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聖母の深き淵
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聖母の深き淵の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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普通でした。 | ||||
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※若干ネタ張れあります 主人公は仕事を辞めて母親という役割だけになることは女で無くなることだと考えています。 だから結婚して家庭を持とうとはせず、子守りはほとんど妹任せ。 なのに「これは母性なの」と言って色々な男性に色目を使っては関係を持っている。 実の子供に対して母親になりきれないのに、母性を理由に恋人(?)以外と関係持つなんてよく分かりません。 母親にはなりきれないけど出産して母性だけは芽生えちゃったから、苦しんでる男達見ると私の母性が反応して体で慰めたくなる…らしいです、主人公。 結局自分はやりたいだけだったんだわ~と後で言ってますが、ずっとモヤモヤさせられながら読んでいたこちらとしては、そのたった一言で片付けられ不快でした。 私はまだ学生で社会人の世界もたいして知らず、出産経験も勿論無く母性などに対して知った口はきけない…そうは思っても自分が主人公と同じ女性であることを恥ずかしいと思ってしまいました。 ジェンダーとは…確かに考えさせられる本です…。 今回は主人公に全く感情移入出来なかっただけで(作者は女嫌いなのかと思いました…)ストーリーはおもしろいです、とても。 柴田さんの他の作品も読んだ今となっては、これからも追っていきたい作家さんの一人です。 | ||||
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聖なる黒夜を読んだ後で、つまり緑子にはさして興味はなく、練と麻生の登場をひたすら待ち、一気に読み終えた。 登場シーンは数えるほどなのに、切なすぎて、もうどうしていいかわからない。 著者には、また二人が登場する物語を是非書いてほしい。どう考えても練は長生きしそうにはないが、二人の穏やかな老後を見たい。幸せにしてやってほしい。 ところで、表のストーリーに関しては・・・すいません、あんまり興味持てませんでした・・・(たぶん良く出来たミステリーなんだと思います) ただ、練や麻生に比べると、どうしても緑子が馬鹿っぽく見えてしまうのは、私が同性だからなのか何なのか・・・ もしかしたら、一作目を読めば感想もかわるかもしれないので、近いうちに読んでみたい。(でも、正直興味ない) | ||||
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長い割に、内容が薄いかなあ…と感じました。説明的な文章が多いので、そう感じるのかも。 やけにモノローグの多いドラマを見てる気分でした(笑) | ||||
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主人公緑子が母となって、前作『RIKO』より更に女性性の業の深さを軸とした事件を解決していく作品。 母になったこともあるのか、前作より主人公の人格設定が少し理解しやすくなっており(前回設定は“娼婦が誤って刑事になった女”でしたから…)、作品全体にリアリティーが生まれています。 現実を忘れてフィクションに溺れたい、と言う願望はあるにはあるんですが、リアリティーのある人物設定って、だからこそ重要なんだなぁ、と、この2作の読後感比較で認識を新たにしました。 とは言え、その時その時の感傷で恋愛関係にはない人物と依然として肉体関係を持つRIKOにどこまでも違和感…。 何故なら、その関係を持つ過程に説得力を感じないんです。勿論作者は主人公の心理をしっかり説明してはいるんですが、“説明的”なんですよ、どこまで行っても。無理くり感が否めません。 ただ、ここでようやっとヤクザの若頭である山内と、元刑事である探偵麻生が登場します。 脇としてしか存在していない彼らの泥沼の愛憎関係こそが、皮肉にもこの作品に独特の厚みを持たせています。 | ||||
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