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風の中のマリア
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風の中のマリアの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全334件 241~260 13/17ページ
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百田尚樹さんの作品を読むのは永遠の0、影法師に続いて3作目。内容よりもタイトルに惹かれて注文。 まったく異なった3つの作品は百田氏のそれぞれ方向性なのだろうか。 オオスズメバチを擬人化してその生態に迫るのはおもしろかった。ただなぜ氏がスズメバチに興味を持って この作品ができたのかはよく分からなかった。それで星3つ。 | ||||
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スズメバチが主人公ということで、どうしても小さい頃みたアニメを 想像しがちだったが、全然印象が違った。 わずか数十日の一生を、自分の中に眠る遺伝子を後世に伝える目的のために、 凄惨な戦いに身を投じていく姿は感動物であった。 雄のハチしか産めなくなり、他のワーカー(働き蜂)との遺伝子の 共有率が低くなった途端、娘達に排除される女王蜂の一生も壮絶なものだ。 思わずハチであることを忘れてしまいそうな程感情移入してしまった。 これまではスズメバチは迷惑な昆虫と思っていたが、 このハチにこの本の主人公「疾風のマリア」を重ねてしまい、 見る目が変わってしまいそうである。 | ||||
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見た目のかわいらしさで好まれる生物っているよね。だけどこの本の主人公は嫌われ者のスズメバチ。 その生態を詳細に紹介しながらあらゆる生物の生きる意味に思いを広げさせてくれる。子供たちにも読んで欲しい。 | ||||
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馬車馬の様に働くサラリーマンを連想しました。 永遠の0にと共通したテーマでもある作品です。 | ||||
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生き物を題材にした本ですが、ありのままのオオスズメバチの生態を、そのまま忠実に描いているような印象がのこります。 (変則の特別な事件は、起こらないのです。) なのにこんなに面白い。 スズメバチの一頭一頭に、マリア、ドロテア、ヘンリエッテ、ヨハンナ、キルステン、といった名前がついていて、でもその名前は誰かが名付けた、という感じはしなくて、うまれつき彼女たちはその名を持ってうまれてくるように思えます。 一冊読んで、ものすごく「スズメバチ」にくわしくなった気がします。 彼女たちの一番おっかないところは、巨大な組織を形成していて、その組織が「常に飢えた胃袋をかかえている」ことなのかもしれない、と思いました。 個人的に、私は途中にちらっとでてきた、「オオカマキリ」のことが好きでした。 | ||||
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通常のレベルで、問題なし。価格的にも問題なかったので、楽しんで読めそうです。 | ||||
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昆虫記としても評価が高い本のようで、自然界の食物連鎖や捕食がはっきり描かれています。 自然界を学ばせるために子どもに読ませたいという意見も多いようですが、食物連鎖や捕食を感じることが少なくなっている今、ショックを受ける方もいるかもしれません。 実際に私の友人は、読み終わってグロテスクな印象しかないと言っていました。 私も昆虫や自然から離れていたもやしっ子のため、途中捕食がリアルに描かれている部分を読み進めるのが少し大変でしたが、とても勉強になりましたし、ハチをはじめ、自然界に感謝し、自分が生かされていることを改めて感謝しました。 またハチが擬人化して描かれており、働きバチとして生まれたマリアが、恋愛もせずに一生を過ごすことに揺れつつ自らに課せられた仕事に誇りを持ち、仕事に捧げるという物語になっています。 私は28歳ですが、特に女性はこの年になると、仕事をしたり、結婚をしたり、子育てをしたり、また仕事をしながら子育てをしたり、生き方が多岐に分かれてくると思うのですが、その現代の女性の生き方を考えさせられました。 どの生き方をしていても揺れることはありますし、人を羨ましく思うこともありますが、どの生き方でも誇りに思って強く生きていきたいと思える本です。 まさにこの時期に読めて私は良かったです。 それから役割を持って、仲間を助け合う生活を営むハチ達が大好きになります。 会社勤めをしている自分に重ね合わせてじーんとしてしまいました(笑) 養老孟司さんの後書きも素敵なので、最後までぜひ読んでください。 | ||||
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面白いのは面白いです。十分楽しんで読めました。 永遠のゼロでの感動を求めて同じ百田作品を読んでみたのですが、 期待が高すぎたようです。 | ||||
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スズメバチの話とは思ってなかった。 しかし、迫力があった。 楽しく読めた。 スズメバチの生態について、大変勉強になりました。 スズメバチにもたくさんしゅるがあることを知りました。 | ||||
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蜂嫌い、、だったのに、、、。 オオスズメバチも、キイロスズメバチも、足長バチも、 西洋ミツバチも、日本ミツバチも、、、、、 踏み潰せなくなったじゃないかーーーーーー。 | ||||
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以前に永遠のゼロを読んでいて、この本を手に取ったのですが結果から言えば大成功でした。 オオスズメバチである働き蜂のマリアの一生を通して蜂の生態が丁寧に描かれています。 著者の「蜂一匹にもこんなに沢山のドラマがあるんだ!」という想いが伝わってくるように、 とてもエンター・テイメント溢れるものになっています。 彼、彼女たちの生き方は非常に不思議なもので、その行いひとつひとつには意味があり探究心が強く満たされました。 もしかしたら、幼かったころの自分はこんな気持ちで図鑑を熱心に捲っていたのかも知れない。 中高生の時にこの本を手に取っていれば、もっと楽しく生物を学べたのじゃないかと思いました。 | ||||
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けっこうな昆虫が死ぬ。なぜならこれがハタラキバチのハンターが主役の物語だからだ。勇ましい主人公が知る帝国の定め、それを知り主人公は何を思うか――。面白かった。人間もこの話で語られる蜂にとっては害獣みたいなもの。虫の視点を借りた作品。その虫が小説で描かれるように人間のように感受性が豊かでたまには一個人として生きたいと願っているのならこれは悲しい話と映るのかもしれない。しかしそんな≪虫けら≫の一生のように感じるかといわれれば否だ。主人公は生き生きと描かれ自分の定めを嘆くというのとは違う。非常に感情豊かに擬人化された作品だと思う。でもタイトルのイメージとは少し違った印象だなと思う。狩りをすることには変わりないので。 | ||||
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百田尚樹さんの作品。 本作はオオスズメバチの生態に基づきその帝国の栄華を書いている。 しかしハチという種族はなんと大変な生き方をしているのかと驚いた。 本書は物語として楽しめるだけではなくオオスズメバチの生態や 他のセイヨウミツバチ、ニホンミツバチなど他のハチについても 勉強になる。 女王蜂にしても受精卵が産めなくなると殺される運命にあるとは・・・ なんとはなかい一生だろうか。しかし運も必要なんだろうが・・ オオスズメバチと言えば単に危険極まりない悪のような存在と 思っていた。しかし本書を読みその認識を改めることになった。 巻末にある養老孟司さんの解説に現代のファーブル昆虫記と表現されていた。 的を得ていると思える。 | ||||
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もともとこの本を求めたのは、ハチを飼っていてその天敵であるスズメバチのことについて知りたいと思ったからでした。本の中では、スズメバチの生態について科学的にとらえられるだけでなく、あたかもスズメバチに言語と感情があるかのように錯覚しながら本の世界に引きずり込まれていきます。筆者の「永遠の0」は、あまりにも有名ですが、ベースとなる家族と愛が人間からスズメバチに置き換えられて描かれる世界観は秀逸だと思います。 | ||||
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非常に面白い!! 主人公は人ではなく、大スズメバチのメス。それを情緒豊かに描いているが、単に擬人化したのではなく、そこには蜂として生まれ、その宿命を全うする生き物の姿が垣間見えた。 昆虫の世界をリアルに、しかし、読むものを惹き付ける物語に仕上げた一冊。読み始めたら、最後まで一気に読み上げずにはいられないだろう。 | ||||
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オオスズメバチの戦士”マリア”の生涯を描いた作品ですが、 命がたった三十日という儚い宿命の中でマリアが一日も無駄にせず 女王蜂と幼い妹達のために一生懸命に毎日を生き抜いた姿に とても感動しました。 自分自身も毎日のほほんとせず、マリアのように燃え尽きる ように生きたいと思いました。 ★10個でも足りないくらいの名作ですよ。 中高生から~疲れ果てた大人まで、あらゆる層に感動を与えるでしょう。 一読を強くお勧めします。 | ||||
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読書が苦手である自分は、薄い方から手に取るので、百田先生の作品はここから入りました。表面的にしかものを捕らえられない輩には酷評をされていたようですが。以前ここを見た時は悪い評価が多かった。例えば「ハチにゲノムなんてわかるかよ!?」などですが、私には「わからないと決め付けることがなぜあなたにできるのか?」と思えました。作品中にも出てきた動作、「触覚でコン!と触った」だけで意志の疎通をさせるようなことができるかもしれない。人間のヘタな説明では何時間もかかるようなところ0.1秒で伝えてしまうこともできるかもしれない。それくらいな想像力も働かない人間なら読書なんてやめちまえ!と、そこまで言いたくなったものです。でも今はこの作品の良さがわかる人が増えてきたようなので、とても嬉しいです。 この作品は読後に「なんともいえない清涼感」と「『燃焼しきる人生の美しさ』への敬服の気持ち」が沸き起こる大変素晴らしい作品だと思った。 たった30日しか生きない蜂が、人間で言ったら毎日マラソンやエベレスト登山をし続けるほど働いて、「妹たちを育てるために」闘って闘って死んでいく。これほど『燃焼』できる人間はいるだろうか。燃焼できずにくすぶったままろくな働きもできず長寿の人生を生きる人間がほとんどだ、と思えてしまうほどこの物語のマリアの生き方は美しいと思う。 闘う働き蜂だから一生のうちに『恋』もできないはずが、虫と人間のどちらにもなりすぎないうまい擬人化で、闘いにあけくれるマリアがたった一度、初めて異性に”会って話しをしただけ”の『淡い恋』を、自信の使命を全うしながら”大きな意味”で成就させるストーリー構成の絶妙さは本当に涙が出る。いまどきのケータイ小説などですぐに交尾してしまう虫以下な人間と比べると、よけいにスズメバチのマリアの生き方が美しく見えるのだ。 | ||||
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ハンサムメス働き蜂のハードボイルド小説。新ジャンルだ。すばらしいスピード感で、どんどん読めた。本能、宿命、種の保存、殺戮、自己犠牲。マリアは涙を流さない。情け無用の戦闘蜂は短い命を燃やしつくす。生きる目的がこれほど明確だと、人間としてはちょっとうらやましくもある。昆虫の話でこの読後感、余韻を引きずるとは思わなかったなー。今なぜか”ハチのムサシは死んだのさ”が頭の中で45回転してます。 | ||||
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みなしごハッチみたいな人間化せず、大スズメバチの生態をそのままにしたリアルな擬人化はみごとです。生物が特別好きでない私でもぐいぐいとその世界に引き込まれていきました。読後は、山里でジョギング中に出会ったスズメバチにも、何か親しみを感じて、思わず「ガンバレ」と言ってしまいました。 | ||||
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この本は短い物語りですが、とても内容が濃いです。 初めから面白く最後まで一気に読めました。 オオスズメバチは、戦闘機と同じく戦うために造られたという所にビックリさせられた。 勉強になった。 | ||||
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