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(短編集)
嗤う闇
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嗤う闇の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 21~23 2/2ページ
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音道貴子シリーズ、前回の『未練』は短編で、こじんまりしていたので断念本になった。今回も短編で同じくこじんまりした事件を扱う、誰にも好かれとても評判の良い主婦が襲われた『その夜の二人』、留守の間に家に異変が起こる『残りの春』、昔コンビを組んだ滝沢の娘の問題『木綿の部屋』、連続強姦事件の『嗤う闇』何気なく読んじゃいましたけど、こうしてストーリーを追っているとどれもつまらない事件、何も音道貴子を主人公にしなくてもと思います、違うキャラでやれば | ||||
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性犯罪、世代間ギャップなど、いつの世にもあるオーソドックスな事件が描かれている。そして、音道刑事はデビュー時に比べ、格段にまるくなった。まだ時折トンがってみせるが、周囲を緊張させるようなトンがり方ではなくなった。その辺が、作品全体に落ち着きをもたらしている。 だから逆に、相変わらず無神経なジェンダー観のはびこる現実にイラ立つ女性には、音道のキャラクターは物足りなくなったかもしれない。 今回、敵役の滝沢が意外な弱みを見せる。これは面白いエピソードだ。滝沢もまた、音道に一定の力量を認めているから、こんなエピソードが描かれるのだ。そしてそんな滝沢を、読者にはじれったいくらい理解しない音道の、オヤジやオトコに対する拒否感・鈍感さがほほえましい。このシリーズで、きっといつまでも滝沢が脇役として姿を見せてくれそうだ。 | ||||
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形としては未練と同じで、短編集からなっています。描写のしかたはさすが!!って感じで、期待以上のものでした。前回よりは多少明るめなので、読みやすいのではないかと思います。このシリーズが好きな人は迷わず買いです!! | ||||
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