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ターン



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【この小説が収録されている参考書籍】
ターン―Turn
ターン (新潮文庫)

ターンの評価: 4.13/5点 レビュー 48件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.12pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(3pt)

とても良かった!(ネタバレあり)

前半、版画や絵などの難しい表現ばかりで、退屈で読むのが苦痛でした。しかし評価が高い作品だったのでこれから面白くなるだろうと期待して。

時間が戻りはじめてからはもう読む手が止まらなくなりました。本当に面白い。
読み終わってから早速、牧瀬里穂さん主演の映画をヤフオクで落札。
見るのが楽しみです。
ターン (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ターン (新潮文庫)より
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No.7:
(3pt)

さわやかな不思議ちゃん

とても不思議な雰囲気でまったりと続いていく小説。
主人公が、かなりの不思議ちゃんなので、そのあたり合う合わないあるかと思う。
自分にはほんわかしすぎで、合わなかったかもしれない。
読み終えてみると、さわやかな良い作品ではあるが、印象に残る作品ではないかなと思う。
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No.6:
(3pt)

違和感から、ここち良さへ

時間の輪に閉じ込められた主人公 真希。彼女はとてもいいひとだ。時を繰り返すこと=”くるりん”が始まったとき、最初に心配したのは生ごみの始末だった。彼女の他、誰もいない世界で、金を払って、買い物をしたりする。このいいいとワールドがとても違和感があった。普通であれば狂気の世界へまっしぐらというところだろう。
が、読みすすめていくうちに、このゆったり感がここち良くなってくる。彼女の
「・・・愛情というのは・・・嬉しく楽しく自分を捨てられる魔法だと思います。・・・どれだけ大きなものを捨てられるかが愛の証しだとは限らない。」
「自分以外の何を、どのように愛するのか、・・・それを知るからこそ、相手を愛せるのでしょう?」
という意思表明あたりでは、ちょっとした感動さえ与える(これだけ抜きだすと恥ずかしのだが)。
彼女以外もいいひとばかりなのだが、このため、ラスト近くにあわられる突然の悪意に慄然としてしまう。これは、ハラハラドキドキにはとても効果的と思う。
ただ、私は、SFミステリを期待して読んでしまったので、物足りなさは残ってしまった。
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No.5:
(3pt)

ミステリーかと思ったら……

ミステリーだと思って購入したのですが、純文学の小説でした。
内容は興味深かったのですが、ミステリーだと思っていたので矛盾を残した終わり方には納得できませんでした。あとテンポも遅く、もう少しメリハリがほしかったです。
発想は良かったのですが、もう少し深みを持たせられたはずです。無駄な描写を省いて逸話などを挟めばよかったのではないでしょうか。
ミステリーと思って読んでいたので評価は星3つとさせていただきます。純文学が好きな方はどうぞ。
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No.4:
(3pt)

充分な読書タイムが取れる人に

ヒロインがある事故をキッカケに時間の環に嵌るという設定。来る日も来る日も同じ日を過ごす。"時間の環"という設定はSFでは良く使われる。日本でも西澤保彦氏の「七回死んだ男」も同じ設定。異なるのは西澤氏の作品があくまでミステリであるのに対し、本作は敢えて言うと哲学書である。後半、もう一人の登場人物が出て来て、サスペンス風味も僅かにあるが、付け足しである。
本作は、流れて行き、やがては過ぎ去ってしまう"時間"というものに考察を加え、日常生活の重要性を説いたもの。それを、ゆったりとした筆致で描くので、せっかちな人には向かない。作品にエンターテインメント性を求める人にも向かない。私は刺激を好む方なので、正直、本作は物足りなかった。一応はエンターテインメント作品として発表しているのだから、もう少し工夫があっても良かったのではないか。
読書時間がタップリ取れる人が紅茶でも飲みながら読むのに適した作品。
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No.3:
(3pt)

面白いんだけど・・・

ダンプとの衝突事故を起こしてしまい、気づいた世界では人が独りもいない、昨日の世界だった。そして、一日が過ぎ、また事故の発生した時間になると昨日の3時15分に「ターン」してしまう。そんな日々が150日ほど過ぎた時、一本の電話がなった―
うーん・・・とってもいいと思うんだけど、何かが足りない気がしてならない。主語が誰で、なにを言ってるのかが最初は全然分からなくなって混乱してしまうと思う。終わり方も、なんか普通・・・って感じで。
個人的には「スキップ」か「リッセト」の方が好きかなぁ。
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No.2:
(3pt)

ゆっくりにことが進むのが好きなヒト向き

うーん、微妙。。。。
確かに面白いは面白い。 ☆は、三つ半です。
ケン・グリムウッドの「リプレイ」を彷彿とさせるところも有り。。。
ただ、なんというか、あまりにゆっくりと言うか、うーん、ま、心理描写なんだろうけど、私がせっかち過ぎてか。
どうもそのテンポがのろく感じた。
あとがきにおきて破り的な著者の「解説」があったりして、確かに難解というか、そう言うところもあるんだけど。
逆にパラドックスの矛盾のようなものは放っておいて、テンポを求める私は邪道かなぁ。
ま、こんなことでは女心をわかってない、と言われそうだけどね。
面白い、それは事実です。
人それぞれ歩くスピードが違うから、ゆっくり景色を眺めるように読むことの好きな人にはいいんだと思います。
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No.1:
(3pt)

今1歩

先の展開が読めてしまう点と、終わった後にあまり感銘が残らない点は、「スキップ」と比べると、不満です。 でも最後までどうなるのかと一気に読ませるところはさすがだと思います。
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