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PLAY プレイ
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PLAY プレイの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.88pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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遊戯が共通のテーマかな?四編収録の短編集。ゲーム系の話が多いので毎回挿入されるルール説明が若干だるいですが短いページ数でしっかり読ませます。 短編という性質上、やや読みごたえに欠け、予想を超える展開というものはあまりなかったですが逆に飛び抜けてつまらない話もなかったので総括してトントンという評価。映画ジュマンジを彷彿とさせるボードゲームの話が設定から展開まで一番スリリングで面白かったのでその分加点して☆3.5。隠れ鬼の話もよかったんですが、この話の仕掛け部分が以前読んだミステリーのトリックとかぶってたもので新鮮な驚きがなく残念でした。あとの二編は個人的には凡作かなぁ。わりとよく見かける話だと思います。 文章は固すぎず柔すぎず。ちょうどいい感じでスラスラ読めました。子供じみた行為と狂気のギャップで涼しくなりたい方は是非どうぞ。 | ||||
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思考実験的大作『奇偶』で、自己言及的で濃厚な世界観を創出した後、少しスイッチを切り替えて、ある意味でのポップさとプロットの妙味を発揮された(と思う)短編集です。 とはいってもそこは山口さんですから、単にライトタッチのミステリになる筈も無く、寧ろ短編だけに、ストレートに人の狂気や暗黒面を描き出した特異な作品群。 今のところ、山口さんの、最もオーソドックスで万人受けするミステリとしては、やはり短編集である『垂里冴子のお見合いと推理』が挙げられるでしょうけど、あれとも違います。 ただ。 ちょっと解り易いかな、という。従来の山口作品読者からすると、ということですが。つまりやや薄味。 でも、要するにこの種の作品に於ける、山口さんへの期待値が私の中で勝手に大きくなり過ぎているのでしょう。 初めて山口作品を読むという方には充分な読み応えだと思いますし、ファンにとっても、つまらないかといえば全然そんな事は無いです。 個人的に気に入ってるのは、最後の「ゲームの終わり/始まり」。 ファンとしての期待込みで、星3つとさせていただきました。面白いですよ。 | ||||
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