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風の中のマリア
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風の中のマリアの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.21pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全334件 201~220 11/17ページ
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生物学的にもお勉強になりました。 みつばちハッチの大人向け??? 一気に読むことができました。 永遠の0 とは全く違う物語ですが まっすぐな生き様というか....芯の部分が通じている気がします。 | ||||
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百田作品、永遠の0、海賊・・・、BOXにつぐ4冊目でマリアは好きだが構成は期待道理だったかな? | ||||
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短い生涯を精一杯生きるオオスズメバチの生態が、人の一生と2重写しとなって非常に感動的な物語であった。 | ||||
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人間以外の生物は基本的に無駄な殺傷はしないと記憶してきた。 そして、そういった種は子孫を残すこと・種の存続を第一に、というかそれだけを目的に生きている。 我々よりも劣っている知能しか持たないはずの種の生き方の潔さ。 果たして人間はどうなのだろう? 進化を経て得た高い知能を正しく使えているだろうか。 周りに流されたくない類の人間はこう言う。 「人間らしく・自分らしく生きたい」 マリアは偉大なる母が築き上げてきた帝国のために、仲間のために戦い死んでいった。 「自分のため」という概念は無いに等しい。 人間に置き換えるならば、先祖のため、家族のために死をも厭わず生きるということだ。 時は有限、怠けている暇はない。 *昆虫の生態の解説書としての部分と擬人化を用いた小説としての融合に若干の違和感を感じたので★4まで | ||||
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蜂の生態がよくわかるようになります。蜂を扱っていて、戦争映画小説みたいです。お勧めです。 | ||||
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想像力の違いだと思うが、それぞれの蜂の名前のつけ方が音楽、オペラに関係する人物だったりでいやだった。 | ||||
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小説。風の中のマリア(百田尚樹・講談社文庫・552円+消費税)。 主人公は蜂、舞台は大自然、人間は全く登場しない。普段、虫に関心のない僕が、それでもこの数時間で一気読みしてしまった小説。 「生命・性別があれば、別に人間世界でなくとも心震わせる小説を書くことは可能ではないか?」 と、もし著者が考えたとすると、この小説はそれに成功しており、読後には確実に胸を打たれるものがある。 また、擬人化のさじ加減がうまく、登場人物(あ、蜂だ)への共感や驚きを伴いながら「どうしても設定を蜂の世界にしないといけないの?」という問いには「絶対にYES」としかいえない「蜂の生態を知り抜いた上での仕掛け」があり、それは最後の最後にわかる。 ※描写がリアルなので「蜂を想像しただけでダメ」という人にはおススメできません。 | ||||
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スズメバチの生態、あとは感情を持たないと思われがちな昆虫たちの、やりとりが人間界以上にリアルに描かれていて、めちゃめちゃ面白いです。 | ||||
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スズメバチの生態がよく分かるだけのお話。そもそも小説のスタイルにする必要があったのか疑問。 科学的知見を背景にしているため主人公のハチ・マリアは、基本的には生物としてのプログラムのままに生きるだけ。虫を擬人化し物語性を付与してはいるが、科学的知見を逸脱するまでの自我も精神性も与えないために、マリアはただ本能のまま生きて死ね。色々言うわりに結局最後までハチでしかない。そこを超えないのであれば小説の必要なし。「スズメバチの世界」とか、そんな感じの普通の生物解説本で十分。陳腐で説明的なセリフが続き、自然と生物の崇高な営みにセリフをつけて三文芝居に堕しただけではないかと思う。 登場するのは虫だけで、すべてを虫に語らせるのにも無理がある。虫の行動に意味を持たせたり、自然の摂理に感動したり、そこに神を見出すことは人間のすることなので、虫だけで、人(第三者)の視点が登場しなければ小説として成立し得ない。 寓話であったり、ファンタジーであったり、カリカチュアであれば別だが、そういうものにもなっていない。科学を逸脱しないのだから。 なによりエンターテイメントとしてもなんのドラマもない(自然の営みはそれだけでドラマチックであり、セリフと無駄な脚色でドラマ性を失わせている)。 とても残念な作品です。 | ||||
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昔ファーブル昆虫記が好きだったら読めるかも。読みやすく、難しくないから万人向け。 百田さんの本で読みやすそうなので一番最初に読んでみた。 次はモンスター、その次は永遠のゼロ、その次はとちょっとずつ難しくしていこうと思う。 | ||||
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みなさんご指摘の通り、ハチの生態を正確に描写しつつ、ドラマ化に成功しております。 しかし、そこに私が感じたのは「戦士として他者を生かす為の人生の価値」についてです。 「永遠の0」も同じ作者の作品ですが、その作風、モチーフのあまりの違いに戸惑われる方も多い様ですが その根底には「自分の生命と死をもって自分たちの一族を存続させる戦士という生き方」という共通項が有ります。 もっともここでは生物学的に生まれながらに戦士として生まれ、その戦いの人生と死に一切の疑問をもたない昆虫が描かれます(少しだけ疑問はもつのですが、あたかもそれはタブーの様に描写されます)。 ですので生まれながらに戦士ではない人間が無理やり戦士になっていく、されていく過程の様な心の葛藤や苦悩がほとんどありません。 そこをあえてはずして、客観的に(マリアの主観描写がおもでは有りますが)、生物学的な価値観(利己的遺伝子説)も含めて戦士として生存する事の意義と現実をハチをつかって徹底的に検証していく作業です。 いわばハチのマリアは戦時下の人間の戦士の心理の一部の拡大かも(いわゆる戦場下での狂気ともいわれるような滅私奉公と敵への残虐さ)。 ハチを描く事で「生き抜くには戦いしか無い」状況を分析し、そのなかの一縷の正当性が汲み取れるにも思えます。 彼女の種族は他の虫から「残虐なゴロツキ、侵略者」と呼ばれます。しかし、侵略以外に生き延びる選択肢をもたないマリア達は生きる戦いに必死で、そこに何の疼痛も感じないのです。 生きるって、突き詰めるとそういう事なのかもしれません。擬人化しながらもあくまでも真剣に描かれる虫の戦士の生き様にある種の敬意と畏怖を感じながら、 人類はもう二度と虫の様になっちゃあいかんよね、と思ったりします。 | ||||
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昆虫の世界の不思議、支配しているのは,神なのか?神の存在をも覗わせる。 | ||||
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昆虫が主役の小説は初めて読んだ。すごくおもしろかった。 たぶん何回も読むと思う。 傑作だと思った。 | ||||
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私は虫全般苦手で、自分の居る空間に虫がいるとなったら、駆除するか追い出すのをしっかり確認できるまでじっとしていられません・・・ 見失った場合はその空間から脱出します。とにかく虫が嫌い(怖い)・・・ でも、この本を読んで、少し蜂に興味が湧き、むやみに駆除するのはやめようと思いました。 『そうなんだ~』とつぶやいてしまうくらい、勉強になりました。 内容として素晴らしいと思いますが、私はサスペンス系、推理系が好きなのでいまいちのめりこんで読む事はできませんでしたが、 読んで良かったです! | ||||
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またたく間に読めます。 ファーブル昆虫記を読んでるみたい。 スズメバチの事が良く分かりますよ。 | ||||
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蜂の生態を物語にした”物語昆虫図鑑”的な作品。百田氏は稀代のストーリーテラーだと思うがこれはちょっと強引過ぎ。取材、調査能力はすばらしいが文芸作品としては★1つ。 | ||||
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ハンターとしての役割を与えられたオオスズメバチの一生を描いた作品です。未帰還の仲間が増えていく様は まさに「永遠の0」を彷彿させます。ただでさえ過酷な日々に、物語の後半では、よりハードルが高い任務を背 負い、プライドを持って生きる姿は胸を打ちます。他の虫をひたすら捕え、幼虫の妹たちに餌を運ぶ運命にある マリアに作者は「何のために生きるのか」を考えさせます。そして次々に謎の部分が明かされていきます。すな わち女王蜂、オス蜂の正体や帝国の繁栄と崩壊です。この自然界の法則をこれほどまでのストーリーの展開と面 白さで読ませてくれる作者はさすがです。 | ||||
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世界一受けたい授業をみて購入しました。 同じことを思った人が多かったらしく、 どこの本屋さんからも一時期消えてしまい、 ちょっと待ってから入手。 前評判をはずさない面白さで、お勧めです | ||||
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今までにない、めずらしい、面白い展開の小説です。一機に読みました。 | ||||
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テレビで紹介された作品に興味深い内容で翌日本屋に直行。 すぐにスズメ蜂の世界に入り込んだのは初めてです。 儚くも誇り高き昆虫達に敬意を払いたいと思います。 | ||||
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