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ワイルド・ソウル



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ワイルド・ソウルの評価: 4.56/5点 レビュー 191件。 Sランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.56pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全170件 141~160 8/9ページ
No.30:
(5pt)

胸が熱いです。

現実に行われた「戦後最悪の愚政」である棄民政策という重いテーマを土台にしているだけあって、非常に骨太で、しかも骨格のしっかりした傑作エンターテイメントです。まず作品を通して始めて知る事実が多く、ぐいぐいと引っ張られるようにして読みました。
一点だけ、ケイと貴子のやり取りの中で作者のミスではと気になるところがあったのですが、大変楽しめました。
同作家の「午前三時のルースター」や「ヒートアイランド」でもそうでしたが、呪われた過去を持つ主人公たちがラストでそれらから解き放たれる姿にはやはり胸を熱くさせられます。
ワイルド・ソウル〈上〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:ワイルド・ソウル〈上〉 (幻冬舎文庫)より
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No.29:
(4pt)

途中までは非常に良い!が・・・

最後が・・・最後が・・・勿体無さ過ぎる。
マフィアのボスの養子の彼、これのラストは良いと思う。準主役級キャラのような扱いだから、死んでもおかしくはなかった。
そこを生かしてハッピーエンドにしてくれた事は、作者に感謝したいくらいだ。
けれど、主役2人の最後が・・・
予想できてしまう。これは結構致命的な事のように思う。
折角ここまで良い展開だったのに、と残念でならない。
最後がアレでなければ文句なしに星5つをつけたのにorz
ワイルド・ソウル〈上〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:ワイルド・ソウル〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344407660
No.28:
(5pt)

冒険小説、コンゲーム好きの読者の方々には、是非お勧めしたい一冊

本作品は、第6回大藪春彦賞を受賞。
2004年度版 このミスで10位。
2003文春ミステリーベスト10で13位。
正直、これほど面白いとは思わなかった。
冒険小説、コンゲーム好きの読者の方々には、是非お勧めしたい一冊である。
外務省が己の保身のために捏造した移民政策を信じ、中南米に移住し、妻や兄弟、両親を失い、己の人生をも狂わされた男達が、40年の時を経て、外務省に復讐するというストーリー。
とにかく、前半部分のブラジル移民達の悲惨な生活ぶりには圧倒される。多くの日本人達が知らないであろう、外務省による棄民政策。まずこの事実に基づいて作品を描いたアイディアの勝利である。現実に近年の外務省に関する報道を耳にするにあたり、この部分に妙にリアリティーを感じ、中盤以降の復讐劇に共感してしまう。また、中盤以降の復讐劇は一転してスピード感があり、発想自体も面白い。衛藤、山本、松尾、ケイ、貴子の主要登場人物のキャラが、しっかりと立っており、それぞれが自分の運命に決着を付けるラスト部分といい、非常によく書けていると思う。唯一、難を挙げるとすれば、2段階に分けて行われる復讐劇の後半部分の書き込みが、若干浅く感じた。
なお、本作品を書くための取材旅行を記した「ラティーノ・ラティーノ!」もお薦め
ワイルド・ソウル〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ワイルド・ソウル〈下〉 (新潮文庫)より
4101329745
No.27:
(5pt)

スカッとした!

ちょっと男っぽい作品?と思いながら、ラテン好きな私はタイトル
にひかれ、3冊まとめ買いしました。
久しぶりに読み応えのある本に出会えました。感謝です。
重苦しい事実に「許せない!」と涙し、どんどん作品に引込まれました。
下巻を読んでいるときのあのドキドキ感はもうすごかった。
あまりにもドキドキしすぎていまい(これ以上読み続けるのはムリ!)
ダメとは思いながらも彼らの生死を確認してから読んでしまいました。
「ラティーノ・ラティーノ」を先に読んでいたので、「あ、あの人との
出会いの話だ」と、二重に楽しめました。
ワイルド・ソウル〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ワイルド・ソウル〈下〉 (新潮文庫)より
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No.26:
(5pt)

最高!

おもしろい、これはオススメ度No.1!
移民政策がこんなにも惨いこととは恥ずかしながら知らんかった。
この小説にでてくる、何も考えてない日本人は自分の事だろうと思う。
泣けるし、興奮するし、爽快だし、カッコイイし、励まされるし、最高ですよ!
ワイルド・ソウル〈上〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:ワイルド・ソウル〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344407660
No.25:
(5pt)

不満が書けない

自分の中で不満と言えば不満というものがありますが、それを書いたら自分がアホらしくなりそう。ホントにいい作品。一人一人の個性がしっかりあって、楽しませてくれる。細かいこと分かんないけど、見てて全体がおもしろい。読み終わった後はホントに得した気分になる。これは読まなきゃ損
ワイルド・ソウル〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ワイルド・ソウル〈下〉 (新潮文庫)より
4101329745
No.24:
(5pt)

爽快!

上下巻、土日の休みで一気読み!人物描写、背景描写共にすばらしい。
ブラジルに行って見たくなります!また、移民政策の歴史的背景への
知識を深めるきっかけともなりました。最近読んだ中では一番面白かった!!
ワイルド・ソウル〈上〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:ワイルド・ソウル〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344407660
No.23:
(4pt)

一気読み!

簡単に言えば、昔、外務省にだまされた人達が
仕返しをするって話です。とにかく爽快!最高。
まあ、もう少しページ数は減らせたんじゃ?
と思う事はあります。後、中学生以下は読んだら
駄目なんじゃ・・・という表現のところもあります。
ワイルド・ソウル〈上〉 (幻冬舎文庫)Amazon書評・レビュー:ワイルド・ソウル〈上〉 (幻冬舎文庫)より
4344407660
No.22:
(5pt)

圧倒的なスケールとリアリティとスピード感

大藪春彦賞、吉川英治文学賞、日本推理作家協会賞をトリプル受賞した作品ということでかなり期待値が高かったのだが、その期待をさらに上回る出来で、次のページをめくるワクワク感を与えてくれる本に久しぶりに出会った。自分の不勉強で知らなかったのだが、戦後のブラジルへの移住政策というのが日本政府の完全な失策であり、著者は、この移住者の多くにかなり過酷な結果をもたらした事実を現地まで赴いて克明に取材し、かなりのリアリティをもって書き起こしている。実際の過去の出来事の上に、悲劇の日系ブラジル人たちを主人公に据え、おもに日本とブラジルの両国を舞台にフィクションを重ねて描くスタイルで、そのスケールとリアリティと展開の速さには圧倒させられた。ハードボイルド系を好む男性にお薦めの1冊である。
ワイルド・ソウル〈下〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ワイルド・ソウル〈下〉 (新潮文庫)より
4101329745
No.21:
(5pt)

読みごたえ充分!!

移民について自分は全然理解できていなかったと思い知らされました。<アマゾン牢人>となり、過酷な環境で生きていくしかない日本人たち。対応すらしない日本政府、領事館にどれほどの怒りを抱いたか。ていねいに描かれていたのでよく伝わってきました。かといってお堅い小説ではなく、人物の多くがとっても魅力的で惹かれました。たくさんの人生が交錯しています。そのため、時間軸、視点がこまめに変わります。ぐいぐいと引っ張られました。お勧めの一冊です。
ワイルド・ソウルAmazon書評・レビュー:ワイルド・ソウルより
434400373X
No.20:
(5pt)

垣根涼介の真髄

小説はエンターテインメントだから面白ければ良い。そうです。売れているようです。嬉しいです。垣根涼介の作品には確かに波があります。出せば売れるからという出版社の要請もあるでしょうが、なぜかは分りません。そんな中で、ワイルドソウルは決して面白いとだけで読み過ごせない作品と思います。急いで書いたと思われるヒートアイランドの続編のような作品には決して見られない垣根の社会性があると思います。ヒートアイランドにももちろんそれがあります。垣根の真骨頂とは何か?それを多くの人に感じ取って欲しいと願っています。そして、年配の人にも読んでもらいたいと思います。このレビューのタイトルをグーグルで検索すると本書の解説をしている大沢在昌との比較で書いた私の独り言が出てくるはずです。若い人ばかりでなく、中高年にもっと読んでもらいたい。カスタマーレビューを書いている人は圧倒的に若いという印象ですが、お父さんやお母さんにも薦めてください。垣根涼介にもうーんと軽いものもあるし、それはしようがない。最新の「僕たちに明日はない」の次の作品を熱い思いで待ちます。
ワイルド・ソウルAmazon書評・レビュー:ワイルド・ソウルより
434400373X
No.19:
(4pt)

最後が・・・

本の厚さに最初は多少の長期戦を覚悟しましたがそんな心配は無用でした。テーマがあまりなじみがなかったので興味を持って読んでみたのですが、前半~中盤はアマゾンでの経験や問題としていることの背景についての描写です。この部分は非常に面白くスムーズに詠み進めることが出来ました。ただ後半がさらっとしていて展開も読めてしまうしあっけない幕切れといった印象を受けました。時間軸が全て統一されているわけではなく、各登場人物によってめまぐるしく場面が変わります。そのテンポのよさが読みやすさを引き出しているのでしょう。アマゾンなど戦後の移民問題について取り上げたこと、この小説のテンポには強く引かれるものがありました。
ワイルド・ソウルAmazon書評・レビュー:ワイルド・ソウルより
434400373X
No.18:
(5pt)

傑作

熱き思いと希望を持ってブラジルに渡った多くの日本人を待ち受けていたあまりに過酷な現実。日本政府の「棄民政策」に対する怒りを飲み込み、忘れさせるほどの圧倒的な辛さややるせなさ。当事者でなければ決して理解できないだろうが、垣根氏の文章は冷静かつ力強く、それらを描写している。衛藤、ケイ、松尾、山本。彼ら4人のバックボーンは勿論、彼らの日本政府に対する復讐が着々と進んでいくあたりは、読んでいる時間を忘れた。ともすると重さ一辺倒になりがちなモチーフだが、ケイという日本人にとって特異なキャラクターが作品に異なる彩りを添え、作品の完成度を高めている。文句なしに面白い一冊だ。
ワイルド・ソウルAmazon書評・レビュー:ワイルド・ソウルより
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No.17:
(5pt)

文句なしにおもしろい。

さすが垣根涼介、といったところでしょうか。午前三時のルースターを読んで注目していました。ルースターもおもしろいですが、良い意味でやはりデビュー作というか、若い感じがしました。ワイルド・ソウルは垣根涼介の、更に精錬された力強い文章にあふれています。魅力あふれる男性キャラクターを描かせたら間違いなくトップクラスです。なかなか分厚い本ですが、寝る間を惜しんで読みふけりました。はまること間違いなし、面白いです。
ワイルド・ソウルAmazon書評・レビュー:ワイルド・ソウルより
434400373X
No.16:
(5pt)

スケールの大きな小粋な作品

上下2段で525頁、装丁から見てもなかなか分厚い最初は時間を要するかもしれないと思わせるが、一度頁を捲ると一気に読破1950~1960年代末にかけてのブラジル移民から始まり現在の2章へと繋がってゆくが、展開が巧みで惹きこまれるアマゾンで文明社会からかけ離れた生活の過酷で惨めな状況から成功を胸に奔走する1人の男衛藤彼の10年間から国家を相手にした国民の小ささを伺える2章から現在に飛ぶが、アマゾンの生き残りと考えられる衛藤はもちろん野口・カルロス・啓一、松尾、山本の4人が何かを企み実行しようとしているが、その全容は決行されるまで掴めないその野口に関わる女子アナの井上貴子衛藤と野口に関わるエルレインなど男女のやり取りにも心憎いやりとりが展開される実験の発端となる移民問題は避けては通れない過去の事実だが国が認めようとしないまま、当時の関係者が段々亡くなって真実が埋葬されてしまうことはあまりにも恥べきことだこの重いテーマを扱いながらも、痛快なテンポが小説の全体を包む展開が予想出来ない二重3重にも用意される仕掛けに読む手を止める事が出来ない読後爽快な気分になれる、なんとも懐の大きな小説だった
ワイルド・ソウルAmazon書評・レビュー:ワイルド・ソウルより
434400373X
No.15:
(5pt)

小泉首相の涙

一気に読んでしまいました。内容については、他の方が書かれている通りすばらしいと思うと同時に自分の無知が恥ずかしい思いがしました。これを読んで思い出したのは、先日のブラジル訪問で「小泉総理カンゲイ(歓迎)」と書かれていたことに対して首相が流した涙です。本当の理由はわかりませんが、政治家として過去の事実は知っているはずですから、当時の人々に対しての申し訳ない気持ちがあったと思いたいです。以前、カナダでブラジル人の女性に会ったことがあるのですが、彼女と私はよく間違えられました。私が彫りの深い顔をしているわけではなく、彼女は日本人でした。日系3世で、両親も、祖父母も日本人ということでした。当時は知らなかったので、「そういえば昔、ブラジルにたくさんの人が移住したって聞いたことがあるなぁ」という程度でした。戦前にブラジルに渡り、大成功した方もいるということですが、同時に棄民政策も行われていた時代です。彼女が産まれてきたことが、彼女まで世代が続いていることが奇跡なのではないかと思うほど、心の痛い小説でした。
ワイルド・ソウルAmazon書評・レビュー:ワイルド・ソウルより
434400373X
No.14:
(5pt)

ブラボー!

1960年代、ブラジルを“夢の楽園”と信じ。アマゾンの地に降り立った多くの日本人たち。しかし、それは戦後の食料難を回避するための日本政府、外務省の棄民政策(つまりは人減らし)だった。生き残った当事者たちが、40年の時を経て日本国政府、外務省に復讐を果たすストーリー。特にプロローグと第1章の「アマゾン牢人」に描かれるブラジル移住者たちの悲惨極まりない生活には衝撃を受ける。ブラジル移民のことは知っていても、この“事実”を多くの日本人は知らなかったであろう。それだけでも読む価値は計りしれぬほど大きい。序盤でかなり主人公達に共感を覚えるために、後半の復讐劇自体は少し手ぬるいのではと感じてしまう。しかし、それぞれの登場人物が自分の過去にケリを付けるクライマックスは実に爽快である。特にエピローグでの井上貴子がいいね。長編だが一気に読める最高の一冊です。是非読むべし!著者はこの本を書くことで、物語の主人公達に代わって外務省に復讐を果たしたのだ。
ワイルド・ソウルAmazon書評・レビュー:ワイルド・ソウルより
434400373X
No.13:
(5pt)

日本人なら読まないと~

日本の歴史の恥部を垣間見た気がしたのと同時に、旧体制の変わらぬ日本官僚の無能さを目の当たりにしたような気分です。はっきり言って、底知れぬ人間描写と作者のこの本に傾ける情熱を感じ取りました。毎晩読んで、1週間で完全読破しましたが、この後にどのような小説を読んだらよいのか・・・ワイルド・ソウルの印象が強すぎて・・・困っています。
ワイルド・ソウルAmazon書評・レビュー:ワイルド・ソウルより
434400373X
No.12:
(5pt)

とにかく面白く、人が描けている

久しぶりに読み始めてとまらなかった。1350枚だから薄い本ではないが、最後まで飽きさせなかった。ブラジル移民に対する外務省、日本政府の対応の拙さに対する復讐劇だが、同じような構成で書かれた高村薫の「レディジョーカー」などと比べると、ずっと読みやすく、話の展開も早い。そして何よりも出てくる登場人物が魅力的に描かれている。話としてはシンプルで荒唐無稽なのだが、最後まで飽きさせず読ませる力は、この人物の描写力にあるのではないかと思う。「午前三時のルースター」を読んで、そう感じたが、この作品を読んで確信した。これがこの人の才能だと思う。
ワイルド・ソウルAmazon書評・レビュー:ワイルド・ソウルより
434400373X
No.11:
(5pt)

サンバのテンポで復讐完遂。

かつて外務省による戦後の移民政策で、不毛な地への移住を余儀なくされた日本人が、外務省への復讐を果たすストーリーです。と、書くと重苦しい展開を予想しがちなのですが、内容はシンプルかつ軽快なテンポで進みます。また、シンプルなのに、これだけの長尺な作品になったのは、それだけ登場人物の掘り下げ、描写が凝っているからでしょう。それに、一人称で単純に話を進めるのではなく、登場人物ひとりひとりの主観から多角的に物語を進行させて行く独特の手法を用いているので、それだけ物語全体のイメージを掴みやすい。例えば、ケイという人物の目線から見た復讐劇を、続けて井上貴子という人物の視点から捉え直す。一旦一人の人物の中で終結した物語が、別の目線から展開されることで、「二度読み」と同様の効果が得られるのです。つまり、再読でストーリーへの理解度が上がる状態を、一回の読了で獲得できるのです。読み終えた時の満足度も必然的に高い。面白さと分かりやすさが共存した良書でした。
ワイルド・ソウルAmazon書評・レビュー:ワイルド・ソウルより
434400373X

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