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稀覯人の不思議
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稀覯人の不思議の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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二階堂氏の水乃サトル学生編のシリーズ3作目である。 今回は二階堂氏の手塚マニアぶりがいかんなく発揮された設定で、手塚マンガコレクターが密室で偽装自殺殺人にされるといういつもの二階堂本格ミステリー要素とマンガのマニアの世界の蘊蓄が融合されており、娯楽色が高い作品となっている。 トリック的には密室トリックも突出したものでもないし、アリバイトリックがやや反則気味な点もあるが、最後まで飽きずに楽しませる手腕は見事である。 | ||||
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2005年にカッパ・ノベルスとして出たものの文庫化。 水乃サトル学生シリーズの第3作。 二階堂氏は手塚マニアとしても有名で、ファンクラブの第二代会長を務めたほどであったという。本書には、その知識が詰め込まれており、読むだけで圧倒されてしまう。手塚ファンには嬉しい一冊なのではないだろうか。ただ、残念ながら私は手塚作品にはあまり関心がないので、存分に楽しむということはできなかった。 ミステリとしては、それなりの出来ではないだろうか。ストーリーからして納得できない点も残るが、この本の場合、動機はこれじゃないとダメなので、仕方ないのだろう。意外な結末ではある。 どちらかというと、マニアの世界、稀覯本の世界を楽しむべき一冊だろう。 | ||||
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