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イエスの古文書
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イエスの古文書の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.83pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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「たかが聖書、本じゃないか」宗教やキリストに関係を持っていない人からすると、首をかしげたくなるでしょう。 彼らは聖書に書かれてある文字に悩み、考え、答えようとしていました。 本文でも書かれてある通り、イエスは存在していたのかわかりません。 殺されたのか、その後も詳しくはわからないのです。 映画「最後の誘惑」もそうです。 十字架にかけられた後、悪魔の誘惑に惑わされ、普通の人間として生活していくという夢を見る作品です。 聖書とはなにか。 というよりも、イエスは誰なのか、本当に存在したのか。 考えさせられる作品です。 | ||||
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原書フェチとしては今時I.Wallaceかよ、なのだが何せ新本入手不可、止む無く翻訳本へ。訳文はなんだか行儀良すぎなのは時代のせいでしょうか。「ズボンはプレスの必要があった」は今なら「ズボンよれよれ」。 内容は着想が素晴らしい。Q資料発見!それも弟ヤコブの記録!アラム語なんかの解説も詳しいし、アトス山などの細部も正確でよく調べてあります。ローマから出てゆこうとするパウロがイエスと会うついつまが合わせてあるところなどキリスト教オタク、いや信者の方々にはしみじみ味わえる!つくづくこんなQ資料発見されて欲しい!!世界は待っている!! それはともかく、終わり方は70~80年代の通俗作品ぽい。しかし、偽書(勿論)ながら大きな感動を与える件は何やら複雑でした。ここを文学的に深めてほしかった。 | ||||
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イエスが十字架にかけられた後本当に復活し、その後布教活動を行っていたというイエスの実弟ヤコブの福音書が見つかっ たという事件から本小説は展開されていく。その福音書を新しい聖書として刊行しようというグループとそれを邪魔 しようとする別のグループ。同じキリスト教とは言え、凄まじいまでの権力争い。それに巻き込まれる米国人。実はこの 福音書はキリスト教にうらみを持つ天才偽作者による偽者という事実がわかり、物語は急激な展開を見せる。そういう 意味でのミステリーとしての価値も充分あるが、やはり、「ダヴィンチコード」で惹起された幾千、幾万ものキリスト教にまつわる ミステリーがこの作品の大きなバックボーンになっている。最近ドキュメンタリー番組で見た、ダヴィンチの絵画に秘められたキリスト教の秘密。 ダヴィンチはイエスという人間を忌み嫌い、その分、預言者ヨハネへの崇拝、さらにはマグハラのマリアへの尊敬、それらが当時の キリスト教権力者への反抗の形で「最後の晩餐」や他の著名な絵画にコードとして残されているというヒント。キリスト教信者で なくとも大いなる興味をそそられるissueである。 | ||||
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学生時代に「新聖書発行作戦」という題名だったものを読んだことがあります。 そのころの私はちょうど聖書をそのまま信じることができずにキリスト教徒をやめようかどうしようか、悩んでいた時期でした。 前半が退屈、とする方が多いですが私はむしろ聖書学の薀蓄やキリスト教徒の悩みが述べられる前半が大好きです。 「偽り」が時に人を救い、人をつまずかせる、という宗教の本質にも迫った良書だと思います。 | ||||
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聖書をモチーフにしたミステリーとしては、面白いと思います。 訳文や時代設定が古いのは(緊急を要するプロジェクトのために、アメリカからヨーロッパに船で移動するのは、現代ではちょっと考えられません)、慣れで克服できますが、一番引っかかったのは、やはりラストの展開。 「巨悪に対し、ひるまず立ち向かうアメリカ人(の良心)」をアピールするための物語だったのかよ、と思うと少しガッカリ。 『フランチェスコの暗号』もそうでしたが、アメリカ人によるアメリカ人のためのお話になってしまうと、エンターテイメントとしての面白さは半減してしまいます。 長年忘れられていたのは、それが理由だったのかなあ・・・? | ||||
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「ダ・ヴィンチ・コード」に影響を受け、同じ歴史ミステリーということで、興味を持ち、この本を手に取りました。 上巻の半分以上は、キリスト教関連の話が多く、ストーリーが進まないので、忍耐が必要です。 上巻の終わりの方から、ストーリーがどんどん進み始め、ワクワクして非常に楽しめます。 ただ、オチについては、非常に疑問です。 問題がまったく解決されてません。 また、この本は、1972年に販売された本のリニューアルとのことで、内容には手が加えられていないため、時代遅れの感じ(諜報活動とかがない)がします。 | ||||
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上下併せてのレビューです。 とにかく一気に読み通せる作品です。 ただ、聖書学に関心のない方には、新発見の「古文書」に対する登場人物たちの興奮がピンと来ないかもしれません。 逆にいうと、多少なりとも関心のある人にはその設定だけでも面白く読めます。 難をいえば…主人公のスティーヴン・ランダンは、もてすぎです。 | ||||
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訳文がわかりにくい。「体躯」という表現が鼻に付く。からだを「躯」と書いている所も嫌らしい。また明らかに誤訳と思われる場所にも出会った。例えば、sinceの訳し方で「~ので」とすべきところを「~してから」と訳しているのではと思われる箇所があった。またオーベール教授が聖書の非科学性を揶揄するためにヨハネ黙示録を挙げている部分(P316L7~)は明らかにおかしい。天国の広さを黙示録が1500マイル四方だと記述していることに対して「これをアメリカ式で言えば千フィートの六乗の五百倍平方となる。人間一人が立つには十立方フィート必要。だから今まで死んだ人全員を天国は収容できない」と皮肉っている。これは科学者らしからぬ、まったく意味不明の言説。「千フィートの六乗の五百倍平方」なる面積表示は奇怪至極。また人間が立つ面積を体積で表している。十立方フィートとは約0.27立方メートル即ち一辺約65センチの立方体の体積。この中に大人の人間が入るのはちょっと無理(笑)。炭素14の半減期の箇所もちょっとオーバー気味。理系なら高校生でも知っている話。読んでいて赤面してしまう。読者が全て数学嫌いの科学音痴だとは限らない。原著がおかしいのか訳文がおかしいのかわかりませんが気になったので投稿させていただきました。 | ||||
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これ、昔の本の改題・再出版だと知らずに買ったんです。 読んでいて、文体が余りに古臭いんで呆れて、アチコチみたら翻訳者が1909生れ!明治生まれですよ。 ちょっと、読み進めるうえで抵抗感が強いですねぇ。 スイスイ読めない。 | ||||
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前半はとても遅読になります、聖書学への知識不足のせいか、何かどういうふうに他の古文書に比べて大発見なの?ってついていけなかったりしますが、後半は聖書学の知識レベルとは関係なく疑惑の追求だし、しかも物語のスピード感も早くなるので読めます。 結末の落ちどころに不満有り。 | ||||
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後半はイエスの物語らしく、裏切りと疑惑の錯綜する中で物語が進みます。 信仰心が薄い日本人にとっては、聖書の持つ意味合いはこれほど深くはなりません。 般若心経を巡って陰謀が繰り広げられたら、それこそ国民の笑いものになりますね。 でも、ヨーロッパは違うんです。 | ||||
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世間を騒がせている「ダヴィンチ・コード」を30年近くさかのぼる作品。 PC等もなく、アナログな魅力です。 携帯電話があったら機動性は全然違うだろうなあと実感。 面白さでは此方の方が上かもしれません。 映画化は難しそうですが・・・・・・ | ||||
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