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空の境界
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空の境界の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全314件 161~180 9/16ページ
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挿入絵が入り、持ち運びもしやすくなり書き下ろしの表示。まさに完璧。本文にも修正を加えたとあとがきに書いてありました。まあオリジナルを読んでないので自分は分からなかったのですが(笑) ま…完全版と言ってもいいでしょうね。劇場化され注目作品、話題沸騰です。文庫化にあたり絶対に売れます。是非買ってみては? | ||||
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ストーリーや感想に関してはノベルスで相当書き込まれてますので割愛。 値段が文庫版という事で今までの奈須作品に比べて手頃なので未だに奈須作品知らないが、ちょっと読んでみるか的な人にはちょうど良い品。 表紙は当然武内氏の書き下ろしとなり、彩色にMORIYA氏が起用されています。原画はノベルスの上巻がポーズ、背景共にとても素晴らしいと思いますが、 これはこれで式が格好良い。それに僕はTYPE−MOONスタッフのグラフィッカーの中ではMORIYA氏の彩色が一番好みなので嬉しい限りですが。 そして今回文庫化にあたっての一番の見どころは何と言っても綾辻行人先生の解説でしょう。 奈須きのこ先生が綾辻先生に影響を受けたのは何かしらの関連雑誌などで知られてますが、その綾辻先生の奈須きのこ作品に対する解説、 これだけで買う価値ありです。しかも綾辻先生の解説はとにかく面白い。 まあこれは僕が綾辻先生の作品がとても面白いと思っているからかもしれませんが、ノベルスでの笠井潔先生の解説に比べて分かり易かったのは確かです。 笠井先生の解説は正直難しくて最後まで読めなかったです。 ノベルス持ってる人も気にいるかと思うのでこの解説は是非読んでみると良いでしょう。 しかしながら残りの(中)、(下)の解説には菊池先生、笠井先生と続くので、笠井先生の解説が文庫版ではどのようになるになるのか、出来ればノベルスの時より難しくない内容だと良いなと思います。 あとはノベルスには付属されていた栞が有ったら嬉しかったですね。 初めて読む人にはこの時間系列のややこしさは酷なので。 | ||||
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分かりにくいだの遠回しだのと言っている方も多いが日頃から推理小説や漫画を読んでいる人であればそこまで読みにくくはないと思う。複雑な語彙が多く、多少難解な部分はあるものの、奈須氏のそんな文体に惚れこんでしまっている私にはむしろそれが心地よかった。 これから読む人は式の持つ「直死の魔眼」や殺人衝動の裏に隠された意図を自分なりの解釈で読みとることができれば読み終わったときに涙が溢れそうになると思うし、2回目、3回目の人もそうだと思う。何回読んでも泣けそうにない人は月姫やFateの世界を知った後に読めば、式と幹也の何気ない会話にすら感動することだろう。この「空の境界」はここまで褒め称えても誇張ではないといいきれるほど完成度の高い作品だ。 この本に出合えてよかったと思えるほど感動する作品に出会えていない方は「空の境界」を手にとってもらいたい。なぜなら、私が知り得る本の中でこの作品だけが唯一私に涙を流させたからだ。 | ||||
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この方のノベライズはこの作品が初めてです。 Fate本編も月姫も読んでおりませんが(ホロウアタラクシアは読みましたが) これらの作品にも通じているという「世界観」は 予備知識がなくとも十分よめると思います。 純粋に「この人の作品を読んでみたい」と思って 購入してみたのですが 文体そのものに特に癖がある方だとは感じませんでした。 むしろ・・・世界観とそれに伴う説明文や講釈が「文学」というよりも 「物理」的なものを多く含んでいるので、此方の方になじめない癖を感じました。 この独特の世界観を全て解釈しようとするのは困難でしたので 頭で理解しようとはせず、素直に「こういう世界なんだな」と 感じる事にしました。 短編が何本か入っていて、その時系列がばらばらですが これは本の栞に時系列がきちんと示してありますので 特に問題はないと思います。 話の内容としては、この方の作風なのかどうしても 目を背けたくなるような展開が多く、苦手な方も多いでしょうが それでも、その世界に、自分の置かれた立場に しっかりと足をつけて立ち、したいことを素直に行って生きている そんな登場人物達には好感が持てます。 式と幹也 おそらくは、性格的に対極に位置するだろうこの2人の行く末がどうなるのか 下巻が楽しみです。 | ||||
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読み終えて「月姫」を知らない人にはかなり判り辛いのでは? と感じました。主観と客観の違いを用いた精神医学のような解説面は 興味深かったのですが、直視の魔眼や殺人に駆られる部分の説明が なんというか・・・精神論的意味合いのような強引さで煙に巻かれた印象です。 奈須氏独特の難解で、見た目至上主義の文体は好みですが、 遠回りな文章故に何が言いたいのか判り辛い印象が強かったです。 あと、現実世界が舞台のためか、衝動殺人を肯定するような幹也の 意固地さに苛立ちを覚えたのも相乗効果になっていたかもしれません。 しかし、普通/異常の危うい境界や魔術要素を捉えたほの暗く怪しい雰囲気はいいですね。 蒼崎橙子やアーネンエルベの登場などTYPE-MOONファンをニヤリとさせる 作品相互リンク要素を初期の段階で加味させているのも巧妙。 あと章ごとの展開が時間軸に沿っていないため、年表が記載された付属の栞には助けられました。 下巻に向けての展開より、ツンケンした式と天然な明るさと意地の塊・幹也の 恋愛劇の行方の方が気になってしまうのは自分だけでしょうか? ちなみに「空(から)の境界」と読みます。 劇場版公開も近いのでお間違えのないように・・・。 | ||||
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奈須さんの作品を読むのは初めてだったのでまず構成の複雑さ、具体的に言うと時間軸がバラバラであることと誰の視点で話をしているのかはっきりしないことに戸惑い、最初は何度も読み返したりして話の展開を把握するので精一杯だったのですが、後になってくるとパズルのピースがはまっていって節と節とが繋がっていく感じを覚えてとても面白く思いました。 文章全体としてかなり衒学的な部類に入ることは否めないと思いますが、悪い方向の衒学性は感じられず、むしろ衒学性が読者を高いところから作品世界に引き込むような効果を感じました。小説の文章は可能な限り簡略にすべし、第三者の視点で話を進めるべし、というどこかで習った理念が頭にあった私はやはり最初の頃は拒絶反応を起こしたのですが、まぁせっかく友達に借りたんだから、と思って読み進めるうちに慣れて、むしろその文体の長所が浮かび上がってくるようになった次第です。 結局のところ、確かに読みにくいとは思うのですが、こういう小説もアリなのかな、という感はあります。文体の新鮮さもそうですが、話の内容も結構深く、夜通し読みました。会話文中、同音異義語を敢えて繋げて使っているなど、文章の美しさを優先させるあまり、これは文字で読ませるためだけの物語なんだ、といったような違和感、気になる点は多少ありましたが、それでも夢中にしてくれたことは事実ですし、既存の理念にあまりこだわらなければ楽しめるでしょう。そういう意味で私はこの作品は最高位評価に値すると思います。 | ||||
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事前に奈須きのこ氏の代表作「fate」「月姫」を読んでいたので違和感無く、そして世界観に浸透しながら読み進めることができました。 感想はまあ、らしいなといったところです。まさに初期の初期、氏の基本骨子を感じました。であるからしてまさに「fate」「月姫」を知っている方向けです。氏の原点でありながら入り口には不適格と言うのはおかしいことですが、知らずに読むとこの小説は難解に思ってしまいます。 内容に関しては所々で登場人物に陰惨な過去や出来事があったり、またそれらへの救済がちょっと納得し難かったりで(あくまでも個人的にですが)鬱展開が嫌な方には向いていないでしょう。(それこそ氏の真骨頂だと仰る方もいますが) でも何故私がこの作品に☆5つを与えたかというと、タイトル通り、感覚的に読み進めていく内に惹きこまれ、寝食忘れるほどに集中して氏の世界観に浸っていったからです。 感覚やその時どきのインスピレーションを大事にする方にはおすすめです | ||||
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とある魔術の禁書目録等のライトノベル程度と思った人、ただ単にFateをやって作者&表紙絵を見て買おうと思ってる方、読めない可能性があるのでやめたほうがいいです。 まず「文章レベルがライトノベル程度では無い」為、30ページ付近で頭から煙が出ます。 ごく稀にライトノベル以外も読んでる自分ですら、少しクラっときました。すぐに慣れましたけど。 どうしても読みたい方はそれ相応の覚悟か、まず推理小説なりを図書館などで借り、慣れてから読んだ方がいいです。 多分、これが批評の大半の原因(ライトノベル=小説は慣れてる=これは読めない)だと思われます。 | ||||
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久しぶりにレビューを書く気になった作品ですが... 理由はFateから入り込んだから、というのもそうですが。 文体についての批評が多いようだが、個人的に、その点については、さほど問題を感じていない(もっと酷い作品はいくらでもある)。文章の難解さ、内容の稚拙さと感じるものは、混沌とした設定ゆえだと思う。万人受けはしないというレビューも多いが、そもそも万人受けする小説など存在しない。その上で、万人受けしないという批評が多いのは、当然のごとく存在する超常現象の設定のためだ。 読み始めて、最初に引っかかったのが、読み手を置き去りにする設定だった。私はライトノベルをよく読む。Fateにも手を出した。Fateをすんなり受け入れることができたのは、それがゲーム媒体だったからだ。最初から超常現象の礎があれば迷うことはない。それは、「そういうモノ」として処理される。まあ、Fateには違う魅力があるので、本作品とは違う受け入れ方をした。 本作品を読み進めた際、最初は一気に進んだが、途中で最初まで戻った。内容が理解できなかったからではない。途中で、唐突に、舞台・世界設定に拒絶反応が出たせいだ。物凄く安普請に感じたのだ。著者の世界観を、ただ彼が理解するままに描くため、他人が理解できるわけがない。著者の世界の深さは、文面に起こしただけでは、読み手に酷く浅く感じさせてしまうこともある。裏設定が山盛りであるがゆえだ。 最後まで読めばわかる、ということもある。しかし、様々な超常現象を調理した結果、地に足が着いていない作品になった。多様な素材を混ぜれば、著者の博識ぶりが伝わり、天才的にも思えなくはないが、素材を混ぜれば混ぜるほど味は変化しなくなる。この世の中自体がごった煮だが、小説でごった煮は困る。超常現象だって、歴史的背景から考えれば同時に成立しない、もしくは同義ではないものも存在する。著者が作家として表舞台に出てきて長くはないため、一時の勢いに世の中は評価をするだろう。しかし共通項の多い作品ばかりを輩出すると、味に変化がなくなるので著者の行く末が気になるところ... この作品のみを、本当に面白く読むためには、読み手に準備が必要になる。勢いに任せて素晴らしい作品と思い込ませる力があるので、この作品の本当の面白さを理解せぬまま面白いと言っている人もいるかもしれない、と危惧する。一般小説から入り込むのは厳しい。それほど深い作品なのだと言える反面、そうまでしないと楽しみづらいという間口の狭さが特徴的だ。 逆を言えば、非常にシンプルな素材を使い、予備知識や心の準備なしで、楽しませてくれる作品はいくらでもある。 この作品は確かに良作に入る。しかし不要な部分が多く絞り込めておらず、説明下手で独りよがりなところが。表現は悪いが、高級レストランで一日くらい放置された幾つかの料理を混ぜて出されたかのような感じ。素材や調理法の個々は良いのに、アウトプットとして失敗がある。 | ||||
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作中の一文である。が、わかってるじゃんと言いたくなった。というよりわかっててなぜここまでくどくするのか、と詰りたくなる。全部くどい。最後には無意味な解説。あれだけの分量を読んだのに、あとに何も残らない。時間の浪費だった。熱狂的なファンはいるのかもしれないが、人を選びすぎる。万人向けにしろというわけではない。簡潔にしてくれというだけだ(実際、本書も内容的には上下巻にするほどのものでもないように思われる)。 | ||||
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非常に良かったです これをきっかけに月姫やFateもやってみようと思います しかし個人的に残念なのは 最後の都合の良いハッピーエンド あそこは正直無い方が良かったかなと思いました | ||||
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これについては散々酷評があるようですが…。まずこれを何の目的で買ったか。恐らく帯の言葉に釣られて読んだ方々は単純に自分の持っている先入観や価値観が那須きのこの書く文章表現を受け付けなかったかもしくはついてこられなかったか。一方で同人誌時代から、あるいはTYPE MOON作品に触れてから買って読んだ方々は余裕で読み進められるはず。単純に那須きのこ作品は予備知識がないと理解しがたい点が多いので読みたいなら予めそこを考慮すべき。さもなくば内容が理解できずに作品の良さが伝わらないはず。作品は読み手次第で秀作にも駄作にもなる。 | ||||
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こちらを先に読むべきでした。 癖の強い文章という意味ではさほど変わりありませんが、やはり文章力が違いますね。 全体を通して内容を理解し辛く、読むのに結構な時間を要しました。 癖が強いという点では好感を持てるのですが、日本語として成り立って無い部分や、 妙な矛盾点が結構目に付きました。あと常用外漢字の多用も読み辛くさせる要素ですね。 五章の"矛盾螺旋"なんかは中々頭でイメージ出来ず、何度も読み返しました。 何故書き直さないんでしょうか? せめて挿絵を入れて欲しかったですね。 映像化はある意味読者の答え合わせでもあるかと思います。 内容は賛否両論の様ですが私は楽しめました。 DDDと設定が似ている部分が多少見られますが、読んで良かったなと。 作者の個性的な世界観が面白いと思えるか否かで評価が別れているのでは無いでしょうか。 私自身は楽しめましたが、知り合い等に薦めるべきかと言うと厳しいですね。 よって星三つです。 | ||||
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すごく良い。月姫ファンのみならず満足できると思う。どんな作品にでも好き嫌いはあるだろうが「文章の作りが〜」等の酷評をしてる人は単純に「奈須きのこ」の魅力の引き込まれる文章これを理解できないんだろな。奈須さんの文章を読むの凄くおもしろいけどね。 | ||||
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個人的には奈須作品で一番好きです。 確かに説明がくどい所や、内容がつかみづらい所もありますが それで読んでると、今までの奈須さんの作品とは違うなにか 静かな川で読んでるような気持ちで読めます。 奈須作品を知らない方でも十分楽しめると思います。 かなり「静」な作品なのでそれが楽しめる人はどうぞ。 | ||||
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この小説の書き方はけっこう作者の独特感が表に出ています。 時間軸が飛んだり、視点が一人称や三人称に変わったり、文章の書き方にクセがあったりします。(例を上げるなら、同じ言葉を何度も連続して使用する) さらに文は結構難解で、一度読んだだけではわかりにくいところがあるので、何度か読み返さないといけません。 ここまで言えば、「ダメじゃん」と思われるかもしれませんが、そんなことないです。 この小説ははっきりいってシリアスもので、文章がまわりくどく難解になるのは至極当然のことであり、それが嫌だという人は今まで軽い文体を読んでいたために重い文体に慣れていない人でしょう。 また、同じ言葉を何度も連続で使用することによって、緊迫感が出ているので効果的だと思いました。 視点がコロコロ変わるのは……まあ、仕方ないでしょう。 一人称にすることでその語り部の人の心象を表すことができますし、三人称にすることで、その場その場を、観客席で野球などの試合を観ている観客のように感じることができます。 物語については、タイトルにもなっているように伝奇に興味がない人は本当に読むのが苦痛にしか思えないでしょう。 ですが、伝奇に興味がある人ならドップリとこの物語に浸れるかと思います。 | ||||
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縦書きだと妙に映えない文体というのもあるし、どうにも 情景描写の甘さや展開の幼稚さが気になる。 氏の文章には非常にクセがあり、自分なりに日本語を解釈してしまっている かのような悪癖があるのだが、基本的にこの作品にはそれが溢れていて、 読みにくいことこの上ない。読み飛ばしの利かない割に薄めの内容と、 メッセージ性の薄さ、それを補おうとする意図が見え見えの 食傷気味の人生観を語るモノローグには些か辟易。 氏の作品は紙媒体よりはやはりADV、ビジュアルノベル形式が合っているのではないだろうか。 想像力を一から喚起するよりも、何かしらの助力が必要なタイプだと思う。 | ||||
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文章には特に批判はありません。講談社ノベルスの文体と言えば、まあこんな感じでしょう。 私の違和感はナカミです。上巻に関して言えば、起承転結を考慮して文を書いたとは到底思えないのですがね。 「文を気にしないのなら極上の小説」と皆さん言っていますが、残念ながら私には解りませんでした。 おまけに長いです。 | ||||
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TYPE_MOONの誇る奈須きのこ作品のひとつです。 他の同関連作品との共通性も多々見られ、他の作品も読んでみたくさせるつくりになっている。まあCL○MPの作品に似た構成になっている。 個人的には「月姫」などのほうがわかりやすく読み易いが・・(まあ自分に学がないだけかもしれない。) この作品は上巻と下巻に分かれていて、それでも一冊が一冊が厚いので読むにはある程度の根気と時間的余裕が必要だろう。 | ||||
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結構前に友人が(同人版を)貸してくれて「面白いよ」と言われたので期待して読んだんですが当時はさほど楽しめませんでした。 で、最近Fateとか月姫とか、いわゆるTYPE-MOON作品に触れる機会ができ、もう一度読んでみようかなぁと言う感じで読んでみました。 ・・・前回読んだ時と、全然違いました。 もちろん同人版と商業版、という違いもあるとは思います。 ですが、やはり他の作品を知ってからこの「空の境界」を読むとぐっと楽しむことが出来ました。 「月姫」「Fate」そして「空の境界」で、結構共通点が多いからでしょうね。 橙子の妹、魔術回路、直死の魔眼など、思わずにやりとしてしまいましたよ。 曖昧な表現が多く、自分の中で補完をしながら読み進めないとあっという間に置いていかれてしまう物語ですので、そういった「補完作業」が面倒くさい・苦手、という方にはオススメできないかも。 また、そういった方には「月姫」「Fate」を先に遊んでいただく(またはアニメを見る、漫画を読む、など)ことをオススメします。 「空の境界」よりも「月姫」「Fate」の方が若干分かりやすい作品かなぁという感じがします。 「月姫」「Fate」をご存知の方だと割と入り込みやすい世界だと思いますね。 | ||||
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