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ベルガード館の殺人



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【この小説が収録されている参考書籍】
ベルガード館の殺人 (講談社文庫)

ベルガード館の殺人の評価: 4.33/5点 レビュー 6件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.33pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

軽いが話はしっかりできている

探偵役を含めて登場人物は類型的で全く魅力に欠けるが、話そのものは大変良くできており、複線の張り方もああそうなんだと感心させられた。
探偵役が偶然や立ち聞きからヒントを得て推理していく過程はちよっとどうかなと思うが、少なくとも最終章の前に読者が合理的に犯人を指摘できるという点では本格物であると思う。
歴史物ではあるが軽快にトントンと話が展開していくところも読みやすくて良い。

☆3つは探偵役が個人的に好きになれないこと。
キザを絵に描いたようだけど、内面は実はナイーブで賢く洞察が鋭いという人物像がベタ過ぎて全く浮世離れしており、自分には共感できるものがなかった。
女性へのお世辞の言い方も、当時はそうだったのかも知れないが、うさんくさくてただアホくさい感じがした。
女性読者はともかく、男性読者にはこの探偵役の人物像はちよっときつい感じがする。
話が良くできているだけに勿体ない。

ベルガード館の殺人 (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:ベルガード館の殺人 (講談社文庫)より
4062634147

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