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風の中のマリア
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風の中のマリアの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全334件 141~160 8/17ページ
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蜂が主人公というのがあまり想像できなくて、期待せず読んだら想像以上の面白さ! 蜂が会話したりするあたりはフィクションなんですが、それでもその内容はものすごくリアリティがあって、 予想外にも胸が熱くなりました。 だんだんと生きる意味を考え出すあたりは、人間としてもとても考えさせられるものがありました。 百田さんの本はどれも好きだけど、これは意外にも面白い一冊としてオススメです。 | ||||
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とても面白かったです。百田さんはすごいですね。 スズメバチの生態についての勉強にもなる、素敵な本です。 | ||||
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お食事中にはあまりおすすめしません。 でも、『ゼロ』よりすき。 大雀蜂の話です。 内容からはそれますが、いままで害虫扱いで、私の中では、ムカデと一緒で、見つけたら殺せ。でしたが、 蜂の巣は出きるだけ大事にしようとおもうようになりました。 | ||||
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蜂の生態はよくわかりますが,だからといって,それを小説にしても面白い訳ではありません。 | ||||
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この世界が、少しわかった気がします。 読んでからだいぶ経ちますが、再度時間を作って読みたいです。 | ||||
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世界は虫、それも蜂が主人公ですが・・・。 人にもその他にも置き換えて、考える事が出来た作品でした。 命は人知(昆虫ですが)では量れない、そうしたスケールの大きさを強く感じる作品でも有りました。 | ||||
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「わたしは誇り高きヴェスパ・マンダリニアの戦士」という繰り返し表れるマリアの台詞が 物語るように、オオスズメバチのワーカーとして生きて死ぬという、強いアイデンティティを持った 蜂の生涯が描かれています。 疑問や揺らぎが生じることもあるけれど、その度に、そいういったものはマリアのなかでは 上記の台詞で消化されていきます。 今の世の中、人間には難しくなったアイデンティティを生きる生命の姿は美しくて、少し哀しい。 蜂の生態が自然に分かるように書かれている小説でもあるので、面白く読めました。 他の方も書いていらっしゃいましたが、ゲノムの説明については、蜂の会話としては かなりの違和感があって、ちょっと稚拙な印象を受けたので、小説の構成としてもっと別の手法が 取ったらよかったように思いました。 賞をとった方の作品を読むとがっかりすることのほうが多いような気がするので読まないように していましたが、百田さんは例外だったようです。他の作品も読んでみたいと思いました。 ついでに、カタカナの使い方が上手い作家さんだなと思いました。 | ||||
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面白いし、スズメバチの知識がつきました。役には立たないですけどwww. | ||||
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ミーハー丸出しですが、「永遠のゼロ」で百田氏にはまり、レビューが良かった本書を購入しました。「百田氏は(良い意味で)作風が本ごとに変わる」というレビューをどこかで見たような気がしますが、全くその通りだと思います。スズメバチを主人公とした物語ということで正直あまり期待していなかったのですが、良い意味で裏切られました! | ||||
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ここまで研究して本を書かれたのが素晴らしい。読み物としても楽しめましたが山に暮らし蜂に困っている私には、大変役に立ちました。 | ||||
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昨今の著者の発言に嫌悪感を持っていたが、本書は作品としては優れていると思う。これだけスズメバチの生態を科学的に把握したうえで、ストーリーを構成していることには素直に敬意を表したい。また、マリアを中心とするさまざまな昆虫や、スズメバチの「帝国」を通して重要なメッセージが伝わってくる。生きることの厳しさ、昆虫の強さ、潔さ。自分の置かれた環境において、自分らしく必死に生きようとする。これは、『永遠のゼロ』とも共通するテーマではなかろうか。読了後、すべての生命に対して慈しみの心が湧いてきた。 | ||||
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一人の主人公を通してなじみのないスズメバチの生態とその魅力を隅々まで教えてもらった。 物語りとしてもそのキャラクターを忘れがたくなるほどに魅力たっぷりに描いている。 お勧めの一冊。 | ||||
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『ゼロ』や『海賊』も社会的なメッセージ性を持った素晴らしい作品なんだけど、自分的に百田尚樹の一番はこれ。オオスズメバチの戦士・マリアの一生と、彼女の属する帝国の興亡を描いた物語。力強く感動的なドラマでありながら、一種の学術書的な要素も兼ね備えている。ぐいぐいストーリーに引き込まれてドキドキハラハラしてるうちに、いつの間にか、ハチの生態に詳しくなっている。お得! 描写としては、凄惨なシーンも含めて、凄く綺麗。昨年夏、ベランダにできたハチの巣を叩き落としたんだけど、もう二度とそんなことしない。さされても我慢する。それくらい、ハチたちがいとおしくなってしまう作品。 | ||||
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注文してからの対応も早く、満足しています。 また、購入したいと思います。 | ||||
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物語の面白さやハチの生態について知らされる驚きは多くの人の評のとおり。 それに加えてハチたちにつけられた名前はワーグナーのオペラの登場人物だったり、歌手の名前を一部を借用したりしていて、クラシック音楽好きにとってはこたえられない嬉しさがありました。 読みながら思わずニンマリすることは数え切れない程でした。 | ||||
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スズメバチは、単なる怖い昆虫であるという認識でいましたが、生きていくには、とても大変な世界だなと感じました。マリアがスズメバチではなく、人間だったらさぞ、頼もしいキャリアウーマンでしょう。作品は、非常にわかりやすかったです。 | ||||
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帝国一の女戦士として成長していくマリアが、殺戮の限りを尽くす。自分が生きる意味について問いかけてくる。なかなか面白い作品だった。「永遠の0」とも通ずるテーマを感じる。 百田尚樹の特徴は「永遠の0」でも感じたことだが、膨大な取材を素材としていかし、陳腐な面は否めない点は感じるものの、読み手に最後まで読み切らせるエンターテインメント性にある。 そこに最大の弱点も感じる。例えば「永遠の0」に出てくるエピソードはさまざまな零戦の戦記を読めばいいかもしれない。「風の中のマリア」にしても、「利己的な遺伝子」などいくつかの自然科学の本を読めばいい。ところが、普通の人が、戦記や自然科学の本を読めるかどうかと言えば、多くの読者は興味を示さなさいだろう。「利己的な遺伝子」は名著だが600ページもある専門書だ。 でもマリアが主人公となった小説として読んでいると、面白く普通の読者でも、子どもでも、新しい境地へ導いていってくれる。そういう役割に意味を見出すなら、素晴らしい小説家なのだと思う。読者の中に「利己的な遺伝子」を手に取る人が出てくるかもしれない。 殺戮すればするほど、マリアを応援したくなり、愛おしく感じていくのは、読んでいて、自分でも不思議な感覚だった。帝国の夢の実現を応援したくなる。 「永遠の0」で命をかけた方々は、もしかしたら、僕の人生ですれ違っているかもしれない。マリアのような存在も、住んでいるすぐそこに、いつ存在してもおかしくない。そんな自分の生活とのつながりをリアル感じられる。ここがにくいところだ。 「永遠の0」は映像化に成功したようだ。果たして「風の中のマリア」を映像化することは可能なのだろうか?アニメか実写か特撮かCGか?どれも見てみたい気がする。 | ||||
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本の状態や配送スピードなど文句なしです 田舎のほうでは蜂が巣を作らないように庭に酢や砂糖や酒を調合したボトルをぶら下げたりしています 蜂が活発に動きだす季節やえさの好みなど自然にわかることもあるのですがこの本で蜂同士の争い、 女王蜂の交代や女王蜂も殺されるなど あらためてしることが多かったです ミステリーというより科学小説のようでした | ||||
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この作品の一番の仇となっているのが、丁寧な取材による現実に基づいた蜂の設定と、子供の絵本向けのようなキャラ設定が混在してしまっているところ。 実際の蜂の生態に基づき、自然のそのままの姿(つまり、善悪感の混じらない純粋な形)をベースにしているにも関わらず、その対象をキャラクター化し「殺人者!」等、自然の摂理を無視したセリフを言わせている為、読者が妙なちぐはぐさを覚えてしまう。 たとえるならば、真面目なノンフィクションドラマを、魔法で変身する正義のヒロインが演じているような違和感がある。 この作品は、二つに分けるべきだと思う。 一つは、大人向けの現実に基づいた作品。 ストーリー性を入れるにしても、虫達に名前やセリフはつけない。 もう一つは、子供向けの絵本。 細かい蜂の設定は全てはぶき、「妹たちのために、頑張って餌をあつめなくっちゃ!」「頑張って、仲間を守るのよ!」と奮闘するマリアのストーリー。 前者は多少地味な作品になってしまうかもしれないが、作者の技量次第では十分感動的な作品に仕上がると思うのだが、いかがだろうか。 | ||||
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まずは何よりもオオスズメバチと、それを取り巻く環境と広がる世界がよく分かりました。 余談ですが、テレビアニメで、なぜ、”みなしごハッチ”だったのか、ハチの生態を理解したことにより、その理由が分かります。 擬人化していますが、くどいような抑揚ある感情を描いていません。 百田さんの小説によくあるラストスパートでどかーんと花火が打ちあがり、感涙するパターンではないです。 とはいっても、”マリア”というオオスズメバチの視点より見えている世界、その生涯の姿を感じ取って、じわっとくるものがあります。 生まれたときにその定めを受け、限られた、はかないともいえるいのちを精一杯に生きている情景を描いています。 その枝葉に違いはあれども、ひとの行動も、その一生もそれほど大差ないのかもしれません。 | ||||
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