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absinthe さんのレビュー一覧
absintheさんのページへレビュー数79件
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ミステリー好きで、絶対外せない一冊を上げろと言われたら、本書だと思います。倒叙ものの王道です。
読み終わった直後の感想は、感性のメーターを振り切っているので、どひゃー、というぐらいです。 本当に、どひゃー、となった後、数日して整理すると初めて細部が見えてくる。そんなすごい作品です。どうして、ミステリーのランキングに上がらないのか不思議です。 これを超えるミステリーなんて、世界には片手で数えるしかないんじゃないでしょうか・・・・ 読んだのは今から20年も前なのに、いまだにいろいろ覚えています。 刑事がだんだん外堀を埋めて近づいてくる、そのときの主人公の心理描写がものすごいです。 わずか数日のお話にこのド厚い書籍になるのですから当然なのですが、情景の描写が緻密すぎるほど緻密です。 途中、ある酔っ払い(マルメラードフさん)の、人間とはどんなものか酔っ払いながら語り続けるところが秀逸で、何度も読み返したくなるところがあります。 出始めは飲んだくれである一部の特別な人間を説明したものと思わせながら、全ての人間の怠惰を完全に代弁しているところが好きです。そのあたりの読ませ方はすごいと思います。 最後まで、気を抜けるところがありません。 私は慣れてしまったのですが、難を一つ上げますとロシア人の名前は長くてなかなか覚えにくいことです。 また、知らないとロシア人の習慣に戸惑うこともあるかもしれません。 同じ家族名が男性と女性で、マルメラードフ、マルメラードワ、と変わったり、愛称形といって「ソーニャ」→「ソーネチカ」(日本でいえば、「愛子」→「愛ちゃん」)のように、同じ人物が断りなしに違った名前でよばれることがあります。 (このあたりは、訳者によっては解説してくれるかもしれませんが) ---------------------------------------------------- 注意があります。訳者によっても書籍の評価は変わるのかもしれません。私が(20年ほど前に)読んだのは、江川卓さんの訳ですが、訳者によっても印象が変わってしまうようです。 購入は、他のレビュアーの意見も参考にしてみてください。 |
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読み終わって、なんじゃぁこりゃ と放り投げてしまいました。
なんで評判がいいんだろう。トホホ 要約すると 薄っぺらな人物がやいのやいのあらわれてマチェーテを振り回して切り刻み合ってるところへ、変なモンスターも現れて異種格闘技戦・・・というような話です。 どうも、作者は理不尽な理由で殺されると怖いと頑なに信じているようですが、そうでしょうか・・・ あまりにも理不尽なところからは怖さは生まれないと思うのです。 デスノートが怖いのは、ノートに名前を書くだけで死ぬという設定が怖いのではなくて、だれが死ぬか選ぶ過程だと思うのです。 主人公に選べる範囲と世界設定のスケールが違いすぎて、仕掛けの全てが空回りしてしまった感じです。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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*最悪の読後感* というランキングをもつ某サイトで、いつも上位にいる作品です。(最上位でも不思議はありません。)
怖いもの見たさで買ってしまいましたが・・・ 噂に違わぬ迫力です。 本書は、amazon では酷評の嵐ですね。それも頷けます。 それぞれ指摘はまっとうで、反論の余地もありません。 粘膜シリーズ(飴村)や筒井康孝のグロ系小説は、ユーモアや笑いによってオブラートにくるまれていましたが、本書はそういった救いがありません。 本書の怖さは、スプラッターとは違います。人間の心の闇の恐ろしさです。 主人公が残酷な場面を見せられ続ける話なのですが、主人公は可哀そうになって、そういうことは止めてほしいと思っていながら、どこか続きを見たいと期待しているのです。 読者の心理と主人公の心理が上手に結びあわされてしまうので、自分の醜さをこれでもかと見せつけられます。 本書のテーマは、読者の心の闇なのです。 愛する女性が犯されているのを見て性的に興奮してしまうというような、本来は人間に有るまじき不条理で醜悪だけれども心の奥底に巣くってどうしようもなく、そして取り除くことができない心理を描いたもので、外面的には虐待趣味の変態が書くのと紙一重なので、読むには注意が必要です。 映像化作品もみたのですが、そちらは完全にオブラートにくるまれて怖さが薄まってしまいました。 「気持ち悪くて吐いたじゃないか、金返せ」という言葉は作者にとって賛辞でしかありません。 |
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リング、らせん、ループをまとめて衝動買いしました。評判につられたのですが、後悔しました。
自分には合わなかったです。 リングにはあった、時間に追われるプレッシャーも本書からは感じられず。 買ってしまった以上はループも読むかもしれませんが・・・読まないかも。 たんたんと話が進んでしまい、明らかにされた新しいネタがまた怖くない。 評判になったのは、映像の方なのですかね? 映像は観てないので何とも言えないのですが。 |
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読み始めは、JPホーガンのような路線を想像したのですが、むしろPKディックでした。
私には好みでした。ストライクゾーンど真ん中なのですが、好き嫌いは分かれるかもしれません。 本筋と関係ないエピソードに行を使いすぎて、読むのが苦痛なページもありました。 アイデアてんこ盛りです。PKディックなら、本書のアイデアだけで7~8編ぐらいの小説書いてそうな気がします。(もっとか?) ただ、未来の話にする必然性はあったのかな?と素朴に思いました。 もちろん、未来のテクノロジーなしに成立しないエピソードも盛りだくさんなのですが、本書には万物理論と関係那深いエピソードと、関係無いエピソードがそれぞれ沢山あって、肝心の万物理論に直結するエピソードは今現在を舞台にしても十分に通用する話です。 それぞれ別の小説にしてしまったほうが、テーマとしては読者の記憶に残ったと思います。 見慣れた世界と異なる世界の話が混ざってしまうと、読者はどこかおとぎ話的に受け止めてしまうので、インパクトは弱まってしまうのですよね。 |
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書かれてからずいぶん経ってしまった小説なので、最先端の人類学や天文学からは取り残されぎみですが、こういったすぐれた作品というのは、なぜかそういった細かい点は全く気にさせないのですよね。読んだのがすでに今から20年くらい前だったので、科学知識はさらに本書から先に進んでいることでしょう。
完全に文系を突き放した理系小説。 (でも、文系の人にも面白いかも。) 本書に対して人物の造形が甘いとかドラマが無いとか、的外れな批判も目にするのですが、そんなの作者の眼中にないと思います。 本書には、それらはむしろ褒め言葉・・・ ハードSFは、トンデモになってしまうのを避けようとしてブレーキがかかってしまい、荒唐無稽な結論を避けてしまいがちなのですが、本書ではそういったブレーキがかかりません。 壮大で、人類の歴史を覆す驚愕の事実が出てきます。この驚きは今でも忘れることができず、20年間最高の位置に君臨しています。 これを超える喜びは、読書ではもう得られないかもしれないとまで、思います。 学問には、二つの楽しみがあると思います。 考古学で、ある遺物が1万年前のものであると知ったとき、化学である法則が成り立つという事実を知ったとき、ある方程式が成り立つと知ったとき、 (1)その事実に素直に驚く。 (2)そんな事実、どうやって突き止めたんだろうとさらに驚く。突き止めるまでに、どんなドラマがあったのだろう。 本書は(2)の面白さを前面に押し出していると思います。明かされる驚愕の事実も面白いのですが、古生物学、化学、数学、物理学、天文学、人類学を横断して、学者たちがそれを暴いていく過程はもっと面白いのです。 |
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ただただ呆れて、そして面白い。
小説は人を楽しませなくてはならないです。 考えさせたり、反省させたり、そういうための小説というのは本来は邪道ですよね。 そんな開き直りが聞こえてきそうです。 でもまぁ、嫌う人もいるかもしれませんね。 |
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どこがおもしろいのか、全く解りませんでした。
評判がよかったので、買ってしまいましたが、後悔しました。 主人公にのしかかる、時間に追われる恐ろしさやプレッシャーに負けそうで戦い続ける心理は良く書けていたと思いますが。 肝心のホラー要素がどうにも怖くなくて・・・残念 やっぱり、コマーシャルなどで断片的な映像をちらちら見ているうちに、誤った期待を心のどこかに生んでしまったのかもしれませんね。 まったく何も知らずに購入していたら、案外おもしろかったのかもしれません。 |
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個人的には面白かったですが、かなり偏った趣向で、オススメするのには少し難があります。でも勉強にはなりました。
学習本の類で、マンガでわかる会計入門とかドラマで学ぶロシア文学とか、そういった延長の気がします。 ミステリーでわかる百人一首という感じです。残念なのは、主人公から延々と披露される百人一首の知識が、ミステリーとはあまり関係ないことです。 評価を見ると、ミステリー部分がつまらないと評価されているようですが、おそらく作者本人の感覚でも本筋が百人一首の方で、ミステリーはおまけなのでしょう。 となると、百人一首の解説の正しさこそが本書の価値になるのかもしれませんが、私には百人一首にも日本史にも詳しくないので、”本筋”がどこまで正しいのかは私には評価する能力がありません。 |
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森博嗣さんの小説で最初に読みました。森さんの小説では一番好きです。
全てがFになるでデビューしたそうですが、書いたのはこちらが先のようです。 だから荒削りなところがあるのでしょうか、でもそういったところまで込みで好きな作品です。この小説を記憶に残し、特徴づける何か独特の雰囲気があります。 登場人物に数学者がいて、それがいい雰囲気だしています。 本作の途中で、数学の問題が出てきます。殺人の方と違って難しいです。とっかかりはつかめたのですが、最後までたどり着く前に力尽きました・・・ 殺人のトリックの方は単純で簡単で、困ったことに殺人が起こる前にトリックに気付いてしまいました・・・・ そのこと自体は、本作の価値を下げる気がしませんが。 本作は、最後まで明かされない一つの重大な謎が残ってしまいます。 それは読んでのお楽しみ・・・ |
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全滅領域、監視機構、に続くシリーズ第3段です。
全滅領域の雰囲気を受け継いで、A、B、Cと登場人物、時刻の異なる3つの視点を、ロンド形式のようにぐるぐる回ります。 一つのシーンで、パズルのピースが一つ示され、他の異なるシーンのパズルピースと意外なところでつながっていく、そういったスリルがあります。 ばらばらに見えたそれぞれの話には、それぞれ隠された背景があり、背景同士がまたつながっていきます。 読み進めていくとだんだんパズルが完成していくのですが、完成した絵がまた難解という・・・ 300+500+500ページの大作なのに、なぜエリアXが出来たのかという説明は1ページあまり。 得体のしれないもの、の話に見えて、得体のしれないものに振り回されていた人間たちの話だったのですが。 謎が解けてすっきりという感覚を味わうのならあまりお勧めではありませんが、謎が謎のままであり続ける雰囲気が好きな人なら、損の無い大作です。 島、灯台、穴、葦原、など、数えるほどしか舞台がでてこないのに、これだけ読ませてしまうという技量は。 現れる動物たち植物たちのしぐさまで見えるかのように活写されています。表現能力の低い作家だったらとうに力尽きて倒れていたでしょう。 でも、全体的にちょっと難解ですね。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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全滅領域の続編です。
前作で実体が分からなかった監視機構と呼ばれる団体を内部から描写します。(題名通り) 新しい登場人物<コントロール>が話を引っ張りはじめます。そよ風の吹く何気ない風景がこんなにも恐ろしいのか、こういう視点のホラーもありなのかと勉強させられました。 登場人物は、ちょっと謎を抱えすぎ。 次作でどこまで謎を解き明かしてくれるんでしょう? この作者のスタイルだと、結局最後まで謎を明かす気はないのじゃないかな。 パズルの断片の用に、短いシーンを張り合わせて途中まで見せかけた絵と異なる絵を完成させていく、そんな感じです。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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私的には好きでたまらない設定なのですが、この作品、好き嫌いは二分しそうです。
最後まで、ほとんど何も解明されないからです。 どうやら3部作の第一部だったらしい。本当の評価が与えられるのは、3部を全部通してからでしょうね。 ラブクラフトの小説で、「宇宙からの色」とか「異次元の色彩」と呼ばれている作品があって、大好きなのですが、それを彷彿とさせる作品です。 排気ガスや工場廃棄物に汚染された我々の世界のほうが身近に見え、健康的で無害にしか見えない大自然のほうが底なしの恐怖の対象として書かれている設定がおもしろいです。(読んでいてナウシカの世界を思い出しました。) |
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インディ―ジョーンズの現代版
歴史事実や科学知識のうんちくも盛りだくさんですが、それよりもアクションにかなり比重が置かれています。 意外な事実、謎とき、裏切りもてんこ盛り。 そういうのが好きな人には堪らないと思います。 人気があるそうですが、よく解る気がします。 シグマフォースシリーズとして、この後同じ主人公で延々と続きますが、これとユダの覚醒が一番面白かったです。 その後は、回を追うごとにテンションがさがっていってしまいますので、これは必読です。 ---- シグマフォースシリーズについて シグマフォースというのは、実在組織(DARPA)の架空の下部組織シグマの特殊工作員たちのことです。 アメリカ合衆国の脅威にあたる危険な物質、装置、その他もろもろを収奪または破壊して国家を危険から守ることを任務にしています。デルタフォースは有名な対テロ専門の組織ですが、シグマフォースは戦闘力の他に科学力も必要とされ、数学で総和を意味するシグマにちなんで名づけられています。隊長のグレイソンピアースをはじめ、すべての隊員は専門の科学知識を持ちかつ戦闘のプロフェッショナルとして訓練されています。そういった隊員が、歴史に埋もれた危険な物質、装置を探しつつ敵を倒していきます。歴史冒険トレジャーハンターの要素とスパイアクションをミックスさせた、大胆で大味で迫力満点の冒険ストーリーです。 シリーズのどの物語も歴史上の謎と関連しています。謎の中から危険な物質・装置が発見されていく様はインディジョーンズの様でもあり、陰謀組織との奪い合いの様子はジェームスボンドの様でもあります。 シリーズを通して、危険な陰謀組織ギルドが影をちらつかせます。(常にギルドが敵というわけではなく、正面の敵とギルドが交互に現れる感じです。) ▼以下、ネタバレ感想 |
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一般に評価の堅い作品で、評論家までが絶賛しているようです。
でも、粗ばかりが目立ちます。私の理解力が低すぎるのでしょうか? 同じ出来事が、第一章、第二章、第三章でまったく異なる見え方をします。そういう視点もありなのかと、勉強させられもするし、面白い見どころはたくさんあります。 続きが速く読みたい、という読ませ方や退屈させない語り口はそれなりに秀逸だったと思います。 でも、ミステリでは登場人物間の嘘は宿命としても、共感させたいと思ったら、心理描写で読者には嘘をついてはいけないと思うのです。 ここまで重要な事実を、作品の終了間際まで隠していたら、嘘ついたのと同じでしょう。アレックスは主人公と並ぶ重要な登場人物ですから、心理描写にここまでの嘘があったら何を読めばいいのでしょう? 作家はそれまでの定石を壊して新しい定石を世に問うのが仕事ですから、定石破りを非難するのはもちろん筋違いですが、本作ではそれが裏目に出て人物への共感を損なわせた気がしてなりません。 一度そう思ってしまうと、臓腑をえぐるような悲しい過去もグロテスクな情景も空回りに見えてしまうのですよ。残念。 情景はグロテスクで、良くも悪くもしばらく忘れられない作品です。強く記憶に残る作品としては、上位でしょうね。 でも、筆力はある様に思います。同じ作家の他の作品は読んでみたいと思います。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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面白かったです。
実は、犯人とトリックは、なぜか私の脳みそでも解ってしまったのですが、それはこの作品の価値を下げることにはなりませんでした。 同じネタをどこかの漫画がパクッたそうですが、それも解る気がします。 複雑な伏線が、最後にピタッとはまる快感を、これほど味わわせてくれる作品は少ないです。 ネタバレは書かないことにします。 |
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文句なく、シグマフォースシリーズで一番面白いです。このシリーズの愛読者なことも手伝って、激甘の評価点となってしまいました。
未知の病原体、喰人族、マルコポーロ、人質、反撃、アクションもこれでもか、これでもかとてんこ盛り そこへもってきて科学知識のうんちくもたっぷり。こういうのが好きな人には堪らない逸品でしょう。 作者は惜しみなく新しいアイデアを盛り込んで、緊張感いっぱいの冒頭部分から物語の終わりまで、読者を飽きさせません。 この巻がおもしろすぎるのがいけないのか、作者が本作でネタを使いきってしまったからか、シリーズの面白さはこの巻の後は下降線をたどっていきます。 以下2巻がシリーズ最高峰で双璧でしょうね。 ユダの覚醒(シリーズ3) マギの聖骨(シリーズ1) ▼以下、ネタバレ感想 |
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科学×ミステリ―×パニック
という組み合わせに目がないので、本の帯だけみて衝動買いしました。 マイケルクライトンやクランシー、はたまたシグマフォースシリーズの愛読者であるから、こういうのが出たら見過ごすことは絶対にできないのです。 シグマフォースシリーズで鍛えられているから、荒唐無稽も結構オッケイ こんな私にはたまらなく面白いはずですが・・・・ もちろん、面白いところ、見どころはそれなりにありました。 知りたい秘密の目前で、うまく焦らされる焦燥感の味あわせ方、引き込ませ方はそれなりに面白いです。 でも、後半のダレ具合とラストのちゃぶ台返しの脱力といったら・・・ そういう意外性ってあり? ▼以下、ネタバレ感想 |
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