黙の部屋



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初公開日(参考)2005年04月
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長編小説

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黙の部屋 (文春文庫)

2008年07月10日 黙の部屋 (文春文庫)

古物商の店先で偶然見つけた一枚の奇妙な絵。美術雑誌の編集長・水島純一郎はその謎の画家、石田黙に魅せられ、ネットオークションや関係者を訪ね歩くうちに、不可解な事件に巻き込まれていく。誘拐、監禁、そして謎の招待状…。虚実の皮膜を往還する叙述トリックの名手が、渾身の筆が描く美術ミステリー。 (「BOOK」データベースより)




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黙の部屋の総合評価:6.50/10点レビュー 10件。Dランク


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No.1:
(5pt)

黙の部屋の感想


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カミーテル
MCFS6K6O
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No.9:
(4pt)

満足

満足しています
黙の部屋Amazon書評・レビュー:黙の部屋より
4163239006
No.8:
(3pt)

小説より、石田黙の作品で魅せる

叙述トリックという看板に偽りあり、ワザとわかりにくくボカしてるだけトリックに終始する、いつもの折原一とは違い、石田黙へのマニアックなこだわり、心酔、ベタ惚れむき出しの作品であり、毎度毎度の精神を病んでいる謎の登場人物は「実は作者でした」とでもドンデン返しで告白する気かと読んでいったら、あに、はからんや、掟破り叙述トリックならぬ、読者を目くらましにする安っぽい呪術トリックという千篇一律のパターン。しかも、いくつかの謎は「あの男は何者だったのだろう」で済ませてしまう。枚数の都合というより、最後になって、辻褄が合わせられなくなり、勝手に想像してくれとばかりに読者に丸投げという酷さ。まさに、折原一の真骨頂。これだけなら、折原一は、とっくに過去の人になっているのだが、この作家、他に類を見つけるのが困難なほど、歪んだ叙述トリックへの歪んだ偏執、こだわりがあって、危ない雰囲気を漂わせている。ホラーのラブクラフトみたいに、探偵小説の江戸川乱歩みたいに闇に蠢く異界の様相に魅せられているようなところがある。いかに博覧強記のあらまたこりゃまた先生とか、京極堂が異界に興味をもとうと、しょせん、インテリの高級遊び感覚なのとは、根本的に違うのだ。だから、折原一、ラブクラフトが優れているというわけではない。単に、危ない人というだけ。折原一には、その危なさがあるので、曖昧な誤魔化し叙述トリックを乱発しても、なぜか次の作品を読みたくなる作家なのだ。「黙の部屋」の叙述トリックは、お得意の誤魔化し叙述トリックも冴えず、推理小説としては、失敗だろうなあ。いつもなら、特殊詐欺並みに稚拙ながら迫真の誤魔化しで、読者を、その気にさせるのに、ざんねんんんn。さりながら、偏愛的石田黙論としてなら、けっこう、いい線いってる。黙作品への異様な愛着がベタベタと伝わってくる。乱歩が蔵の中で、深夜、ロウソクに囲まれながら、血みどろの推理小説を書いたように、一は書斎の壁いっぱいの黙作品に囲まれながら、異常心理の叙述トリックモドキ作品を書いたのであろう。d( ̄  ̄)
黙の部屋Amazon書評・レビュー:黙の部屋より
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No.7:
(3pt)

図書館で借りるくらいでちょいど良いかも・・・

物語の冒頭は、石田黙を追う水島、監禁された黙の部屋、黙のアトリエに残された妻・・それぞれの心理や状態が交互に語られ、一気に世界に入り込めます。ただ絵画の描写を読んだだけでははっきりと絵画の全貌が掴めて来ず、ビジュアルを見なければイメージは容易ではありません。もう少し黙の絵の描写を繊細に書いて欲しかったと思います。中盤にさしかかるにつれ、裕子の性格の設定や会話に至るまで、正体が明かされてから彼女の魅力が一気に半減しています。芸術家である設定をもっと生かして欲しかった、あれではただ普通の女でしかなくなっています。裕子に芸術家気質のような読み手を期待させるようなものを持たせることもなく、中盤以降はただラストに向かって大きな展開もなく淡々と進んでしまいます。物語の記憶はあまり残らなくとも、石田黙の絵は強烈な印象を与えてくれますが値段を考えると、図書館で十分な読み物だと思います。
黙の部屋Amazon書評・レビュー:黙の部屋より
4163239006
No.6:
(4pt)

不思議な勢いのある作品

使われている絵が本当に幻想的で力があるので、それに引きずられてテンポよく読了。
期待していた反転は起こらなかったものの、
誰が独白していたのか、本当の画家は誰なのか、
そもそも石田黙とは?
と、虚実が入り交じって楽しく読めた。
ネットオークションの下りも、経験があったせいでリアルにわかり、それも面白かった。
この人にたまにある、妙に粘着質な男女のからみシーンもなかったし。
いろいろな角度から楽しめた作品だった。
黙の部屋Amazon書評・レビュー:黙の部屋より
4163239006
No.5:
(3pt)

サスペンスとは違う

あらすじは、作中の本当の主人公?の石田黙という人が書いた絵画をめぐるサスペンスというものなのだが、本の解説にもあるように、これは果たしてサスペンスだろうか?確かに折原作品にはお決まりの叙述ミステリー仕立てにはなっているつもりだが、この叙述も「これがどうしたの?」程度だし、本文はほとんど美術の話しと、水島という記者のまぬけぶりの紹介だけなので、飛ばし読みですぐに読み終わります。事件の真相のところも、「えっ?これだけ?」です。この本で印象に残ったのは、石田黙が描いた本物の絵画だけです。絵に関してはど素人だが、この絵はなんとなくすごいとは思いました。推理小説としてはいま一つな内容でした。
黙の部屋Amazon書評・レビュー:黙の部屋より
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