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ジャンプの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.56pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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男と女は半年前に知り合った。ガールフレンドから恋人へ移行する時期だった。 その夜、男は独り住まいの女のマンションに泊まるつもりで、女も了承した。食事をしたのは良かったのだが、その後、飲めない酒を呑んでしまい、女に介抱され、マンションに着いた。 男は林檎が好きで、途中コンビニで買うのを忘れた。女が買いに行くといってコンビニへ走った。そして女は帰ってこなかった――。 導入部が良いと、えてしてラストはがっかりさせられるのが多いが、本作品は文章も巧みで、ラストも決まっていた。殺人はないが、まさしくミステリーである。 | ||||
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ここまで「追う」にはもっと強い理由が裏付けされていなければならないような気がする。 「いなくなる」のにさしたる理由がないからかもしれないが、 もっとプロセスでの刺激がほしくなる。 「追う側」までもが逃避という観念に苛まれ、 ひっそりと厭世の路の端を彷徨う様子が、悲しい物語だと もっと「追わないといけない」という気にさせられる。 ちょっと残念かな。 | ||||
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はじめてレビューを書きます。 読み終えた感想。題名の『ジャンプ』の意味が いまいちはっきりしません。いい本というのは題名にも明確な 意味が潜んでいると思っています。 ただし、みはるの失踪の謎は途中までわからなく、わくわくさせられ ました。しかし最後の失踪の理由を明かすところは、それなりのミステリー ファンの方であれば想定できたように思えました。 おもしろいと思ったのは、解説の「彼はなぜアブジンスキー飲んでしまったのか?」 ですがミステリーファン、恋愛小説ファン、佐藤正午ファン、によってで解釈が違うのかな・・・ とも思います。 最後に登場人物すべてが似たような語り口調なのは閉口しました。 | ||||
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なぜ、みはるが三谷の前から姿を消したのか、半分くらい 読めば想像がつきます。また、想像通りの展開で、驚きを 感じることはありませんでした。 ただ、三谷のような優柔不断な男は、自分を含めてたくさ んいることでしょう。そういう意味では、自分の物語のよ うな思いを抱きながら読むことができます。 男性には、身につまされるようなお話です。 | ||||
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この小説は、コンビニまでリンゴを買いに出かけた恋人が失踪し、主人公の男が彼女の行方を探す、という物語だ。2000年の週刊文春「ミステリーベスト10」で7位になった作品らしいが、本作はミステリの皮をかぶった恋愛小説である(と思う)。失踪事件当日、1週間後、更にその一週間後……と、時間が進むにつれて物語の展開も進んで行くのだが、その間に当然あるはずの「主人公の心情変化」がまったく描かれない(あるいは存在しない)という、奇妙な作品。だんだん速度を上げて進んでゆく時間軸と、立ち止まったままの主人公の心理。この2つのギャップが何とも居心地悪く、読んでいるうちに体内時計が狂ったような錯覚を起こす。もしかするとそれは、作品の欠点というのではなく、作者の意図をもって描かれた特徴なのかも知れないけれど……。つまらなくはないのだが、再読したいとは決して思わない小説。ちなみに本書の一番の魅力は、山本文緒による「解説」である。(やや皮肉をまじえて)佐藤正午の存在意義を言い切った一文は、実にアッパレ。これを読むだけでも本書を買った意味があった、と思わせられた。(3つ星評価なのは、この解説があったから。) | ||||
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映画化されたみたいですね。恋人が失踪…どんな理由が?という興味で読んでみました。「もしもあの時」という言葉を残しながら、月日がタイトル通りどんどんジャンプしていきます。「なぜ彼女は失踪したのか」という疑問の答えが早く知りたくて、ばーっと一気に読んでしまいました。が、なぜ失踪したのか、という理由に説得力がなく期待はずれでした。失踪というのか、なんというのか。。。不満が残りました。話しの内容は分かりやすくて読みやすかったのですが、まず、お互い好きで好きでたまらない恋人同士というわけでもない感じのようなので、(付き合いだしたばかりでよく分からないらしい。)恋人が失踪したと感情移入も出来なく、探偵が推理しているように思えました。もしもあの時…と思うのであれば、実際5年ぶりに再会した時、もう少し感情がむき出しになってもいいのではないかと思いました。あまり人間臭くなく現実味が感じなかったです。 | ||||
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読みやすく、謎めいたストーリーで、楽しかったです。でも、村上春樹さんの書いている小説にすごく似ている感じもしました。「ねじまき鳥」だったでしょうか。文体も似ています。こちらは、女性の「意志」を書いているようでしたが、その分主人公が潔くなく、「どれだけ心配したと思っているんだ」という台詞も、白々しく聞こえました。女性の「意志」に振り回されている主人公なんですね。もうちょっと、ストーリーにもどかしさがほしかった気もしますが、純粋に楽しめた小説でした。 | ||||
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「今年一番の」、「読者投票で第一位」などというキャッチに引かれて読んだ。読後感は「うーむ?」であった。失踪物であるが、そもそも主人公たちが恋人らしさをあまり感じさせないのである。男のほうは、失踪した女性に対する義務感のようなもので動いている。だから、感情移入がままならない。最後のどんでん返しも後味があまりよくない。この男が優柔不断すぎるのだ。比較するのが適当かどうか、東野圭吾の「秘密」の方がはるかによく出来ている。落ちが納得できるのである。 | ||||
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