■スポンサードリンク
空の境界
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
空の境界の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.89pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全314件 81~100 5/16ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「空の境界 上」と一緒に買ったのですが、状態は少し汚れが目に付く程度であまり気になりませんでしたし、折れているというのもなく安心しました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
映画は非常に良い出来です。だからこそ映画から小説に入ると映像の印象が強く、奈須さん独特の文章を楽しめなくなるんではないかと思います。私個人としては上下巻読んでから映画を楽しんでほしいのですが、難解な文章にくじけてしまったのなら、第1章俯瞰風景を見た後で小説に入るとスムーズに読めるかもしれません。 奈須さん自身、俯瞰風景でふるいにかけているみたいなことを言っているのを、対談記事で読んだことがあります。(俯瞰風景の映画のパンフレットだったかな?)だから読みにくいことは確かだと思います。 この本を読むコツとしては、時系列を確認する(栞の裏に書いてあります)。世界観を難しく考えすぎず、物語の根幹は幹也と式の純愛物語だということを頭のすみに置いておくと、少しは分かりやすくなるんじゃないかと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
友人からあらすじを聞いた時はおもしろそうだと思いましたが、実際に読んでみると、星を多くつけられていない方が言っているように、くどいです。 無理して難しい日本語を使っている感じで。純文学じゃないんだから、もっとフランクでいいと思います。 キャラクターにもあまり魅力を感じませんでした。あと、主観が変わりすぎです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
日常に横たわる出来事が、伝奇を胎んで帰結していく過程が独特でジワリと魅力を放ちます。 抜きんでた解釈と論理がその世界に読者を引きずり込みます。 そうなるともう中毒になってしまいます。クセのある文体は、クセになるのです。 はじめの下手だと思っていた文章なり文体が麻薬のように引きつけ読み進めます。 物語は中盤あたりから佳境に入り、本作の魅力が一気に見えてきます。 この小説には色々な発見があります。ちょっと小説に飽きてしまった方、 今までにない展開を求めている方、真夜中に散歩に出かけるような方にはオススメです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
少々気取ったというかとんがった印象の小説。 だけどとても好きな文体です。 ミステリーっぽさを交え、尚且つ淡々とした描写が魅力的。 まぁ痛覚残留はちょっと 理屈がご都合主義過ぎた気もするが・・・ あと綾辻行人氏の解説があることもファンとしては嬉しかった。 解説も入れて星5 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どうも登場人物に魅力を感じない。 見てくれの綺麗なキャラが刃物を振り回して決めポーズをとっているだけ。 内面な魅力が無く、人間じゃなく人形のようにみえる。 これが格好いいのか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初めて出会ったのは中2の時 なんか友達が読んでたのみて 書店でたまたま見つけたから 購入 早速よんでみたのですが… 読みずらいし つまんねー 10ページくらいで挫折しました 高1になってむしょうに小説が読みたくなったので本棚から引っ張り出して読書開始…(小説はこれしかもってなかったので)… 読みずらいし つまんねー 一章で挫折 高校卒業後 春休みにやることがなかったので なんとなくまた本棚から引っ張り出して よんでみた… つまん…いや…面白い…のか…? … それからページをめくる手が止まらなくなり… 4日かけてなんとか全巻読破 感想は… 超面白かった なんででしょうか 高校までは読書なんて時間の無駄だと思ってたんですがね この本よんだら凄く読書が好きになりました 文を読む速さもかなり上がった気がします 楽しませていただいたことでも感謝してますしこれらの違う意味でもとても感謝してます 本当にありがとうございます | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
昔は一気に読めたんですが、文章に若干のくどさを感じてしまったのは歳を取ったからなんでしょうねぇ。それにしても式ってこんなに面倒くさい性格だったかな? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
上中下巻通しての感想です。 物語の構成、登場人物の根幹に存在する確固とした性質と、それにより生じる容易には解消出来ない世界との不調和。 これらはきっちりと一貫性を持って最初から最後まで書ききられている印象を受けました。 第1章・俯瞰風景から始まる、やや回りくどく長々とした会話は、人物の現状や世界観があまり説明されていない状況も手伝い、読むのに気力を要する内容かもしれません。 ですが、物語はこの段階から確かに終着点に向けて動いていて、後々に全体像が掴めてきます。 章の順番と時系列は呼応していませんので、頭の中で整理しながら読む必要がありますが、それが本書の持ち味でもあります。 文体については癖のあるタイプですが、文体のせいで読み難いと云うよりも、内容自体の婉曲さが先立っている印象です。 文章は整っているので、読み易いとまでは云いませんが、気になるようなものではなかったです。 強いて云えば、戦闘の類の場面でも描写の温度変化が少ないので、直接的な緊迫感がやや薄いことはありました。 内容としては、役割の希薄な人物が基本的におらず、それぞれが必要な意味を持っていて、章が終わる毎にカタルシスとは違いますが、感じるものがあります。 この物語が何を伝えているのかは読み手の解釈によるところも大きいかと思いますが、話には芯が通っていて、私としては読後感も良かったです。 手軽に読むという感じではありませんので、じっくりと読んでみたい方に向いているのではないかと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
上巻だけでなく一章から七章まで全部読んだ感想ですが、劇場版を全部観ていたにもかかわらず、 感動して思わず泣いてしまうシーンが何度かありました。 感動したシーンは、三章、五章、七章あたりですが、この上巻は一章〜三章までの掲載です。 劇場版では分かりにくかったシーンなどが理解できたところもあり良かったです。 良い点ばかりでなく、一章の内容が劇場版を観ていても、かなり分かりにくかったです。 ただ、ここで読むのをやめてしまうともったいなくて、 二章からは、別人が書いたのかと思うくらい読みやすかったです。 専門的で特殊な内容が書かれているの事があるのですが、 全章通して挿絵がまったくなくて、劇場版を観ていないと想像がしにくい気がします。 活字が苦手な自分にとって若干つらかったです。 ※各章の最初に主要キャラのイラストがあります 四章までの時系列がバラバラです。 実際の流れは、ネタバレになるのでコメントに書いてみます。 この辺は劇場版を観ていたので分かりやすかったのですが、 観ていなくても、徐々に謎や疑問点などが分かっていく感じになっていると思います。 評価ですが、劇場版を観た上で読んだら、とても面白くて感動できたので★5つにしました。 空の境界が好きだからという点も含まれていますが、 本当に良かったと思うし、もう一度読んでみたいです。 劇場版「空の境界」を観て作品が気に入っている人や、 もっと理解度を高めたいという人にはお勧めだと思います。 空の境界をまったく知らない人が読んだら、評価が分かれるかもしれません。 一章で読むのをやめた時の自分は、★1でした。 あくまで一章から七章までの全章で一つの作品として見てもらえればと思います。 ●加筆・訂正の件 講談社ノベルスの「空の境界」を少し加筆、訂正されているみたいです。 自分では分からないのですが、勧めてくれた知り合いが言うには、 例えば上巻P250の「…君、少し黙って」というセリフが、もっとキツイ言い方だったみたいです。 ●ぺんたの個人的経緯 昨年3月頃に知り合いから自分が坂本真綾さん(両儀式の声優です)のファンというだけで、 空の境界の原作の小説(同人版)と劇場版のDVDを両方とも貸してもらいました。 まず、小説の方を一章だけ読みましたが、よく理解できずやめてしまいました。 次に劇場版DVDを観ましたが四章まで観ても理解が少し難しかったのですが、 五章を観て一章までの内容が繋がってきて、 色んな意味で感激してしまい空の境界のファンになりました。 その後に講談社文庫で上・中・下巻を読んだら感動するくらいに良かったという流れでした。 空の境界 Blu-ray Disc Boxも購入しました。 空の境界(上) (講談社文庫) …一章、二章、三章 空の境界(中) (講談社文庫) …四章、五章 空の境界(下) (講談社文庫) …六章、七章 劇場版「空の境界」Blu-ray Disc BOX …特典ディスクに終章が有ります | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
劇場版の方も、全てが終了したので、改めて原作を読んでみました。 こちらは、矛盾螺旋の後半からですが、橙子さん凄いの一言です。 忘却録音は、幹也の妹の鮮花がメインです。 殺人考察(後)は、全ての話の中で、一番感動しました。 話は確かに理解するのは難しいですが、それさ奈須さんの作品独特なので、 他のTYPE-MOON作品慣れている自分としてはあまり苦もなく読むことができました(1章以外)。 最後に、劇場版は7章が特に素晴らしかったです。 TYPE-MOONのスタッフの皆さん、この素晴らしい作品を出してくれてありがとうございました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
古本屋で何度かお見かけしていましたよね奈須さん? でも、表紙がラノベチックで手に取れませんでした。 そうしてある日、なんでしたか初野晴だったかな、 読んでいたらもう一度奈須さんの作品の紹介がされており、 しかも推薦者が綾辻行人さんってことで、買ってみた。 読んでみた感想。 もはや伝説となった同人誌から出発して新伝奇ムーブメント(ってなにそれは?)の 先駆けとなった傑作!! ‥の、振りがなかったらもう少し素直に読めたかも。 同人誌だから?なんか、読者を選ぶねこの小説。ってのが感想。 高校生が書いた小説みたい。 筆者が作った設定に迷い込んだ一般読者に、説明もなしにさぁわかれ!という青臭い展開。 男言葉を話す美少女は街の超のつく名士のご令嬢。 令嬢は見事に特異体質の二重人格。 パトロンにつく美貌のやり手女史は、魔法使いだと言う。 そうしてその令嬢に恋ゴゴロを抱くダンシは、純情で無垢な眼鏡ダンシですよこれ。 うーん。 この設定ってどっかで読んだような古くささなんだけど。 ちょっと考えたんだけどもしかしたらこれ、 お約束を楽しめない老人は、読むんじゃねーよ。 って、そっか、最初から表紙がそう言っていたのか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
正直、文字だけで読むには少し疲れる。Fateのゲームで筆者の作品にハマったが、小説としてはイマイチ。盛り上げているであろう部分が、格闘シーンと女性の仕草やセリフになっている。やはりゲームなどのイメージが無くては寂しい。 それでもやはり筆者の考え方は独特で考えさせられるものがある。それを再認識できたのは良かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
人間が持つ資質の違いについて考えさせられる作品です。昔、月姫にはまった友人にこの作品を奨められたのですがちっとも面白いと思えず投げてしまい、その後FATEをすすめられても先入観が邪魔してやることがありませんでした。その後機会があってFATEをやり、仕事を仮病で休み桜シナリオまで猿のようにやり続けビール臭い涙を流しながら「体は剣でできている!」とか「にゃいんにゃいぶすぶれいどわーくす!」などとパソコン前でシャウトしていたのですが。私見を述べるなら奈須きのこさんは自分一人の孤独な作業で創作をするタイプの人ではなく多くの仲間や他者との係わり合いの中で素晴らしい作品を作る人なのだと思います。文字通り同人的な人ですね。故に根本的に個人の作業である小説に関しての仕事はあまり面白いとは思えません。またヴィジュアルノベルと小説は似て非なるものなのだということを痛感させてくれます。FATEでは絵があるため簡潔で熱かった文章も余計な情景描写のためかなりもったりと重くしつこく感じられます。もしこの作品やDDDを読んで僕のように先入観を持っている人がいたら多くの人が関わって作られたFATEや劇場版の空の境界、そしてこれから出るであろう(出る・・・よね・・・2011中には多分・・・)魔法使いの夜をやって欲しいと思います。そして那須さんの作品を面白いと感じられたのならそのあと小説の方を読んでも発見があると思います。いずれにせよ奈須きのこの作品に最初に触れる人に対して僕は小説はオススメできません。ジョーダンに野球やらせるようなもんです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
正直この上巻だけではなんだかよく分かりません。難しい表現もあってよくわからないところもありますが、読み始めるとぺーじを捲る手が止まりません。なんとなく感覚で読む感じですこれから中巻でどうなるかで評価が変わると思います | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
あくまで私の読解力を基準に、ですが。なかなか一回ではこの物語を判断するのは難しいかと思います。特に上巻だけでは・・。 文章は大仰に描写するところがあるわりに、さらっと触れられるだけでふとすると見落としてしまいそうな描写があったりと、意図的かもしれませんが油断できません。 この物語はかなり徹底された様式美のようなものがあります。 魔術・魔法とか、哲学的な問答などの世界観もですが、とくにキャラクターの立ち位置の対比がしっかりされているように思います。 メインキャラ2人が「平凡」と「異常」の両極の強さですし、ヒロインと、その敵となるキャラの間にも明確な対称軸のようなものが存在します。 この構造は相当考えてあるように思います。 そうして生まれるドラマ性に加えて、不可思議な事件の謎解きエッセンスが絡められ、最後はかっちょいい戦闘で締める、みたいな感じです。ざっくりすぎかもしれませんが。 個人的にはその構造に驚嘆させられ、感動するところもあり、面白く読めました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
もともと同人なので文章自体に高度なことを求めてもしょうがないと思います。ただ、同人誌から講談社文庫へとステップアップしたということは、読み物としてそれなりに面白いからだと思います。 文章表現や言い回しなどは作者の好みが大きく反映されて人により好みが分かれると思いますが、作者の作風が何の横槍も無く出されきっているので逆にすがすがしいです。慣れればこんなもんかと思います。 注目すべきはキャラクターの魅力性と世界観や物事の着眼点です。ちょっと電波っぽいと言われればそこまでですが、他ではあまり聞かない設定や考え方はとても面白くて独特です。また、全7章のうち3章の収録に過ぎず、読み進むごとに面白みが増すのも事実なのでこの巻でそこそこ読めた人は続きを読んでからこの作品に判断を下しても遅くは無いと思います。 また、全章アニメ映画化されていて、それを見た後の補足として使うと作品の補完もできるし、独特のわかりづらい部分も明確にしやすいです。 面白いのでオススメです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本作の世界観や語り口への自分の傾倒が、大きいということを自覚したうえで、敢えて述べたい。 この作品の特徴の一つに、登場人物の自己耽溺的な口調というものが挙げられる。こういった表現は、読者を非日常的な思考世界へと引き込む一方で、あまりに詩的すぎるゆえに、子供向けのファンタジーのような設定と相まって、読者を物語から遠ざけてしまうのかもしれない。確かに、さんざん読者を、似非形而上学的な方向につれ回した挙げ句、ライトノベル的なボーイミーツガールに着地させる全体構成には、やはり短絡的だといわざるをえないし、文章力も洗練されているとはいえないのだろう。 だが、その発想の転換や、ファンタジーであるがゆえの独自の死生観には目を見張るものがあるし、今冷静に考えてみても、読んでいた当時の自分は本心から、そうした文章に魅せられていたのだとも思う。 初めて本作を読んでから約3年がたち、様々な文学に触れ、其の素晴らしさを実感しながらも、まだ「空の境界」に取りつかれている自分がいる。そして文学とは何なのかを思索し続けている。文学はやはり時代の流れに翻弄されるものであり、そこに何が求められるかも、当時の潮流によって変容するものだと思う。(例えば、名匠とされるドストエフスキーのような過度な写実性は、果たして現代に受け入れられるものだろうか?)やはり通時的な視点で、作品の価値を相対化する姿勢も大事なのではなかろうか。 決して「空の境界」が手放しに、名作であると主張したいわけではない。ただ、小説の本質的な価値を見いだそうとする際に、広い視野を持つことの重要性に気付かせてくれた点に(個人の趣向だと言われれば身も蓋もないが)この作品の一つにの意義があると言ってもいいのではないだろうか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
奈須きのこの作品で初めて読んだ作品。 正直感覚で読む・・といったかんじですね ライトノベル初心者には厳しいですが上級者ならこの感動が分かるはず! まぁ劇場版から見るのも一つの手だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
個人的には好きな部類に入りますが・・・。 キャラクターの設定と世界観に関しては完成されていますが、 ストーリーを盛り上げるために重要な「物語の構成」に難ありです。 読者を引き込ませるためには作品の雰囲気を感じてもらう導入部が重要となります。 作品の舞台はどこなのか?主人公は何を行うのか?これから読者は何を見せられるのか? 疑問を抱かせて期待感へと変える、そういった雰囲気が欠落した作品です。 奈須きのこさんの描くストーリーのベースを知っている人だと楽しめますが、 知らない人だと戸惑いが生じます。 結果的に置いてけぼりを食らう人が出てきます。 その点では一度つまらないと感じれば最後まで挽回できない作品です。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!