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彼女がその名を知らない鳥たち
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彼女がその名を知らない鳥たちの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全134件 21~40 2/7ページ
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物語の後半から、一気に引き寄せられるように読んだ。 私は、彼のように、誰かを愛することが出来るだろうか。色んな意味で、自分の心に響いた作品。時期を見て、再読したいと思った。 | ||||
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生理的嫌悪を催す主人公たちの話。それだけで終わるかと思いきや、最後はどんでん返しがあった。他の方がおっしゃる通りの感動的な結末だった。 | ||||
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最初は全く面白みを感じなくて進まなかった。 元々まほかる先生の本は9月が永遠につづけば、でぞっとさせられた想い出しかない。これもそういうたぐいなのかな、と思っていた。 ネタバレに少しなりますが、本当の愛って、献身なんでしょうか。 とてもいい風に裏切られた。陣治という男のろくでもなさ、特に不潔さと、何故一緒にいるのだろうと思うほど彼を罵倒する十和子。 ピアスが陣治の貯金箱みたいなものに入っていた時、殺したのは誰かすぐに分かった。 しばらく異常な二人の人間のさして面白くもない共同生活を読ませられ、苦痛だった。そして時計のクレームでやってきた男と、 あんな風に簡単になるんだろうか、と田舎に住む私は思う。 それはともかく。水島の送った時計の値段を見た時、少しぞっとした。 結局、十和子は「一人」以外の男運は最悪だったんだなあ、っと分かった。 十和子がくるっていくではなく、最初から狂っていたので、ふんふん、という感じで読んでましたし、陣治犯人説に誘導されていなかったので、彼がしていることには理由があるのだろうなあ、とずっと思っていたので不気味でもなかったです。 ただただ、最後の、十和子、俺を産んでくれ、それは俺や、っていう叫び、あれが、なんて、哀しくて、切なくて、温かいのだろうと。 本当の愛って、ただただ献身なんでしょうか? それとも、その人間から生まれたいと切に願うほどの強烈な感情が、「愛」なんでしょうか……。 | ||||
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最後の部分が、映画と微妙に違います、どちらかというと映画のストーリー展開のほうが、自然な感じです。 他は、ほとんど映画と同じ。 感覚が理解できないという人や、表現が汚いくって耐えきれないという意見もありますが、 とても繊細に描写されていて、日常がうまく切り取られていて、上手だと思います。 以外にどこでもあることを、飾らずにそのまま表現している正直さや、作者の経験の豊富さをかんじました。 | ||||
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沼田まほかるさんの作品は2作目、前回読んだデビュー作はあまり好きではなかったのですが、 これは評価が高かったので期待しました。 ですが、何と言うか、この方独特の言い回しというか、表現が少し苦手です。 全体的なストーリー自体はわりと好きなんですが、もう少し十和子の魅力がわかればよかったかな、というのが 個人的な感想です。陣治がそこまでする程の女とは思えないままだったので。 | ||||
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陣冶の最低ぶりが半端じゃない。 ヒロインの彼に対する嫌悪感も半端じゃない。 ここまで男という存在をズタズタにしなくてもいいじゃないか。 正直言って、読むのが、しんどくて、何度も中断した。 ★1で、ブン投げてやろうと思った。 しかし、ラストに……ドロドロ、グチャグチャが一気にぶっ飛び、 スカッと爽快になった。 ほんと、恐ろしいオバはんだ。文句なしの★5 | ||||
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アミダサマが面白かったので、映画化もされた本作を手に取った。 しかし、冒頭から陣治と十和子のひたすら下品でさえない生活描写が延々と続く。 4分の1を読んだところで、もう耐えられず断念。 映画見なくてよかった。 | ||||
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映画の宣伝を見て読んで見たくなり購入。確かに、もっと、もっと読みたい!って気分になり、没頭してあっという間に読み終えました。 | ||||
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ダメな大人たちの恋愛といフレコミで、映画化もされていたので、本作品を手に取りました。ただの恋愛ではなく、サスペンス要素が混じり、ミステリー作品に仕上がってます。 | ||||
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表現や描写しの仕方がわかりやすいと思う自分は怖いと思う作品でした。物語と被る経験はないですが感覚に共通するものを感じました。いろんな意味で健全な方にはオススメしません | ||||
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どのジャンルにあてはまるのか、ちょっとわかりにくい。 また、ページ数はあるけれど、途中で読むのを諦めようかと迷うぐらい、主人公のキャラがわかりにくい。 主人公の立場に立って読むこむことができず、珍しく一気に読めなかった。 内容はネタバレするので、記載しませんが、やはり初めから犯人が誰かはわかりやすいです。 どうしても、登場人物の性格がつかみにくいため、読後も読み終わったと思えるぐらいでした。 この作品は、好き嫌いがはっきりわかれると思います。 | ||||
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純文学と申し訳程度のミステリー要素を足したような感じ。なので続きが気になりどんどん読み進める感じではなく、オチや展開も何となく想像つくものだった。 文体は村上龍を彷彿とさせるような、まどろっこしい言い回しを多用している印象。個人的には好みではない。 また、登場人物に誰一人として感情移入できないのも珍しいが、それもイヤミスの醍醐味だと思う。湊かなえ作品を煮詰めて濃くしたような作品だった。 | ||||
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映画化されたようですが、なぜされたのかが不思議です。ユリゴコロ、猫鳴りと読み、この作者はまずまずだな。。。と思っていた中で残念なコンテンツでした。主人公にもそれ以外の登場人物にもまったく共感が持てない上、差し挟む必要性の薄い汚い言葉を無駄に羅列することで、ただただ読んでいて疲れてきます。”エッジの効いた”コンテンツであればなんでも。。。という方であれば、独特な雰囲気は楽しめるかもしれません。 | ||||
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映画化されたユリゴコロを見た事を契機にこの作品にも興味を持ち、書店でふと見かけ衝動買いしました。 全体的に暗く陰鬱とした雰囲気で、読んでいるこちらも良い気持ちがせず、序盤はなかなかページをめくる手が進まず困りました笑 十和子の歪んだ心情には最後まで共感することはできませんでしたが、ラストの場面ではただただ陣治の真っ直ぐな十和子を思いやる心に涙が止まりませんでした。陣治が救われる(?)終わり方で本当に良かったという思い。 ラストでの十和子へ向けた彼の大阪弁のまっすぐな言葉が胸を打ち、この言葉を聞くために、自分はこの本をここまで読みきったのだという不思議な充足感に包まれました。彼の最期のあの行動も、全てが十和子の幸せのために、十和子の将来を思ってだと思うと、胸が苦しくなりました。 まだまだ人生経験の浅い私ですが、ここまで尽くしてくれる陣治の深い愛情に少し羨ましさを抱きつつ、爽やかに読了することができました。 | ||||
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東京より遅れてやって来る映画を先日観た。 その前に別の映画を観に映画館に行って、本編上映前にこれの予告を見たのだ。 ヤバいと思った。 触れ込みとしては、人の未知の愛が描かれていると言う。 しかし わたしは、既に 知っているかもしれないと思った。 それで、車で行ける範囲で、帰宅が遅くならない時間内に上映する映画館を割り出して、観てきた。 やはり、わたしには、既知の 愛情だった。 それで、アマゾンで原作を発注し、細部を検証することにした。 原作では、作者目線の描写で終わっているラストを、映画は主人公の独白に仕上げている。 これは、改善と言える処置だった。 作品自体にまず言えることは、作者は、女性の欲求についての分析を極めているということ。 更に、男性のパターンについても熟知していて、ある両極の事例を披露することで、コントラストを際立たせている。 女性のパターンも、幾つか 炙り出されている。 中でも、主人公と同居人の世界は、一般に人々が見ないふりをしている分野だろう。 それを拾いきる力量とは、現実と向き合う力に他ならない。 つまり、ただのフィクションでは描き得ない、何処か見えにくい処で起きている一現実の投射だと思うのだ。 わたしが個人的に感謝するのは、本当に大切なものが、可視化されたことだ。 これを人生に活かす。 わたしは、陣治を死なせない。 | ||||
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この作品で、何を伝えたかったのか。。 陣治の十和子への無償の愛? ならばそれほどまでに、陣治が十和子に惚れ込む程の彼女の魅力とは? 単純にそんな疑問が消えないラストでした。 だらだらと書き連ねられる日常風景が長ったらしく、退屈に感じました。 | ||||
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物語の終盤まで本当のことがわからない。けれどそこまで来ると唐突に全ての真実を理解する。完全に主人公目線で読み進めさせられていた。 | ||||
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ただし、かなりエッチな感じだった。細かい描写と粗い描写が交互に、あったり無かったり。映画も観たいです。後半の急展開とエンドが、気になります。個人的には、ハッピーエンドが好きですが、映画を観てからの感想も書いてみたいです。 この著者の他の作品を読んでみたいです。面白かったです。 | ||||
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オチは、なんとなく始めのほうでわかりました。 生理的に嫌な描写は、やっぱりウマイなと思います。 ラスト、切なく感動的なんですけど、本当に守ろうと思ったら違う選択になるのでは? そういう意味では、復讐のようにも思えました。 最初から最後まで情緒的すぎて、私の好みではなかったです。 | ||||
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小説を読んで感動し映画館で同じくらい感動し、また小説を読み返して涙を流しました。 ユリゴコロは同じように映画館へ足を運んだのに観ていて気持ち悪くなりました。 同じ作家の同じように心打つ作品でも、映像の造り手次第でこんなにも違うものかと当たり前のことなのでしょうが、この秋特に痛感しました。 | ||||
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