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殺す者と殺される者
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殺す者と殺される者の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.96pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
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遺産を相続し、不慮の事故から回復したのを契機に、職を辞して亡母の故郷クリアウォーターへと移住したハリー・ディーン。人妻となった想い人と再会し、新生活を始めた彼の身辺で、異変が続発する。消えた運転免許証、差出人不明の手紙、謎の徘徊者…そしてついには、痛ましい事件が―。この町で、何が起きているのか? | ||||
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見えているネタをいつまでも引っ張って見せてくれないようなもどかしさ。 マクロイには言いたいことが山ほどあるらしくて、どれもその感があるけど、これはもう飽きるほど引っ張るからイライラする。 何処でやめようかと思いつつ読み続ける。 「ミステリーは読書の範疇に入らない」とわたしも思っているからイライラさせられるなら読まなければいいけどそうもいかないものがあるところがマクロイなのかも。 | ||||
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タイトルに先ず惹かれた。それと本書は1957年の作品で、年齢のせいか40年50年代の作品に惹かれるのだ。 例えば「幻の女」や「死の接吻」等。再発刊を要望する上位にリクエストされたらしく、新訳での登場となった。 文庫300頁足らずというのもよい。最初の100頁は特段どうっていう事はない。雰囲気づくりというところだ。一人称の語りは巧く、「私」の思いも納得させられる。次の100頁からいよいよ動きがあり、「殺される者」が出てきて、そして「殺す者」は誰なんだとなってくるのだ。 ここにきて、なんなんなんなのだと唸る。それはないだろと、読書を止めてしまう可能性あり。危険度満点の成り行きにただただ呆然とするだろう。 | ||||
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タイトルに先ず惹かれた。それと本書は1957年の作品で、年齢のせいか40年50年代の作品に惹かれるのだ。 例えば「幻の女」や「死の接吻」等。再発刊を要望する上位にリクエストされたらしく、新訳での登場となった。 文庫300頁足らずというのもよい。最初の100頁は特段どうっていう事はない。雰囲気づくりというところだ。一人称の語りは巧く、「私」の思いも納得させられる。次の100頁からいよいよ動きがあり、「殺される者」が出てきて、そして「殺す者」は誰なんだとなってくるのだ。 ここにきて、なんなんなんなのだと唸る。それはないだろと、読書を止めてしまう可能性あり。危険度満点の成り行きにただただ呆然とするだろう。 | ||||
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これは昔から名のみ高かった伝説の推理小説で私も名前だけはよく聞いてましたが遂に読めるとは、と驚き、かつ凄く嬉しくて興奮しました。私と同じような思いの人も多いのでは。 これは本格ではないですね。ではなにかというと書くと興を殺ぐのでかけませんが、広義のサスペンスというか。今では当たり前のある有名なネタの小説で読む前の期待が高かった分、正直、些か肩透かしを喰ったような気分になったのは否定できません(他の方も書かれてますが)。書かれた1957年前後は同じネタの作品が多く出回る少し前で、有名なあの小説やこの小説(名前を書くと察しのいい人にわかるので書けない)がこれ以降一杯でますけどそういう物の先駆として歴史的に価値があると思いますし、リアルタイムで読めば衝撃だったと思いますが、今読んでの面白さや衝撃はいまひとつというのが本音です。でも小説の最後などは結構不気味な余韻が残り、そこら辺はさすが技巧派と思います。私的には少し前に紹介された「ひとりで歩く女」の方が技巧や完成度は上だと思います。 これが話題になって同じ著者の名作「暗い鏡の中に」が入手し易くなると嬉しいです。あと蛇足ですが同じ版元のヘレン・ユースティス著「水平線の男」も復刊して頂けないかなと思います(20年くらい前に予告がでたような・・・)。あと復刊リクエストってどこかで順位や作品名が公開されてんですかね? | ||||
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これは昔から名のみ高かった伝説の推理小説で私も名前だけはよく聞いてましたが遂に読めるとは、と驚き、かつ凄く嬉しくて興奮しました。私と同じような思いの人も多いのでは。 これは本格ではないですね。ではなにかというと書くと興を殺ぐのでかけませんが、広義のサスペンスというか。今では当たり前のある有名なネタの小説で読む前の期待が高かった分、正直、些か肩透かしを喰ったような気分になったのは否定できません(他の方も書かれてますが)。書かれた1957年前後は同じネタの作品が多く出回る少し前で、有名なあの小説やこの小説(名前を書くと察しのいい人にわかるので書けない)がこれ以降一杯でますけどそういう物の先駆として歴史的に価値があると思いますし、リアルタイムで読めば衝撃だったと思いますが、今読んでの面白さや衝撃はいまひとつというのが本音です。でも小説の最後などは結構不気味な余韻が残り、そこら辺はさすが技巧派と思います。私的には少し前に紹介された「ひとりで歩く女」の方が技巧や完成度は上だと思います。 これが話題になって同じ著者の名作「暗い鏡の中に」が入手し易くなると嬉しいです。あと蛇足ですが同じ版元のヘレン・ユースティス著「水平線の男」も復刊して頂けないかなと思います(20年くらい前に予告がでたような・・・)。あと復刊リクエストってどこかで順位や作品名が公開されてんですかね? | ||||
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紳士階級がまだ辛うじて存在した時代の懐かしいミステリー 読み始めて早いうちに 真相の予想がつくので ダイナミックな展開や謎を期待する人向けではないかも むしろ 時代とワシントン郊外の小さな町の雰囲気を想像しながら 読み終え 作者の技巧の跡を検証しながら もう一回読んでみることを お勧めする 文章はとても読みやすい 会話や回想の形で 記憶と人格について度々述べているが 作品発表時は 新鮮な題材だったのだろうか ペダンティックというより 今や ロマンティックでさえある 登場する女性達のあり方は古すぎて むしろ 新鮮に映るくらい 正統な読み方ではないと思うが 面白かった | ||||
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紳士階級がまだ辛うじて存在した時代の懐かしいミステリー 読み始めて早いうちに 真相の予想がつくので ダイナミックな展開や謎を期待する人向けではないかも むしろ 時代とワシントン郊外の小さな町の雰囲気を想像しながら 読み終え 作者の技巧の跡を検証しながら もう一回読んでみることを お勧めする 文章はとても読みやすい 会話や回想の形で 記憶と人格について度々述べているが 作品発表時は 新鮮な題材だったのだろうか ペダンティックというより 今や ロマンティックでさえある 登場する女性達のあり方は古すぎて むしろ 新鮮に映るくらい 正統な読み方ではないと思うが 面白かった | ||||
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