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慟哭
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慟哭の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.58pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全55件 21~40 2/3ページ
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みなさんが書かれておりますが、あれだけ「衝撃のラスト」というふれこみであの内容であれば ラストほとんどの方が予想出来るのではないでしょうか。レビュー書いておいてなんですが 前評判一切なく読んだらもっと楽しめたかも。 また、不自然な個所や有耶無耶になってしまっているところが多いように思いました。 回りに目立たないようにあえてマスクとかを付けずに公園に行ってましたが、そもそも30超えたおっさんが 平日に公園に出入りしてたら目立つだろ。 「彼」を新興宗教に導いた女の子のことやその子目当てで集会に参加してた青年、犯人のことや彼女との別れ方 あえて有耶無耶にしているのでしょうが、読後、非常にもやっとした感じになりました。 | ||||
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この作者のものは初めて読んだ。なんとも気分の悪い、読後感である。こうも、人の気分を害してどうするつもりなのか?弱っている時に読むと大変なことになる、あえて厭な気分になりたい方のみ、おススメ。 | ||||
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普遍的なテーマについて、作者が創造する変わった事象で表現していくというのが小説だと定義すると、子ども への愛情の強さが殆ど描かれていないので、その点が〔深みを感じられない〕 物語を進めていくエピソードが交差する構成は飽きない 一つ一つのエピソードはちょうど新聞連載のように適度な長さなので、細切れに読み進めても飽きない。 | ||||
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一つの星さえつけたくありません 私の中の「いやミス」(いや〜な気分にさせるミステリー)NO.1です。 どなたがか「作者は子供がいるのだろう」と書かれていましたが、結婚して子供がいるならこんな話は絶対に書けません。 もし子供がいるなら全く子育てにかかわらずに作家業に邁進している方です。 作品を読めば子供を持つ親の気持ちが全く理解できていないことがすぐにわかります。 自分の娘のためなら例え理不尽なことでもとか、理性でわかっていても、違う方向に行くのが人間・・・とか思われて書かれたのかもしれませんが、とにかく薄っぺらい。 この程度のどんでん返し(ともいえない)なら山田風太郎の短編一編にも及びません。 これを読むなら、筒井氏の「ロートレック荘」を読んだほうがいいです | ||||
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面白いミステリーを読みたいと思い、なるべく予備知識なしで読んだ。ミステリーを読みなれている人は20ページも読めばトリックが分かると思う。トリックを確認するためだけに読んだが予想を超える展開はなかった。予想していたとはいえ最後の展開も後味が悪く読み終わった後に疲れた作品だった。 | ||||
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びっくりする人と、なんじゃこりゃ、ふざけんな派に分かれるだろうな。私は後者でした。ネタばれになるので、あまり言えませんが、話を投げっぱなしにされた感じがしますね。びっくりさせるのはいいが、無駄な話を読まされた気がする。 | ||||
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よく腕のない芸人コンビが、ボケのほうが一方的に喋って、それを相方が 「・・・ハイハイ」とか「・・・あ、そう?それで」みたいなツッコミをするのを見るが、 あれは本当に「芸がないな」「稽古してないな」と感じてしまう。 無視や誹謗でウケても、それはテクニックではないだろう。 その一瞬だけのウケが欲しい、だけど日々の稽古や練習や研究はしたくない。 たぶんこんなコンビは成長できずに、消えていくだろう。 そんな内容。 | ||||
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これは酷い。まさかこれで終わるめえな、と予想してたら正にそのまんま終わってしまいました。しかも論理的に整合性を求めることが不可能なため、事件は未解決。これはないよ。仮にもプロが。トリックは言わないが、ひっぱたかれた妻の頬の向きで四分の一くらいで文章に違和感を覚えましたよ。なんで北村薫氏が絶賛したのかわかりません。金返してください。 | ||||
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何事かに挫折し無職となった男が新興宗教にのめり込んで行く様子と、幼女連続誘拐殺人事件を捜査する警官達の模様が章毎にカットバックで語られるという複数ストーリー並列進行型の物語。この型の物語では一般に、複数ストーリー間の接点が興味の焦点となる。しかし本作の場合、無職の男の正体は最初からバレバレなので、作者が何故この記述形式を採用したのか理解出来なかった。ミステリの古典に詳しい読者には御馴染みの叙述形式であり、作者が意図したであろう「意外性」はカケラも感じられない。 新興宗教に係わる記述が黒魔術に進んで行く辺りは噴飯物。作者が熱を入れて書けば書く程、読む側は鼻白むだけである。「慟哭」という題名には娘や家庭を失った男の憤り・悲哀が込められている筈だが、下手に小手先の手法を使ったために主題が曖昧になってしまった。古めかしいトリックに気を使うより、主人公を初めとする人物やそれを取り巻く人間模様を描く事に注力した方が作者の意匠が作品に反映されたと思う。選んだテーマは悪くは無いのだから、正攻法で挑んだ方が良かったのではないか。 | ||||
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人の慟哭を描いているとは言いますが、ステレオタイプ的にストレートに狂ってるだけで、 まるで人の心の深みだとか、文字通りの慟哭といったものを感じませんでした。 驚きのラストも別に驚きません。分かりやすすぎです。 大した作品じゃないと思いました。 | ||||
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アガサ・クリスティーの「アクロイド殺し」以来、劇中の捜査側・語り手が犯人そのひとだったというオチは、禁じ手ではないかと議論は呼ぶものの、必ずしも全面的に否定されるものではない、というのが一般的な見解だろう。 しかしこの作品では、その禁じ手のほかに、もうひとつ、読者に対して重大な背信行為をしている。 この作品は、二つのストーリーが、並行して交互に語られつつ進行する。この二つのストーリーは、最終的にはひとつに収束していくと予想されるのだが、当然時間的にも並行して起こっていると読者は感じる。ところが、この二つは実はまったく異なる時期の出来事を叙述したものなのだ。 この背信行為を、いっそう許せないものとしているのは、あたかも二つのストーリーを同時に起こっているもの、と読者に思わせる仕掛けを施してあるということ。まるで麻雀の、捨て牌で迷彩だ。 最後に種明かしの場面で、「同時に起こった出来事だなんて、だれも言ってないでしょ」と開き直るがごとし。 この読者へのだましのトリックがなければ、本作品は成立しえないと言ってよいくらいの、核心にかかわるトリックだ。 このトリックに、引っ掛かったことを楽しめる人は面白かったと思うだろうし、一方で引っ掛かって不愉快になる人もいるだろう。 おのおのの読者の、ミステリを読む際の姿勢が試されている。 とは言え、構成、伏線の張り方、心理描写は一級品。一度は読む価値はある。 | ||||
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素材選びは良い、調理する腕も確かだ、が如何せん味付けの概念だけ大きく乖離している。本書に限ったことではなく貫井作品のほとんどに 言えることかもしれないなぁ。体現の仕方が病的、絶望的なまでに主要人物に感情移入できないのさ。色んな意味で味も素っ気もない。 貫井の世界観に触れた後はいつも同じ場所に陥る。...終わり良ければすべて良しって言葉があるが、真実そう思うよ。。 | ||||
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複線が大分回収されていない。主人公を始め様々な人物設定が生かしきれていない気がした。なんだか色々な意味で消化不良でやるせない感情だけが残る本。 | ||||
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登場人物の言動の不自然さが、トリックの基軸になっているとは思いませんでしたね。不勉強な部分まで描こうとするから無理が出てしまうのです。有名作家の激賛など、信用できないと思いつつも、購入しましたが、わたしってバカですね。 | ||||
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小説の世界だから、どんなに非常識で、どんなに理不尽で、どんなに卑劣なことが描かれていても、それは自由だけれども、なにもかもが解決せず、後味が悪すぎて、ぽっかり胸に穴があいてしまいましたとさ。 | ||||
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ラストのどんでん返しは確かに意外性があります。普通に勘ぐらないで読み進めれば、あっと驚かされるでしょう。 ただ、幼児連続殺人という卑劣な犯罪を扱ってるにもかかわらず半分は事件が解決していないのが後味が悪すぎます。 小説だからもちろんフィクションですが、その手の話が苦手な方は読まない方がいいと思います。 また、実は・・・・が犯人だったパターンは僕は好きではないので★2つで。 | ||||
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倒叙物を読みなれた方には、すぐにわかってしまうトリックです。 見破るとか、どんでん返しとかいうレベルではありません。 読みながら、まさか、こんな稚拙なトリックではないやろうと祈っていたのが、そのままでした。 前半の警察の部分は読みづらいにも関わらず頑張って読んで、あのトリックで、慟哭してしまいました。 | ||||
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この小説にはトリックがあるという予備知識を持って読んだため、意外性はあまり感じませんでした。はっきり見抜いていたわけではないけれど、おぼろげに、そうなんじゃないかなあ……ぐらいには考えていたので。 でも、もし予備知識がなかったら、ちょっと退屈に感じて、投げ出していたかもしれません。 人物像に深さが感じられず、全体が絵空事っぽく感じました。新興宗教にのめり込む過程が食い足りないし、「最後の」犯罪に手を染めようとする動機も、犯人の狂気と相いれない気がする。特に女性たちはステレオタイプで、ご都合で動いている感じ。文章も、特別うまいというほどではないです。 予備知識があったおかげで、最後まで読めたけれども、予備知識があったおかげで、衝撃度は弱くなってしまった。そういう小説でした。 | ||||
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初作品にしては文章は上手いと思う。読み進めるのに苦はなかった。 しかし割と初めの方で犯人の目星がついてしまい、後は読むのが面倒になる。 それから2つの物語の切り替わりが頻繁すぎて集中しにくいし、 両物語の結び付け方が強引。教団幹部の行動も納得しにくい。 最後に、事件の半分は解決してないのでは? それが致命的。 | ||||
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平行するようみえる二つの物語が実は時間軸が異なっているとは最初の章あたりから分かってしまう。 このような手法は古くから映画などでも使われてきているからだ。(最近ではソウ4とか) 仕掛けが分かってしまうので、読み始めから犯人の予想がついてしまい後は、それを確認するための読書となって辛い。 ビックリネタではなく、もっとストレートな文章で読ませて欲しいと思った。 | ||||
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