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テロリストのパラソル
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テロリストのパラソルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.95pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全121件 41~60 3/7ページ
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主人公は学生運動に関わった事故で人を死なせてしまい、逃亡生活をしてきた元東大生。アル中になってしまっているが、アルコールに溺れながらも、筋を通して生きている。この人物設定は、著者が学生運動の時期に東大にいた人だけに、リアルだ。 ある土曜日の朝、バーテンダー島村は、新宿の公園で朝からウイスキーを口にしていた。彼はアル中なのだ。そのとき、爆弾テロ事件が発生して、多くの人々が死傷した。後日、テロの犠牲者の中に、共に学生運動を戦った二人の名前を見つける。一人は元恋人で、もう一人は彼と共に指名手配された友人。これを偶然と考えることはできない。島村は容疑者として追われながら、事件の真相を追求する。 | ||||
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ダイハード的なサスペンス。各キャラクターの存在感も生きていて読みごたえがある。 | ||||
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フィクションでありながら、いかにもいま起こりうる事件をテーマに疾走する物語。出会えて良かった。 | ||||
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内容には触れないでおきますが、こてこてのハードボイルドです。 リアリティにかけるという意見もあるでしょう。 でも、そんなにリアリティをハードボイルドに求めます? 昭和の香りの懐かしいおじさまには楽しめるのでは無いでしょうか。 | ||||
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すごいですねぇ ストーリー、論理、伏線、などなど… だけど、根本が、恨みで、ねたみで、復讐で、テロで、殺人で、暴力で… それが、私自身の好みではないです…すいません | ||||
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とても懐かしい感じがする文体。 これぞハードボイルド。 大藪春彦を彷彿させる。 とにかくかっこいい。 一気にその世界に引き込まれた。 | ||||
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登場人物皆が魅力的で、匂いや息遣いが感じられます。一気に読めました。 | ||||
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最初から最後まで楽しめました。 人の繋がりが、ページを捲るごとに理解でき、理解と共にその後が気になりだします。 最後の結末に意外な人物の登場で幕を引く。 人は人を好きにはなれるけど、なかなか嫌いになれないものなのだと、感じる作品でした。 | ||||
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一回目はストーリー展開の妙にグイグイ引き込まれ、あっという間に読み終える。二回目は、込み入った伏線を辿りながら、じっくりと読む。三回目は、文章表現の巧みさを味わいながら、もう一度熟読。三度楽しめる素晴らしい小説。 | ||||
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感想は標題に尽きてたりします。 作者は昭和23年生まれの東大卒ですので, まさに学生闘争とその終焉の時期に学生時代を送ってらっしゃったのでしょうね。 私にとっては,ウィキペディアと公安事件の裁判例の中の世界でしかないのですが。 ですので,全体としてノスタルジー感あふれてます。 あの世代の男性視点で書かれてますので, 優子というマドンナ戦士の感性は現代の女性にはあり得ないものですし(特に終盤そう感じた) 若い女性が40代おやじである主人公に好意を持ってひっついてくるのも, 団塊ファンタジー的です(このファンタジー的側面は島耕作に似ている)。 ただ,ぶっ飛びにスケールが大きい内容とハイテンポな会話が,作品の娯楽性を抜群に高めてます。 おやじの美学に興味がなくても, これだけでどんどん読み進めていけます。 謎解きの材料は余り読者に提供されておらず, 登場人物達だけで,「・・・だろ?」「そう,あたり」と勝手に合点しながら話が進んでいく感もないではないですが, そんなスーパーな人達だから,世界的スケールのストーリー展開もハチャメチャにならず, いやいや面白い, フィクションとしてはありでしょ, てな感じで楽しめます。 ・・・と思いました。 | ||||
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時代背景 奇妙な主人公の日課から 謎の公園爆破事件から 目まぐるしく 変わっていく 様々な登場人物と 主人公との 関わりから 紐解かれていく ひじょうに 秀逸な作品だと思います | ||||
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紙の本で読んでいましたが、面白かったのでkindlでも読みました。文章にリズムがあって、引き込まれます。この本が終わりに近づくと、もう終わりに近いのかと寂しかったです。 | ||||
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10年ほど前に、その年の「江戸川乱歩賞」受賞に惹かれて購読。 今回、久しぶりにkindleにて発見し再読致しました。 初読より10年たっての購読のため、私自身10年の歳月日を隔てて恐らくその分の変化を 踏まえ、感じた内容も変化したように思いました。 とにかく、主人公は当然の事ながら、登場人物のキャラクターがたっている事 物語の程よいスピード感に相まって会話が重なるほどに、絶妙な深度をともなって成り立ちや 性格が際立ってくるのにはまいってしまいました。 そして、事件やその際の感情も削り取って、その後の会話や行動の行間に読みこます手法は ハードボイルドにありがちとは言え、この作家のそのセンスは秀逸ですね。 また、程よい長さの物語として余韻を残しつつの完結はまさに傑作に値します。 なかなかこの長さでミステリー&恋愛&男達&女達を表現し、さくっと終わると、いい物語だったな。 と思う反面、この世界(物語)が終わってしまうのかと残念な感情も湧き上がってきます。 大好きな作家の原寮の世界感に似てはいますが、よりスマートな物語になっています。 以前、職場で女性2名の要望により貸しましたが、2名ともどっぷり藤原ワールドにハマって未だに この作者のファンです。 よって、女性にもお薦め致します。 最後に他の作品と作者へ敬意を表すると共にご冥福をお祈りいたします。 | ||||
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トリックなどは特に斬新というわけではないのですが、心理描写や校正が巧みなのでしょう。ぐいぐい読ませてくれます。 | ||||
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冒頭の一文から面白さを感じられる小説はそうそうない。あるのならそれは奇跡と呼ぶほかない。 この小説は間違いなくそれに該当する。 会話のセンスや切れ、面白さ、それを見ただけでも作者の非凡な才能を感じずにはいられない。 文章に味があるのだ。 優子が残した書き置き、「さよならチャンプ」で不覚にも目頭が熱くなってしまった。 | ||||
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「はじめに」にも触れているが 当時先生がハマって読みまくっていた ハードボイルド作品群の影響が色濃くでている カッコ良くてスマートを追求してるのはよく伝わるが いささかバランスが悪いように感じた 特に中盤から最後までの長台詞の応酬が痛い しかしながら 予想を裏切る展開と魅力的なキャラクターの立ち振舞にゾクゾクさせられ満足した 1995年に第41回江戸川乱歩賞、1996年に第114回直木賞 (史上初の乱歩賞と直木賞のW受賞!) 他にも 週刊文春ミステリーベスト10第1位、このミステリーがすごい!6位 | ||||
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W受賞だけあってまあまあ楽しめましたが, W受賞ということで私の中のハードルが上がってたからなのか そんなに印象に残るほどでもなかった それにしても本屋でわざわざ探すこともなくこんなに安く手に入るのですから満足は満足です | ||||
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レビューとは、それを見て買うか否かを決めるもの な訳で、ご自分の感想をメタバレで書くものではないと と思います。 | ||||
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伏線の予想をさせない。菊池の頭の中がわからない。そして、主要人物がハードボイルドらしくカッコいい。 | ||||
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ストーリー、登場人物の設定、心理描写がすんなりと受け止めることができるすばらしい作品です。 | ||||
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