(短編集)
マニアックス
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ページ数は少ないですが内容が濃いので満足度は高かった。ホラー短編集です。最後まで面白く読めた短編もあればなにこれ?(笑)と拍子抜けする短編もあり。いずれも小さなどんでん返しが仕掛けられておりいい意味でも悪い意味でも読み手の意表を突きます。 中でも面白かったのは人が尋ねてくるたびに死体が増える話と托卵の話。前者はホラーともコメディともつかないギリギリの絶妙な雰囲気で、もう善意100%のサンタが笑えるやら不憫やら…。締め方が一番好きです。あそこまできたら金に汚い女助手も訪ねてきてほしかったけど(笑)後者はストレートに怖い。というか気味が悪い。設定的には単純だけど、長編で読みたかったストーリー。 この作者の小説は何度か購入したことがありますがやっぱり文章が好きです。硬すぎず軽すぎず、読みやすい文章を書かれる方だと思います。全7編のうち当たりが2編、ハズレも2編くらいかなぁ。他はまあ普通。短編集なら勝率はこんなもんでしょう。中にはミステリー調で攻めてくる短編もありますが、本作はあくまでホラーなのでミステリーとして読んじゃダメです。最後でなんだそれ!って怒ることになります。全体評価は☆3.5。 | ||||
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このミステリーがすごいの国内1位を獲得した短編集の「ミステリーズ」の姉妹編。 前作自体が変則のミステリー短編集という雰囲気だったが、本作は解説でホラー短編集と表現されている通り、本格趣向のミステリーは全くない非ミステリー集だが、ホラー集という感じでもない。 トワイライトゾーンみたいなブラックな落ちのショートドラマ集という感じである。 殆どの作品がアメリカを舞台にしており、氏ならではの翻訳調文体の力も相まって独特のバタ臭いB級テイストが味わい深く、難解な一部作品があった前作よりも、かなり一般受けするストーリーであり、個人的にはこちらの方が楽しめた。 | ||||
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1998年の単行本を2001年に講談社ノベルスとし、さらに文庫化したもの。 『ミステリーズ』の姉妹編ともいうべきもので、7つの短篇が収められている。あとがきで著者自身が述べているように、ミステリというよりはホラーに近い。あるいはギャグか。 面白かったのは「モルグ氏の素晴らしきクリスマス・イヴ」。馬鹿な話だが、予定調和的な世界が良く出来ている。それから「エド・ウッドの主題による変奏曲」。パロディというかギャグだが、雰囲気が良くできている。映画界というのは恐いところのようだ。 ただ、全体としてはいまいち。小品ばかりという印象が拭えない。 | ||||
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タイトルに惹かれて買いました。 「マニアックス」最初の作品はとても好きでした。滑り出しは 順調だったのですが、私は日本人が書いた西洋の 物語は嫌いなので、だんだん違和感を感じてきました。どうして、日本が舞台で日本人が登場人物では いけなかったのだろう?と残念に思います。私は映画が好きなのですが、この作品の登場人物の 名前が有名英国俳優ヒュー・Gと同じ時点でもう 作品に入り込めなくなって挫折しました。 せめて、有名人と同姓同名の登場人物はやめて ほしかったです。作風自体は好きな感じだったので本当に残念です。 | ||||
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あとがきによると、日本ではマニアというのは愛好家めいていて、同じような存在であるオタクよりもどこか一団高いようなイメージがある。では、その語源である英語のマニアックスとは何なのか? ここで書いてしまうとなんなのだが狂人だそうだ。この作品集はその間にあるものを書いているが、お話として一つ一つ楽しく読めました。 | ||||
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