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absinthe さんのレビュー一覧

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レビュー数5

全5件 1~5 1/1ページ

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No.5:
(2pt)

キリストのクローン/覚醒の感想

本書は、「新生 上下巻」、「真実」「覚醒 上下巻」の5冊からなる超長編の最後の2冊です。どう書いても前作までのネタバレになるので、解説は書かないことにします。
結末は前作「真実」を読んだときにうすうす気付いたのですが、ひと捻りして外してくれるかな?という期待は見事に裏切られました。
科学に反しそうな内容で、登場する科学者が何とか現象を説明しようと奮闘する姿を描写することで、説得力を失わせないようにしていた前作までの丁寧な努力すら微塵も無くなって、そういう意味でもトホホのレベルです。


▼以下、ネタバレ感想
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キリストのクローン/覚醒 上 (創元推理文庫)
No.4:
(2pt)

妻の女友達の感想

つまらなかったです。
本書は「女は怖い」をテーマにした短編集です。
外見が可愛らしい純真そうな女性が実は腹黒いというのは、それほど意外なネタなのでしょうか。
トリックもなんだかチャチですぐ解ってしまうし、人物も何か良く書けているという気もしません。
賞も取ったみたいなのに、どうしてなんだろうと思ってしまいました。absintheが男性だからですかね?
うーん・・・・女性が読んだら違う感想を持つとも、思えないんですけどね。


妻の女友達 (集英社文庫)
小池真理子妻の女友達 についてのレビュー
No.3:
(2pt)

神の起源の感想

歴史×冒険×ミステリーときたら、残念ながら避けることはできません。
手に取った時は、どうしてハヤカワや扶桑社が訳さなかったのかなぁと思ったのですが、やっぱりわけがあったのですね。

出だしからしてちょっと虚脱・・・
ダンブラウンやジェームズロリンズやに勝てとは言いませんが、主人公もヒロインも目新しくないし、危機に陥り方もワンパターンだし、歴史蘊蓄もネットでチョロ見すれば解るような浅さだし。残念。

著者が軍隊経験者ということもあってか、アクションだけなら面白いところもあります。でもわざわざこの本で読まなくても・・と思います。

知識はずいぶんと粗が目立ちます。たとえば年代測定ですが、ナイロンのように石油から作ったものではできないですね。石油は1億年くらい昔から地中に埋まっていたのだから、数万年前と判断されても不思議はありません。
まぁ、肝心のストーリーもキャラクターもアレですから、個別の知識をそれぞれ反証してもしょうがないですが。

神の起源(上) (ソフトバンク文庫)
J・T・ブラナン神の起源 についてのレビュー
No.2:
(2pt)

パインズ -美しい地獄-の感想

読み終わって、なんじゃぁこりゃ と放り投げてしまいました。
なんで評判がいいんだろう。トホホ

要約すると
薄っぺらな人物がやいのやいのあらわれてマチェーテを振り回して切り刻み合ってるところへ、変なモンスターも現れて異種格闘技戦・・・というような話です。
どうも、作者は理不尽な理由で殺されると怖いと頑なに信じているようですが、そうでしょうか・・・

あまりにも理不尽なところからは怖さは生まれないと思うのです。
デスノートが怖いのは、ノートに名前を書くだけで死ぬという設定が怖いのではなくて、だれが死ぬか選ぶ過程だと思うのです。
主人公に選べる範囲と世界設定のスケールが違いすぎて、仕掛けの全てが空回りしてしまった感じです。


▼以下、ネタバレ感想
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パインズ -美しい地獄- (ハヤカワ文庫NV)
No.1: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(2pt)

らせんの感想

リング、らせん、ループをまとめて衝動買いしました。評判につられたのですが、後悔しました。

自分には合わなかったです。
リングにはあった、時間に追われるプレッシャーも本書からは感じられず。
買ってしまった以上はループも読むかもしれませんが・・・読まないかも。
たんたんと話が進んでしまい、明らかにされた新しいネタがまた怖くない。

評判になったのは、映像の方なのですかね?
映像は観てないので何とも言えないのですが。

らせん (角川ホラー文庫)
鈴木光司らせん についてのレビュー