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地獄のババぬき
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地獄のババぬきの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.47pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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ババ抜きでここまで奥深い作品をかけるとはすごいです。 ここまで設定を凝るとフィクション中のフィクションですね。 でもなぜかまた読む気がわきません。 なぜかわかりませんけれど。 | ||||
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初めはいまいちかなと思いましたが徐々に引き込まれます。 ややわかりにくい文章であるのと、やたら文章の末尾に「っ」とつくのが気になりましたが1/3くらいから、頭脳戦の駆け引きに引き込まれていきました。 漫画っぽいところがあり「ジョジョの不思議な冒険」に似ているところがありますが、読後はババ抜きでよくここまでハラハラドキドキさせる小説が書けたなと感心しました。 もしこれが漫画ならかなり売れたと思います。 そういう意味で独自の世界を築いておられるので一読の価値はあると思います。 | ||||
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前半はバスジャック事件、後半は恐怖のババ抜きと続き、一気に最後まで読んだ。ババ抜きという平凡なトランプのゲームだが、相手の心理を読んだりマジックでババをひかせたりと意外と奥が深くて楽しめた。ただ、無邪気にトランプをしている余裕があるのかと思わせるほど警察の動きが描かれていなかった状況で、いきなり警察の介入でゲームが終了してしまったのが残念だった。せっかくなら、最後まで決着をつけてほしかった。 | ||||
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この作者、アイデアが豊富なんですね。ババ抜きでこんな長く話を引っ張れるとは凄いの一言。ジョジョのジャンケン3回勝負を思い出しました。 読みやすく読後感も良いので、読書嫌いの人に薦めたくなります。 でもこれは映画化は無理か・・・ | ||||
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いやその。相変わらずの「っ」だらけの、読みにくい文章。 「そのケータイはXXで」よりは、幾分読みやすい?(笑 しかし、その分、くだらなさに拍車がかかっております。 突っ込みどころは、そのケータイはXXでよりも、多いかも? 2冊続けて読んで、しかも、両方2回読み直すという、 恐ろしいことをしてしまいましたよ。 とにかく、ここまでくだらないというのは、とてもすばらしいことです。 出版した出版社に、尊敬と感謝の念を覚えます。 しかし、作者、立命館大学の哲学科卒業なんですねぇ。 いろいろと感慨深いです。 | ||||
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“これでもか!”という程の、あり得ない設定の連続です。 でも、妙にリアリティーを感じてしまいます。 それは、バカミスでも一人一人の登場人物が生き生きと描かれているからだと思います。 話の完成度は高いです。 | ||||
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実は、小説で最も大切な要素は技術である。最近の作家の作品を読むと、内容以前に技術が足りない。文章など誰でも書けるし、ストーリーなど本を読まなくても人生幾らでもある。プロがプロ足りえるのは強調するが技術である。 本書は、『そのケータイはXXで』の続編ともいえるものである。「ケータイ」は設定は荒削りなものの、トイレでの攻防戦は非常に面白かった。その面白さは本書でも存分に出てきている。出だしこそやや陳腐のものの、クライマックスでは、トイレの攻防戦を凌ぐ急展開が張り巡らされ、非常に面白かった。この作者は作品の設定が大雑把で荒削りという大きな欠点はあるものの、自分の持ち味がスピーディーな展開であることを理解している。それは内容のよさというより、読者を惹きつける技術といえるだろう。 太宰治はかつて「最近の作家は読者へのサービス精神が足りない」といったことがある。本作は読者へのサービス精神、すなわち読者を楽しませる技術が、最近の作家にしては珍しくを持ち合わせている、という点で評価できる。次回作にも期待したい。 | ||||
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「そのケータイはXXで」の続編.乗りは相変わらず.馬鹿馬鹿しい出来事をシリアスに描く独自の面白さは健在.たかがババぬきでここまで心理を描くとは.ギャンブル(特に麻雀)漫画でおなじみの福本伸行を彷彿とさせるできとなっていた. 先はまったく予想できない.技術,心理学,読心術,そしてケータイ電話.能力を駆使して戦う参加者達.生き残るのは果たして,そして結末は? | ||||
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「ババ抜きを侮る事なかれ」 正確じゃなかったかも知れませんが、後に明かされるバスジャック犯のセリフです 読んでみると分かるのですが、このセリフは実に的を得ています。生きるか死ぬかという状況もあるのでしょうけど、プレイが実にスリリング! 純粋なテクニックやプレッシャーによる心理戦。千差万別、手を変え品を変えのイカサマの雨あられ…。読む前の「たかがババ抜き」という印象を吹き飛ばし、ババ抜きの奥深さを知るでしょう "ババ抜き"というポピュラーを通り越して、プレイしてもすぐ飽きがくるほどのゲームで、よくここまでのストーリー展開を可能にしたなぁとちょっと感心します 文章が軽く読み易い印象なのは前作「このケータイはXXで」と同様ですが、今回は登場人物の個性が強すぎたのか漫画的で演出過多といった感じがしました…。特に、バスジャックの主犯格の登場シーンは、流石にちょっと白けたし…… ジャンルとしてはサスペンスホラー辺りに分類されるストーリーでしょうが、スリルはそのままで読みやすい内容なので読めばあっという間に読破できると思います この本読んで、次のババ抜きでの必勝法を模索してみるのも良いかもね(笑 | ||||
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風変わりな文章。なのに何故か中に引込まれ、最後の最後まで展開のわからない所が良かった。一見意味のなさげな小話なども実は重要なキーだったり。キャラ一人一人の個性が強過ぎる割に、読みやすい文章でとても面白かった。小説家らしい言い回しは少ないが、その代わりに小説があまり好きではない人も読める一冊ではないかと思う。そして、ババ抜きは奥の深いゲームなんだと感じさせられた。 | ||||
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「そのケータイはXXで」の続編です。前作の登場人物に加えて、賭博王、怪盗J、怪盗Q、人形娘など個性強すぎなキャラ達も登場します。舞台は鄙びた寒村から、移動するバスの車内と限定された空間の中で、命を賭けた”ババぬき”が繰り広げられます。イカサマあり、超人的能力ありのライバルの攻撃から愛子と弥生、そしてしおりはこの窮地をどうやって出し抜くか見所です。殺人鬼レイカと愛子のリターンマッチも見ものです。チープな文体も良い意味で相変わらずで、読書する高等な姿勢から解放されて、純粋な娯楽と言ってのけるほど肩の力を抜いて読みました。小説がまだ娯楽の地位にどっこい踏ん張っていることに嬉しくなった作品でした。 | ||||
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前作「そのケータイはXXで」の続編になりますが、グレードは大幅にアップしています。タイトルの通り、ババ抜きで登場人物が対決しますがトランプ技術、マジック技術、心理戦、超人的能力などそのせめぎ合いは、一度読み出すと止まらなくなります。しより、愛子、弥生それぞれの一人称から述べられるXX方式も絶妙です。 | ||||
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本を1日で読み終えたのはは久しぶりですね。かなり面白かったので、友達に貸したら友達も1日で読破。その友達が自分の姉に貸したところ姉も1日で読破。テーマが誰でも知っている「ババ抜き」なので、とてもストーリーの中に入りやすかったです。買って損はないかと。おすすめです。 | ||||
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非常に読みやすくとても面白かったです。 トランプ・サスペンスということで、どんな内容になるかとても楽しみにしてましたがこれなら納得っていう感じです。 これを読む前に1作目の「そのケータイはエクスクロスで」を読んでおくとより楽しめると思います。 | ||||
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ババヌキのサスペンスってー?!と興味本位で手に取ってみましたが、文句なしにおもしろかった~!!読みやすい文章で、まるで漫画を読んでいるようでした。既存のミステリーに飽き飽きしている人にオススメです!早くこの人の次回作が読みたいっこの本は、カバーも無くて読みやすかったですよ | ||||
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一作目の「その携帯はエクスクロスで」のすっ飛んだ作風に結構やられたので、本作にも期待したとおり、独特のおもしろさ健在です。登場人物のしよりと愛子、女殺人鬼レイカまで再登場で、続編を読んでいるようで何だかうれしい。ストーリーは、またまた奇想天外。バスジャックされた車内で命をかけたババぬきって、またまた何だそれっですが、読みはじめたら止まりませんよ。この作家はかなり確信犯です。楽しめます。ところでこの終わり方、これ続編アリ!?ですか。 | ||||
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