■スポンサードリンク
荒野
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
荒野の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全8件 1~8 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
小説家の父を持つ少女の12歳から16歳までの成長を描く。興味の持てないテーマで、登場人物にも共感できない。特に作家オヤジが気持ち悪い。 性愛小説家だそうな。ドンファン気取りで女をとっかえひっかえ。 昭和初期の檀なんとかじゃあるまいし、今どきそんな奴いるかよ。社会的に抹殺されるぞ。 自分の娘を「黒猫ちゃん」と呼ぶのも、背筋に悪寒が走る。 奇怪なのは、微妙な年ごろの荒野(これがヒロインの名前)がニンフォマニアの異常者である父に、まったく反発しないこと。作者の描く父と娘は不自然に親密なことが多いが、本作が最もありえない。 フィクションとは言え、作者の描く中年男と少女は例外なく性的スペックが高い。 好みなのだろうが、世の中には地味で冴えない人の方が多いんだけどな。 作家ならたまには真実に目を向けてほしい。 冗長で何の盛り上がりもない。初期作品の危うい鋭さは欠片も残っていない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
全体を通してストーリーや登場人物との関わりとかは面白かったんですけど主人公のお子ちゃますぎる性格について行けなかった…あれで中学生はきつい。不自然ですね… 今どきあんな性格した中学生あんまり見ませんよ笑 精神年齢小5くらい?ですかね。 中学生だしあともうちょいませてる方がストーリ的にもっと面白くなったんじゃないかな…? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
表紙の絵が可愛かったので興味湧いて、作者のこと検索してみたら直木賞を受賞された方でしたし、あとゴシックシリーズなども書かれている方だと知り借りて読んでみました。 500ページ読んでみて感想としましては「やっと読み終わった」という感じ。 主人公のちょっとお子ちゃまな性格に結局最後まで愛着湧かず…。 むしろ主人公に好意を寄せる友人の方がが個人的には凄く可愛かったです。 ちょっと二十歳過ぎた私には眩しすぎる恋の話でしたorz | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「少女マンガみたいな」という形容詞を、悪い意味で使いたくない。 なぜなら、少女マンガの傑作に傾倒して思春期を過ごしたから。 これは、「すこぶるできの悪い少女マンガ」のような味わいの小説、のようなものだった。 登場人物が全て薄っぺら過ぎて、現実味がゼロ。 かといって、それを活かした良い意味でマンガ的な秀逸なエピソードが綴られるわけでもなく。 クールな王子様のような少年に偶然危機を救われる、とか 不自然にとんでもなく美少女な友人にたいした理由もなく愛される、とか 足をくじいて彼におんぶされるとか、 ほんと大昔のマンガみたいで 読んでいてムズムズ蕁麻疹が出そうになった。 と思えば、胸が大きく成長しすぎてバランスを崩して転ぶ少女って… おっぱいがスイカみたいな萌系アニメ以外にそんな現象起こりますか?・ 着流しで超美形の作家の父親は、仕事熱心なので隣の部屋で妻が切迫早産でも 無視する…って、ありえなさすぎる。 ありえない設定の連続でも、どこかで人の心を掴むリアリティがあれば 魅力に感じるかもしれないけれど、 「妙に古風なステロタイプの登場人物」「薄っぺらな描写」 「主人公の成長というより、犬も歩けば〜のような場当たり的なエピソードの連続」 に辟易しただけだった。 マスコミによく登場する著者なので、一度は読んでみようと思ったのだが、 皆さん、本気でこれ面白いと思ってるのか…不思議だ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
読み始めてすぐに思ったのは、なんだろう、この軽い感じ。その昔読んだ氷室冴子を思い出しました。あの頃はまだかわいい中学生だったけど。本は基本的にあまり前評判を知らないで購入することになっているので、『私の男』とセットで購入したのがそもそもの間違い。最近は直木賞受賞後第一作として、文芸書のコーナーにこんな本も並べるのね。 なんだそうか、と流し読みしました。大人にはきついけど中学生にはいいかもね。 やれやれ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
もう少し鎌倉という雰囲気をだして貰いたかった。あと物語性がもう少しないと500ページを読むのが退屈なのでは?ページからして太宰の短編、女生徒の5倍以上を要望してしまうのはやっぱり欲張りかな??? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
高校生以下が対象の作品。 小学生に読ませるのなら有益。 ラノベというか、少女漫画の世界。 岩館真理子 +沖倉利津子 +くらもちふさこ +多田かおる +榛野なな恵 /50 って感じ?(割る5じゃないのかw) 直木賞受賞後第一作という宣伝文句に惹かれ これが桜庭一樹 初体験だったおっさんは、 「なんじゃこりゃあ!」と呆然とするでしょうな。 桜庭一樹 は全部読むつもりだったが、 おっさんにはラノベティストはキツイです。 良い女性、良い人間、良い社会人を目指す為の教科書として、 10代の少女が読むのならお勧めだが、 ジェンダー観がちと古いんじゃない? レズの脇役の少女をもっと掘り下げて欲しかったw | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「私の男」に見られた迫力や、構成の丁寧さを期待して読んでしまったので「期待はずれ」という感想になってしまいました。 決して雑ではないのですが、単調で、同じことを繰り返しているので飽きがきます。この手の作品ならば、もう少しコンパクトにまとめられたのではないでしょうか? 私にとっては、本の価格と価値が比例していない残念な作品でした。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!