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黙の部屋
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黙の部屋の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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偶然手にした一枚の絵から、その作者・石田黙の魅力に取りつかれ、彼に迫ろうとする美術雑誌編集者の水島。そして、記憶を失い、何者かに監禁されて絵を描かされる謎の画家。この書籍の試み自体は面白い。サスペンス、ミステリ作品として一方で実在の画家・石田黙の魅力を知ってもらおう、というもの。著者・折原一氏が、いかに石田黙の作品を評価しているかは良く伝わってくるし、また、その折原一氏のホームページに書かれている、折原氏自身の石田黙へ辿る道と本作の主人公・水島の行動にダブっている部分などが垣間見えたりした面白さもあった。…ただ、では純粋にサスペンス作品、ミステリ作品として見たらどうだろうか? というとちょっと微妙。事実に基づく部分が多い、という制約も多いためだろうが、正直盛り上がりに欠け、トリックなどもあまり…という感じだ。著者の熱意は伝わってくるが…。 | ||||
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