■スポンサードリンク
被害者は誰?
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
被害者は誰?の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.72pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
庭から発見された白骨はいったい誰なのか?犯人が分かっているのに被害者が分からない! この異常な状況は!?桂島刑事が頼ったのは、大学時代の先輩で、今はミステリー作家の 吉祥院慶彦だった。はたして被害者は誰か?表題作「被害者は誰?」を含む、ユニークな 4編を収録。 桂島と吉祥院。まったくタイプの違う個性的なふたりが、さまざまな事件のなぞをひも解いて いく。漫才みたいな掛け合いの中で、事件が真相に向かっていくさまが読んでいて愉快だ。 一味違うミステリーという感じがする。表題作の「被害者は誰?」は、タイトルを見ただけで 興味をそそられた。内容もまあまあ面白かった。そのほかの「目撃者は誰?」「探偵は誰?」 「名探偵は誰?」も発想がいい。「名探偵は誰?」では、作者の仕掛けた罠にまんまとはまって しまった。それも楽しかったが(^○^) 読者をとことん楽しませようとする作者の思いがあふれて いる作品だった | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
貫井徳郎の『慟哭』を読んで衝撃を受けたんだけれど、 出来はすばらしくてもとても後味が悪いものだったため、 もうちょっと軽いタッチのものはないかと探して、この本を購入してみました。 ストーリーはこれから読む人のために申し上げません。 犯人当てじゃなく、被害者当て、目撃者当てなどをテーマに持ってくる着眼点はいいと思います。 しかし、この小説を読んでいたら、東野圭吾の軽いタッチの小説と見分けがつかなくなってきました。途中で、これは貫井の小説だったよな、と自分で改めて思い直す必要があるぐらい人物設定の仕方や会話の感じなんかが似ていて、貫井徳郎を楽しむことができませんでした。 なんかそういう意味でちょっと残念。 こんなもんでしょうかね、推理小説の軽いタッチのものって。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どの話も丁寧で誰もが分かるようなトリックが仕掛けられていて読みやすかった。特に「被害者は誰」のトリックは全く分からなかったが、読み返してみるとなるほどと思うところがあった。それ以外の話もおもしろかったのだが、「目撃者は誰」と「名探偵は誰」に登場する美人について、彼女の美しさはかなり際立てているものの、その美人と付き合っている男やその経緯にはついても触れて欲しかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
正直、がっかりでした。 コミカルさもどことなくぎこちなく、ストーリーの展開も今イチ。 謎解きも、さほど難解ではなく、読み応えはありませんでした。 また、「肩の力を抜いて・・・」と言うほど、軽快なタッチでもなく・・・。 やはり、いつものシリアスさが、貫井さんには一番マッチしているし、 読者も期待しているのではないでしょうか・・・(そう思っているのは私 だけかな?!)。 次回作に期待します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリー作家・吉祥院先輩と警視庁捜査一課・桂島刑事のコンビによる小説。ちょっと古畑任三郎の古畑と今泉くんを思わせます。ですが、吉祥院は現場に赴く事はありません。ほとんど桂島の話とその文章によって事件の謎が解かれているのでじっくり読めます。4本の作品のうち、2本はストーリーの中にまた小説(手記)がでてきてその中で事件が解決されているので、二重に小説を読む事になります。読めば読むほど味がでる作品かも。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!