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訣別の森
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訣別の森の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.68pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全19件 1~19 1/1ページ
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江戸川乱歩賞受賞のデビュー作となる。 ミステリー路線ではなく、サスペンス路線の作品となり、当時はミステリーものの誘拐児との同時受賞だった。 ドクターヘリや自衛隊などのネタを盛り込んでストーリーの導入は興味深いが、この種のサスペンス路線の受賞作にありがちだが、事件の真相が見えてくると途端にあまり面白くなくなるパターンである。 悪くはない作品だが、まあ標準的な出来か。 | ||||
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第54回江戸川乱歩賞受賞作と言うことでしたが、全くミステリでは無い気がします。 しかし、読み応えがあって面白かった。 作者は北海道出身かしらと思うほど、北海道の大自然がパノラマ情景で感じ取ることが出来る。 何度も北海道を訪れたことがある私は、登場人物がヘリで、車で、バイクで走る北海道をリアルに想像しながら読みました。 最後へ向かっての山場の盛り上がり、人間のラブ、犬同士のラブ。ナカナカ楽しめました。 | ||||
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テンポが速いので読んでいて退屈しません。 北海道が舞台で地理に詳しい人はより楽しめます。 読後感は良いです。 | ||||
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乱歩賞ということで、我慢して半分程度まで読みましたが、わくわく感、緊張感がなく、他の方のレビューを参考にして読了放棄。専門知識の披露など、これを書きたいがための、賞狙いの傾向が垣間見えてつまらないです。最近の乱歩賞には当たりハズレが目立つようです。この賞には期待しているので、とても残念です。 | ||||
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乱歩賞ということで、我慢して半分程度まで読みましたが、わくわく感、緊張感がなく、他の方のレビューを参考にして読了放棄。専門知識の披露など、これを書きたいがための、賞狙いの傾向が垣間見えてつまらないです。最近の乱歩賞には当たりハズレが目立つようです。この賞には期待しているので、とても残念です。 | ||||
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「江戸川乱歩賞も地に落ちたなぁ」 これが、読み終わっての第一声! ミステリでもなければ、サスペンスでもアクションでも冒険物でもない。 いろんな要素を取り混ぜてはいるけれど、全てにおいて中途半端で、最後まで迫力を感じない。 読者を惹きつけるものが何もない。 これを、江戸川乱歩賞に選んだ選考委員にも幻滅している。 | ||||
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「江戸川乱歩賞も地に落ちたなぁ」 これが、読み終わっての第一声! ミステリでもなければ、サスペンスでもアクションでも冒険物でもない。 いろんな要素を取り混ぜてはいるけれど、全てにおいて中途半端で、最後まで迫力を感じない。 読者を惹きつけるものが何もない。 これを、江戸川乱歩賞に選んだ選考委員にも幻滅している。 | ||||
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第54回江戸川乱歩賞受賞作である。無骨な筆運びだが、読み進めると、何時の間にか一気に読み終えた自分が居た。 一昨年、レンタカーで駆った、北見・網走・知床ルートそのままに物語が進んでいくには吃驚したが、物語のスピード感は最後まで鈍らなかった。 巻末に選考委員のコメントが残されているが、私が思うに勝因はこのスピード感ではなかっただろうか? 冒頭に上げたように無骨で、ストーリーも随分無理がある(自衛隊内にて上官が部下に銃の調達:盗みを指示するなど無茶苦茶)があるが、そこに恋愛感情を織り込み、スピードで押し切った気がする。 この物語の底辺に滾る熱い想いは身分・規律からの開放なのか? 実直までに規律に正直な主人公とそれを取り巻く登場人物。ヤクザまで自分の仕事に徹して最後を迎える。 あぁ〜それにしても最後のシーンはなんだ!まるで知床の森を覗き込んだような、爽やかな気分に陥った。 プロの書き手としては物足りないとの批評が目立ったが、私は今時のプロにないスピード感を持った作者だと思う。 次回作もスカッとずっ飛ばした文章を期待したい。 | ||||
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第54回江戸川乱歩賞受賞作である。無骨な筆運びだが、読み進めると、何時の間にか一気に読み終えた自分が居た。 一昨年、レンタカーで駆った、北見・網走・知床ルートそのままに物語が進んでいくには吃驚したが、物語のスピード感は最後まで鈍らなかった。 巻末に選考委員のコメントが残されているが、私が思うに勝因はこのスピード感ではなかっただろうか? 冒頭に上げたように無骨で、ストーリーも随分無理がある(自衛隊内にて上官が部下に銃の調達:盗みを指示するなど無茶苦茶)があるが、そこに恋愛感情を織り込み、スピードで押し切った気がする。 この物語の底辺に滾る熱い想いは身分・規律からの開放なのか? 実直までに規律に正直な主人公とそれを取り巻く登場人物。ヤクザまで自分の仕事に徹して最後を迎える。 あぁ〜それにしても最後のシーンはなんだ!まるで知床の森を覗き込んだような、爽やかな気分に陥った。 プロの書き手としては物足りないとの批評が目立ったが、私は今時のプロにないスピード感を持った作者だと思う。 次回作もスカッとずっ飛ばした文章を期待したい。 | ||||
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ですが、登場人物は共感しづらい人ばかりですね^^; 最後の評価で、東野圭吾さんが書いてたのに近い感想を持ちました。 でも、この人は苦労を重ねた末に取った新人ですので温かい目で見ましょう。 本文はゴシックと明朝が混在していますが、別にこれはやらなくても良かったと思います。 ちなみに、明朝体で書かれてあるのが主人公の部分で、ゴシックがその他の登場人物の視点で書かれています。 ですので、読者は二重に物語りを読むことになり、緊迫感が薄れると思いました。 | ||||
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ですが、登場人物は共感しづらい人ばかりですね^^; 最後の評価で、東野圭吾さんが書いてたのに近い感想を持ちました。 でも、この人は苦労を重ねた末に取った新人ですので温かい目で見ましょう。 本文はゴシックと明朝が混在していますが、別にこれはやらなくても良かったと思います。 ちなみに、明朝体で書かれてあるのが主人公の部分で、ゴシックがその他の登場人物の視点で書かれています。 ですので、読者は二重に物語りを読むことになり、緊迫感が薄れると思いました。 | ||||
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第54回江戸川乱歩賞受賞作ということで、 期待しすぎると、ちょっとがっかりするかも。 でも、そういうの関係なく、ひとつの作品として読めば、 それなりに面白いと思います。 ドクターヘリや自衛隊に関しては、 とても知識が豊富なのだなぁと。 ただ、知床の自然環境保護問題は、少し無理がありすぎると言うか・・・ 描写がとても細やかなので、情景が目に浮かんできて、 結構引き込まれました。 まあ、読んで損したとは思わない一冊でした。 | ||||
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第54回江戸川乱歩賞受賞作ということで、 期待しすぎると、ちょっとがっかりするかも。 でも、そういうの関係なく、ひとつの作品として読めば、 それなりに面白いと思います。 ドクターヘリや自衛隊に関しては、 とても知識が豊富なのだなぁと。 ただ、知床の自然環境保護問題は、少し無理がありすぎると言うか・・・ 描写がとても細やかなので、情景が目に浮かんできて、 結構引き込まれました。 まあ、読んで損したとは思わない一冊でした。 | ||||
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ドクターヘリの操縦者の槇村の個人的な話です。社会性や環境問題の一部におもきをおいた物語設定ですが、ハッキリいってつまらない。ドクターヘリに関する描写、自衛隊に関する無駄な表現が多すぎる。もっと完結にわかりやすくつくってほしかった。あとは人間の感情が全然読み取ることが出来ない。それでおいて無駄な情報の詳細が事細かで、全然ミステリーを読んでいる気がしなかったですよ。これが何故、江戸川乱歩賞なのかがわからないまま読み終えてしまいました。これを読む何日か前に文庫で薬丸 岳さんの「天使のナイフ」を読んだのですが、勝敗一目両全です。 | ||||
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ドクターヘリの操縦者の槇村の個人的な話です。社会性や環境問題の一部におもきをおいた物語設定ですが、ハッキリいってつまらない。ドクターヘリに関する描写、自衛隊に関する無駄な表現が多すぎる。もっと完結にわかりやすくつくってほしかった。あとは人間の感情が全然読み取ることが出来ない。それでおいて無駄な情報の詳細が事細かで、全然ミステリーを読んでいる気がしなかったですよ。これが何故、江戸川乱歩賞なのかがわからないまま読み終えてしまいました。これを読む何日か前に文庫で薬丸 岳さんの「天使のナイフ」を読んだのですが、勝敗一目両全です。 | ||||
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奥付の著者紹介をみると、アルバイトを続けながら、 本賞への応募を繰り返したとあります。まずは、受賞お めでとうございます。 巻末の選評をみると、本作の受賞については委員間 で議論があったようです。確かに、明朝体で書かれた 主人公の再生とゴシック体での知床の自然保護のお話 しとがなかなかかみ合わない上に、その自然保護の計 画自体に飛躍があって現実感がなく、もどかしく感じま した。 ただ、ダッシュの後の主人公を、「口を大きく開き、貪 るように空気を肺に送り込もうとするが、もどかしいまで に呼吸器が機能せず、心臓が早鐘のように鼓動を繰 り返す。そのまま荒い呼吸を繰り返し、放心したように 天空を仰いでいた。」(わたしも市民ランナーのひとりな ので、この状態はよく分かります。)と書く著者の筆力 は、なかなかのものです。次作以降に、精進の結果が 開花することを期待しています。 〔付記〕 著者の受賞第1作『捜査官』(2009)を読みまし た。公安部刑事の死の謎をキーにして展開するお話し はまあよいとしても、犯人のテロリスト達の造型が平板 で、並みいる警察小説の書き手に伍するにはいかにも 力不足です。このままでは消えてしまいますよ。がんば りましょう。 (2009/12) | ||||
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奥付の著者紹介をみると、アルバイトを続けながら、 本賞への応募を繰り返したとあります。まずは、受賞お めでとうございます。 巻末の選評をみると、本作の受賞については委員間 で議論があったようです。確かに、明朝体で書かれた 主人公の再生とゴシック体での知床の自然保護のお話 しとがなかなかかみ合わない上に、その自然保護の計 画自体に飛躍があって現実感がなく、もどかしく感じま した。 ただ、ダッシュの後の主人公を、「口を大きく開き、貪 るように空気を肺に送り込もうとするが、もどかしいまで に呼吸器が機能せず、心臓が早鐘のように鼓動を繰 り返す。そのまま荒い呼吸を繰り返し、放心したように 天空を仰いでいた。」(わたしも市民ランナーのひとりな ので、この状態はよく分かります。)と書く著者の筆力 は、なかなかのものです。次作以降に、精進の結果が 開花することを期待しています。 〔付記〕 著者の受賞第1作『捜査官』(2009)を読みまし た。公安部刑事の死の謎をキーにして展開するお話し はまあよいとしても、犯人のテロリスト達の造型が平板 で、並みいる警察小説の書き手に伍するにはいかにも 力不足です。このままでは消えてしまいますよ。がんば りましょう。 (2009/12) | ||||
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物語の展開や人物に無理がありますが、面白かったです。映画になりそうなストーリーでした。西村寿行の初期作品に通じる作品です。買って損は無いでしょう。 | ||||
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物語の展開や人物に無理がありますが、面白かったです。映画になりそうなストーリーでした。西村寿行の初期作品に通じる作品です。買って損は無いでしょう。 | ||||
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