イエスの古文書
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イエスの古文書の総合評価:
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全1件 1~1 1/1ページ
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イエスの兄弟が書いたと思われる古文書が見つかります。 | ||||
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「たかが聖書、本じゃないか」宗教やキリストに関係を持っていない人からすると、首をかしげたくなるでしょう。 彼らは聖書に書かれてある文字に悩み、考え、答えようとしていました。 本文でも書かれてある通り、イエスは存在していたのかわかりません。 殺されたのか、その後も詳しくはわからないのです。 映画「最後の誘惑」もそうです。 十字架にかけられた後、悪魔の誘惑に惑わされ、普通の人間として生活していくという夢を見る作品です。 聖書とはなにか。 というよりも、イエスは誰なのか、本当に存在したのか。 考えさせられる作品です。 | ||||
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原書フェチとしては今時I.Wallaceかよ、なのだが何せ新本入手不可、止む無く翻訳本へ。訳文はなんだか行儀良すぎなのは時代のせいでしょうか。「ズボンはプレスの必要があった」は今なら「ズボンよれよれ」。 内容は着想が素晴らしい。Q資料発見!それも弟ヤコブの記録!アラム語なんかの解説も詳しいし、アトス山などの細部も正確でよく調べてあります。ローマから出てゆこうとするパウロがイエスと会うついつまが合わせてあるところなどキリスト教オタク、いや信者の方々にはしみじみ味わえる!つくづくこんなQ資料発見されて欲しい!!世界は待っている!! それはともかく、終わり方は70~80年代の通俗作品ぽい。しかし、偽書(勿論)ながら大きな感動を与える件は何やら複雑でした。ここを文学的に深めてほしかった。 | ||||
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イエスが十字架にかけられた後本当に復活し、その後布教活動を行っていたというイエスの実弟ヤコブの福音書が見つかっ たという事件から本小説は展開されていく。その福音書を新しい聖書として刊行しようというグループとそれを邪魔 しようとする別のグループ。同じキリスト教とは言え、凄まじいまでの権力争い。それに巻き込まれる米国人。実はこの 福音書はキリスト教にうらみを持つ天才偽作者による偽者という事実がわかり、物語は急激な展開を見せる。そういう 意味でのミステリーとしての価値も充分あるが、やはり、「ダヴィンチコード」で惹起された幾千、幾万ものキリスト教にまつわる ミステリーがこの作品の大きなバックボーンになっている。最近ドキュメンタリー番組で見た、ダヴィンチの絵画に秘められたキリスト教の秘密。 ダヴィンチはイエスという人間を忌み嫌い、その分、預言者ヨハネへの崇拝、さらにはマグハラのマリアへの尊敬、それらが当時の キリスト教権力者への反抗の形で「最後の晩餐」や他の著名な絵画にコードとして残されているというヒント。キリスト教信者で なくとも大いなる興味をそそられるissueである。 | ||||
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学生時代に「新聖書発行作戦」という題名だったものを読んだことがあります。 そのころの私はちょうど聖書をそのまま信じることができずにキリスト教徒をやめようかどうしようか、悩んでいた時期でした。 前半が退屈、とする方が多いですが私はむしろ聖書学の薀蓄やキリスト教徒の悩みが述べられる前半が大好きです。 「偽り」が時に人を救い、人をつまずかせる、という宗教の本質にも迫った良書だと思います。 | ||||
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聖書をモチーフにしたミステリーとしては、面白いと思います。 訳文や時代設定が古いのは(緊急を要するプロジェクトのために、アメリカからヨーロッパに船で移動するのは、現代ではちょっと考えられません)、慣れで克服できますが、一番引っかかったのは、やはりラストの展開。 「巨悪に対し、ひるまず立ち向かうアメリカ人(の良心)」をアピールするための物語だったのかよ、と思うと少しガッカリ。 『フランチェスコの暗号』もそうでしたが、アメリカ人によるアメリカ人のためのお話になってしまうと、エンターテイメントとしての面白さは半減してしまいます。 長年忘れられていたのは、それが理由だったのかなあ・・・? | ||||
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