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聖母の深き淵
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聖母の深き淵の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.07pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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RIKOシリーズ二作目は、物語進むごと肚に鉛を溜め込むような重苦しさを覚えながらも、読みやめることのできない魅力に抱きすくめられて、堕ちてゆく感覚・・・そして、シリーズ3作目へ! | ||||
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大人の小説で刺激的な描写が多く、ドキドキで面白い! | ||||
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20年近くまえ、RIKOシリーズを3冊読みました。今回、聖なる黒夜、私立探偵麻生龍太郎を読み、もう一度、RIKOシリーズを読み始めました。印象が全く違います。RIKOと言いながら、主役は、麻生と山内。切なくて、どうしようもない愛の物語です。 | ||||
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柴田よしきのご本はどれも素晴らしいです♪ お話の展開が飽きさせずにできてます | ||||
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りこさん凄いです。お友達になりたいです。登場人物の大半が容姿良しというのも良いです。 | ||||
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前作が期待を上回る面白さだったが、こちらも かなり面白い部類に入るミステリーだった。 リコ(緑子)が、母になりその心情に厚みを増している。 今回は、その母性とジャンダーがテーマ。 何を持ってして「男」なのか「女」なのか。 ハッキリとしているのは、体の創りではあるけども。 心と体が別々の「性」の人々が、少数ながらもいるという現実は 最近になって、マスコミでも取りざたされるようになり 全くの未知の世界ではなくなってはきている。 前回と同様に、人間の「業」の部分の表現が凄く旨い。 特に印象に残ったのは、 「失う物が何も無い者の強さと、守る者がいる者の強さ」の違い。 ストーリー的には、別々の事件だと思っていた 乳児誘拐事件や主婦惨殺事件と狙撃事件が 後半で絡まってくる様が、面白い。 乳児誘拐の担当刑事と、リコの鍋を一緒に食べた後の話の下りも 賛否両論があるようだけど、もの凄く切なくて 好きなシーンです。 リコの言葉や、城本の言葉の一つ々が切ない。 リコが恋愛感情ではなく、一瞬だけでも城本に惹かれたという意味が 何となく分かる気がします。 そして、麻生と山内の登場。 この2人は、脇にしてはあまりにも印象的で ある意味、主役を喰ってる。 この2人を主に持ってきた話があると言うので成る程…と思いました。 「黒い聖夜」絶対に読みます。 柴田さんの本の、一つ々の台詞が 凄く好きです。 刹那な、そして愛も棘もある台詞が泣けます。 | ||||
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私は最初に聖なる黒夜を読んでからこの本を手に取ったので、山内と麻生にフォーカスを当てて読みました。この小説の中では脇役のはずなのに、彼ら二人のひとつのストーリーができあがってるように思いました。もうすっごく切なくて泣けました。聖なる黒夜を読んだ人には是非読んで欲しいし、この聖母の深き淵を読んだ人には聖なる〜を読んで欲しいです。 永遠の女神もそうでしたが、柴田さんのRIKOシリーズは刑事もののサスペンスなのに、完成度の高い純愛小説のような感じがします。いくつもの純愛の形があって、その一つ一つが幸せだったり、切なかったり、苦しかったり。そのへんの描写の上手さは女性作家ならではだなぁと思いました。推理小説やハードボイルド、純愛までも包括した一度で三度美味しい小説だと思います。 主人公の緑子も母になったことで、前巻とはまた違った強さと魅力が出てきたように思います。しかしやっぱり弱さもあって、そこがこの主人公の最大の魅力なのかもしれません。つぎの月神の浅き夢を読むのが楽しみです。 一気に読めてしまう面白さだったし、前巻ほど凄惨でもなかったので☆5つで。 | ||||
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まるで精密な設計図から精密な機械を作るように、組み立てられている。この作品を読んでそう感じた。一つ一つの出来事が、読む進めていくうちに、収まるところに収まっていく。読者はどんどん作品の中に引きずり込まれていく。警察官、母、女、さまざまな顔を見せながら奔走する緑子の姿は美しい。彼女は自分の弱さを知っている。知っているからこそ逆に強くなれる。この作品の根底に流れるのは「愛」にほかならない。人は愛するものを守るためには、どんなことも厭わない。だが時には、それは悲劇を生む。事件が解決しても、それが決して人を救うことにはならない。ラストの描写の切なさが胸に残った。 | ||||
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吉木さんの溢れる思いにはじめて遭遇しました。いろんな溢れる想いを受け止めたいと思った1冊でした | ||||
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