■スポンサードリンク


absinthe さんのレビュー一覧

absintheさんのページへ

レビュー数2

全2件 1~2 1/1ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
 閲覧する時は、『このレビューを表示する場合はここをクリック』を押してください。
No.2:
(5pt)

闇に囁くもの

ラブクラフトの面白さは、恐怖の存在をしっかり描写せず、恐怖の本体をほとんど全部壁の向こうに隠れたままにしておいて、その声とか気配とかそういったもので創造させるところにあります。でも、本作品は割とはっきり相手を見せてしまいます。

書かれた時代の分を差し引いて評価しないと高評価はしにくいですよね。


▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
ラヴクラフト全集 (1) (創元推理文庫 (523‐1))
No.1:
(5pt)

イエスの古文書の感想

イエスの兄弟が書いたと思われる古文書が見つかります。
新たな福音書として正式に聖書に追記されることになって教会の認定も受けましたが、しかし福音書の真贋は?
というお話です。

ハラハラドキドキの歴史冒険ものトレジャーハンターを期待していたのですが、そうではありませんでした。
聖書に深い興味があったら面白いのかもしれませんが、私には少し地味すぎる小説でした。派手さも無くスケール感に乏しいこじんまりとした作品でした。
でも、聖書に関する蘊蓄は(私には本当かどうか判断できないですが)面白かったです。


▼以下、ネタバレ感想
※ネタバレの感想はログイン後閲覧できます。[] ログインはこちら
イエスの古文書〈下〉 (扶桑社ミステリー)