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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 21~30 2/2ページ
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失踪の理由が知りたくて、推理小説を読むような感覚で一気に読んでしまいました。そして、5年後の再会で知る意外な事実…。でも、それは小さな選択の積み重ねが運んだ運命だったと気づかされます。普通に生活していて、ガールフレンドが失踪したこの主人公のように、強烈な分岐点を感じることはないかも知れない?今の日本では年間8万5千人の人が失踪しているという事実からすると、そんなに奇妙な体験ではないのかもとも思えてきて。自分の身近な人が、今日行方不明になったら、理由が思い当たるでしょうか?心配になってきます。人生をリセットしたくなる気持ち、日常にも分岐点は沢山あるのかも・・・。 | ||||
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この作品も『Y』と同様に、「あのとき、ああしていれば」という誰もが思う後悔について、書かれています。佐藤正午の「かっこつけ(キザ)文体」にはまれるかどうかがすべて。はまるひとはずっぽりはまるでしょう。私はそうでした。あと、もうひとつ。完全に男性、それも、私のような、「優柔不断、かつ、かっこつけ」男性向けのおはなしです。作中に出てくるアブジンスキーというカクテルが飲みたくて仕方なくなり、バーで飲んでみました。調子にのって5杯。もちろん、前後不覚状態におちいりました。読み終わったあと、男性は、自分の隣にいる女性(奥さんとか彼女とか)のことを少しだけ疑ってしまうかもしれません。 | ||||
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書店で平積みになっているのをたまたま目にしたのですが、<私を読んで>とこの本がささやきかけてきたんです。そこで家に連れて帰って頁を繰り出したらもうやめられない。深夜2時までかけて一晩で読んでしまいました。こんな楽しい読書経験は自分でも珍しいと思います。 この本を置いてから考えたのは、人生を自分で選び取っているという感覚を得るのは実はとっても難しいのだなということです。偶然の積み重ねが、自分でも制御がきかないほど大きな力をもって人生をある方向へと導いていく。そこに人生の不思議があり、また親しみもあるのかもしれません。そんな不思議と悲しみをかかえながら、それでも人はひとつの人生をまっとうしていかければいけない、そんな気分にさせる小説です。 | ||||
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特に殺人事件がおきるわけでもないのに、ミステリー小説のようにはらはらして読み進めてしまいます。そして人生は、日常のたわいもない判断とそれによって派生する事項の集積であると思い知らされます。映画「スライディングドアー」のように電車に乗れるか、乗り遅れるかでさえ人の人生を十分変えてしまう可能性をもつ。できれば、自分で決められることはいい加減な選択ではなく、思慮深く判断して後悔のない人生を送りたいものです。あまり面白そうな本のレビューの体をなしていなくてスミマセン。でも最高の小説です。 | ||||
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「自分の人生を選びとった実感がありますか」ということが書いてあったように思います。そのフレーズにハッときて,この本を購入しました。みなさんが書いていらっしゃるように,ぐぐぐっと一気に読みます。そして,自分の人生もなんだか一緒に振り返ってしまいました。「偶然や縁,環境というものが人生の一つひとつの選択の背景にあり,ここまで来たのだな」ということを思うと,主人公にもその妻になる人も,失踪する「みはる」も誰にも責める思いがなくなり(途中までイライラした),むしろ切ない思いがします。最後の「みはる」のセリフ「それでもこの人生を選んで良かった」という言葉に,わたしも胸をはって,同じことを言える人生を生きたいものだと思いました。 | ||||
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「本の雑誌」だかの昨年刊行された本のベスト何位かにランクイン、「ちょっとコンビニにいってくる」と言い残してでていったきり失踪してしまう彼女、という導入部が印象的で、ずっと関心をもっていました。人生はなにが起こるかわからない。そのときそのときの偶然のアクシデントやボタンのかけちがいが、実はその人にとって重要な人生の岐路だったりする。そういう「岐路」(=「ジャンプ」)が、主人公の青年にとっては、彼女の失踪であり、その後の人生の最大の岐路になった事件でもあった。 考えてみれば私たちの人生も、無数の岐路の選択の上に成り立っているといえるでしょう。でも、果たして私たちは、それらの選択を自分自身の人生の問題だと位置づけて、本当に意識して行っているのでしょうか。 ふと気がついてみるとこんなはずではなかった自分を発見する、そういう虚しさが、恋愛ミステリというエンターテイメントの形をとって絶妙に表現されています。恋愛小説の名手といわれる著書の本を読むのは初めてでしが、一読して納得。読者の気をそらさせないストーリーテリングのうまさ、さりげない心理描写、そしてなによりも驚いたのは、実名をちりばめ、あたかも現実に実体験しているかのように感じさせる手法の巧妙さ。一日で、一息で読んでしまいました。 | ||||
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読みやすい文章で、一気に読んでしまった。そして、もう一度読み直し、いくつかの伏線がひいてあることに気が付いた。最初は主人公「三谷」の優柔不断さに腹が立ち、次に「みはる」の連絡もしない態度に腹が立ち、最後の最後に、二人はこうなる定めだったのかと疑問に思いながらも納得した、読ませる小説だった。 | ||||
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毎年末、「本の雑誌」の年間ベスト10の中から、何冊か購入して正月の楽しみにしている。佐藤正午の”ジャンプ”は3日の晩に読んだはずだ。行方知れずの恋人の捜索をする前半も一気に読めるし、時間を経た後で過去の状況が明らかになっていく過程も素直に読める。20代の時に、忙しさを理由にして相手のことが考えられずに、結果として何度か人生の選択をしてしまったことが思い出されて、胸キュン度80%で星4つ。佐藤正午の本は始めて 読んだのだけれども、これからも読むつもりになったし、 人生の選択の結果である妻にも薦めるつもりである。 | ||||
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人は色々な選択をしていきます。その些細な日常的な選択で人生がかわることが起こり得るのだということを、実感しました。なにげなく決めていく行動。人生には本当に多くの分岐点が存在することを感じさせる本でした。 | ||||
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