いて来ます(笑)
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
「旅人」斉木とともに世界中を旅している気分にさせられる連作推理短編集!ミステリ的には「砂漠を走る船の道」、「白い巨人」のトリックの巧みさに驚かされたし、全体的にはその国それぞれの価値観によって打ちのめされる斉木やその仲間たち(=日本人)の姿が鮮烈に印象に残った!
|
||||
|
||||
|
|
||||
|
||||
---|---|---|---|---|
トリックも凄かったが、動機もすごかった!館ものミステリーの傑作だと思います!
|
||||
|
||||
|