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いちばん初めにあった海
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いちばん初めにあった海の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全45件 1~20 1/3ページ
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タイトルに引かれて読み始め、ミステリー小説であることは分かった。しかし、残念ながら、文体に馴染めず、中身に入り込むほどの興味が涌かなかった。またの機会に・・・・・・。 | ||||
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加納朋子さんを知った作品で1番好きな作品です。確か記憶では昔の表紙は「青」だったはずで、そちらの方が好みです。内容は二人の女性の悲しくも前向きな、加納さんらしく、ミステリーなのか、ファンタジーなのか、境界線が曖昧ですけど、良い作品です。 | ||||
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あまり面白くなかった。掲載されている二つの物語は微妙に関連している。が、話の展開にはあまり関係がない。話の展開にも納得性が持てず、よく分からなかった。 | ||||
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高校生の時、この本にすごく力をもらいました。そのころ私はいじめの経験から誰とでも仲良くしながら、その実誰とも仲良くならないようにしていました。この本を読んだ時、すごく自分の視野を広げることができました。千波の心の動き、麻子と麻子の母を優しく描写した文章。柔らかい文体にほっとさせられるものを感じました。 加納朋子さんのななつのこシリーズや、掌の中の小鳥も好きですが、ダントツで好きな作品です。私の本棚の中で一番好きな本かも。 文庫版と合わせて二冊持ってますが、海辺のカフェや緑の深い公園で読みたい本です。 | ||||
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正直なトコ、精神葛藤の思わせぶり系統及び、「なんてかわいそうな私」に没頭しちゃう系統は好みではない。 が、結構楽しく読めた。 | ||||
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昔から大切に取っておいた本ですが、ただいま本棚の縮小→電子化を行っておりまして、電子版を購入しました。 心が暖まる大好きな本です。 | ||||
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解説には「日常のささやかな謎が、魔法のごとく一遍の質の高いミステリー」と評されている。 確かに、犯罪や犯人を解き明かしていくというよりは、心の揺れや機微の理由を探っていくといった感じ。北村薫の作風に似ていなくもない。 が、ミステリーというよりは、話の筋がしっかりしているファンタジーと評価した方がすっきりするかもしれない。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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著者の作品の中で、切ない雰囲気が漂っているのが珍しい作品です。 『いちばん初めにあった海』、『化石の樹』のそれぞれいい作品ですが、ある登場人物で繋がった変わった連作となっているので、両方揃ってこその作品となってます。 『化石の樹』の終わりかたに爽やかさがあって全体的に救われる感があるのがよかったです。 | ||||
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著者の作品の中で、切ない雰囲気が漂っているのが珍しい作品です。 『いちばん初めにあった海』、『化石の樹』のそれぞれいい作品ですが、ある登場人物で繋がった変わった連作となっているので、両方揃ってこその作品となってます。 『化石の樹』の終わりかたに爽やかさがあって全体的に救われる感があるのがよかったです。 | ||||
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加納朋子さんの小説は、推理小説というジャンルに位置しているのが実に不思議です。心癒される唯一と言っていいほど美しい作品ばかりだと思います。この小説も期待通りでした。 | ||||
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加納朋子さんの小説は、推理小説というジャンルに位置しているのが実に不思議です。心癒される唯一と言っていいほど美しい作品ばかりだと思います。この小説も期待通りでした。 | ||||
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私は作者の本は出版順に読んでいるのだが、本書に限ってはなぜか先に5作目の『ガラスの麒麟』読み、その次に本書を読んでいる。 その本書だが、従来の連作短編のスタイルから二部構成のスタイルに変わっただけでなく、それまでの作品が表面的な事件(という程ではない事件)を扱っているのに対し、本書では主人公の内面に深く入り込むという点でも、これまでの作品とはかなり趣を異にしている。 こういう作品もミステリーと呼ぶのならそうだろうが、ミステリーに分類されない作品にも本書程度の謎を内包する作品は多く、本書にミステリー作品としての価値を見出すことはできない。 また、それまでの作者の作品は「明るく、優しく、ちょっとせつなく、それでいて軽やか」という感じで楽しく読めたが、本書はまるで正反対で主人公の心情が過剰に装飾されており、それがまた延々と記されているのが読んでいて鬱陶しい。 女性には人気があるようだが私にはどこがいいのかまったくわからず、それまでの作者の作品は愛着があるので大事に書棚に並べていたが、本書に関しては再読する気にもなれず、読後即「BOOK OFF」行きに決めてしまった。 | ||||
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私は作者の本は出版順に読んでいるのだが、本書に限ってはなぜか先に5作目の『ガラスの麒麟』読み、その次に本書を読んでいる。 その本書だが、従来の連作短編のスタイルから二部構成のスタイルに変わっただけでなく、それまでの作品が表面的な事件(という程ではない事件)を扱っているのに対し、本書では主人公の内面に深く入り込むという点でも、これまでの作品とはかなり趣を異にしている。 こういう作品もミステリーと呼ぶのならそうだろうが、ミステリーに分類されない作品にも本書程度の謎を内包する作品は多く、本書にミステリー作品としての価値を見出すことはできない。 また、それまでの作者の作品は「明るく、優しく、ちょっとせつなく、それでいて軽やか」という感じで楽しく読めたが、本書はまるで正反対で主人公の心情が過剰に装飾されており、それがまた延々と記されているのが読んでいて鬱陶しい。 女性には人気があるようだが私にはどこがいいのかまったくわからず、それまでの作者の作品は愛着があるので大事に書棚に並べていたが、本書に関しては再読する気にもなれず、読後即「BOOK OFF」行きに決めてしまった。 | ||||
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“いちばん初めにあった海”と“化石の樹”の二つの話から成る作品。 “いちばん初めにあった海”は、ある出来事から声が出なくなった女性の再生の話。 一冊の小説と、その中にはさんであった手紙をきっかけに、徐々に謎が解かれていく “化石の樹”は、ある女性への救いの話。 どちらの話も優しくて切ないミステリーです。 加納朋子さんらしい文書の書き方や言葉の使い方、例え方が情景に溶け込みやすい。 “掌の小鳥”と同じくらい大好きな作品です。 | ||||
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“いちばん初めにあった海”と“化石の樹”の二つの話から成る作品。 “いちばん初めにあった海”は、ある出来事から声が出なくなった女性の再生の話。 一冊の小説と、その中にはさんであった手紙をきっかけに、徐々に謎が解かれていく “化石の樹”は、ある女性への救いの話。 どちらの話も優しくて切ないミステリーです。 加納朋子さんらしい文書の書き方や言葉の使い方、例え方が情景に溶け込みやすい。 “掌の小鳥”と同じくらい大好きな作品です。 | ||||
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1996年に出た単行本の文庫化。 「いちばん初めにあった海」と「化石の樹」の2本の中篇が収められている。 著者の4冊目の作品である。 いかにも加納さんっぽい物語に仕上がっている。強烈な毒が含まれつつも、ふんわりと優しい雰囲気に包まれ、やがては幸せな結末が訪れるという。 物語の全体にトリックが仕掛けられているのも、この人らしい。ちょっとビックリするような手法であり、感心させられた。人によっては、トリックが存在することに気づけないかも知れない。気を付けながら読んで欲しい。 ただ、あまり好きになれない小説であった。ベタベタしすぎているというか、雰囲気があまりにも女性的すぎるというか。 | ||||
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1996年に出た単行本の文庫化。 「いちばん初めにあった海」と「化石の樹」の2本の中篇が収められている。 著者の4冊目の作品である。 いかにも加納さんっぽい物語に仕上がっている。強烈な毒が含まれつつも、ふんわりと優しい雰囲気に包まれ、やがては幸せな結末が訪れるという。 物語の全体にトリックが仕掛けられているのも、この人らしい。ちょっとビックリするような手法であり、感心させられた。人によっては、トリックが存在することに気づけないかも知れない。気を付けながら読んで欲しい。 ただ、あまり好きになれない小説であった。ベタベタしすぎているというか、雰囲気があまりにも女性的すぎるというか。 | ||||
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少しずつ明らかになっていく謎と 心に傷を負っていると思われる 少しセンシティブな女性に惹き付けられ 一気に読むことができます。 ラスト、すべてが明らかになったとき 今までの伏線の巧みさに圧倒されます。 切なくてあたたかい結末が涙を誘います。 | ||||
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少しずつ明らかになっていく謎と 心に傷を負っていると思われる 少しセンシティブな女性に惹き付けられ 一気に読むことができます。 ラスト、すべてが明らかになったとき 今までの伏線の巧みさに圧倒されます。 切なくてあたたかい結末が涙を誘います。 | ||||
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