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(短編集)
ダブル・ジョーカー
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ダブル・ジョーカーの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.25pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全93件 81~93 5/5ページ
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まず、第一に思ったのは前作を知っておくべきだったww ジョーカー・ゲームを知らずにこちらから購入してしまいました。 ですが、物語がわからないということは全くなく、 それどころかすらすら読めてしまいます。 いろいろなミステリー小説を読ませていただきましたが、 これが一番おもしろいですwww 結城中佐に対抗する登場人物だけでなく、 読んでる自分も結城中佐の率いるD機関の手の内で踊らされますwww 読んで、「どっから情報が漏れた?」って声に出ちゃうほどです。 短編が5つ入ってるので長い推理戦をダラダラ読むということもありません。 この本は必ずあなたを騙しますよ。 そして「魔王」結城中佐の手の内で踊るのは言うまでもないですね・・・ | ||||
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前作「ジョーカーゲーム」の続編だが、一つ一つの話が独立しているので前作を読んでいなくてもあまり問題なく読める。 表題作のダブルジョーカーは、D機関の対抗する存在として風機関が登場するのだが、完全に噛ませ犬の機関でリーダーの風戸やその部下があまりにもしょぼい小物だったのが残念だった。 5話収録されているが、最終話以外は、D機関のメンバーの存在感が薄く、前作と比べるとキャラが立っていなかった。また、戦争の背景が重視されているため、ミステリー色が薄くなっている。 本の帯には前作を凌ぐ興奮度と書かれていたが、個人的には前作のほうが面白かった。全体的に一話50ページの短編の為、話が意外とあっさりしていて、印象に残らなかった。 | ||||
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前作「ジョーカーゲーム」の続編だが、一つ一つの話が独立しているので前作を読んでいなくてもあまり問題なく読める。 表題作のダブルジョーカーは、D機関の対抗する存在として風機関が登場するのだが、完全に噛ませ犬の機関でリーダーの風戸やその部下があまりにもしょぼい小物だったのが残念だった。 5話収録されているが、最終話以外は、D機関のメンバーの存在感が薄く、前作と比べるとキャラが立っていなかった。また、戦争の背景が重視されているため、ミステリー色が薄くなっている。 本の帯には前作を凌ぐ興奮度と書かれていたが、個人的には前作のほうが面白かった。全体的に一話50ページの短編の為、話が意外とあっさりしていて、印象に残らなかった。 | ||||
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前作、ジョーカーゲームが、私の昨年度のベスト書籍でしたので、続編の「ダブル・ジョーカー」を 書店で見かけたとき、速攻で購入。 クオリティに変化なく、本作も満足。星5つ。 第二次世界大戦前の日本におけるスパイ機関のお話。 といっても古臭い話ではなく、クールで現代にも通ずる話なのでご安心を。 短編で読みやすいので、通勤・通学中でも手軽に読め、また、読みきりなので 前作を読んでなくても楽しめると思います。 コミック化もされているようなので、ドラマや映画化されるもの時間の問題かも。 | ||||
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前作、ジョーカーゲームが、私の昨年度のベスト書籍でしたので、続編の「ダブル・ジョーカー」を 書店で見かけたとき、速攻で購入。 クオリティに変化なく、本作も満足。星5つ。 第二次世界大戦前の日本におけるスパイ機関のお話。 といっても古臭い話ではなく、クールで現代にも通ずる話なのでご安心を。 短編で読みやすいので、通勤・通学中でも手軽に読め、また、読みきりなので 前作を読んでなくても楽しめると思います。 コミック化もされているようなので、ドラマや映画化されるもの時間の問題かも。 | ||||
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嬉しくて思わずコミック「Dの魔王」とあわせて購入。 (連載してるんですね・・・) 「前作以上の興奮」という帯には偽りはないかと。 ただ、著者が持ち札を全部切ってしまったようで不安。 中佐の過去も明らかになり、アメリカ参戦後はスパイが活躍できそうにないし・・・ 今後続編が出るとしても、時間軸はこれ以上進まないような気がする。 ブラックバードには完全に裏切られて愕然としました。 中佐は腹違いの兄弟と接触することを知らなかったのか? 中佐に限ってそれはありえないと思うのだが・・・ 知っていたとしたら、自分の教え子が「とらわれない」と信じていた? うーん。そこが今作一番のミステリーだと思いました。 個人的には「柩」がお気に入り。 どうでもいいですがD機関は採用に容姿も入れてるのかな。 みんな任務中は目立たないのに、よくみると美形なんですねw | ||||
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嬉しくて思わずコミック「Dの魔王」とあわせて購入。 (連載してるんですね・・・) 「前作以上の興奮」という帯には偽りはないかと。 ただ、著者が持ち札を全部切ってしまったようで不安。 中佐の過去も明らかになり、アメリカ参戦後はスパイが活躍できそうにないし・・・ 今後続編が出るとしても、時間軸はこれ以上進まないような気がする。 ブラックバードには完全に裏切られて愕然としました。 中佐は腹違いの兄弟と接触することを知らなかったのか? 中佐に限ってそれはありえないと思うのだが・・・ 知っていたとしたら、自分の教え子が「とらわれない」と信じていた? うーん。そこが今作一番のミステリーだと思いました。 個人的には「柩」がお気に入り。 どうでもいいですがD機関は採用に容姿も入れてるのかな。 みんな任務中は目立たないのに、よくみると美形なんですねw | ||||
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日本推理作家大賞、吉川英治文学新人賞をダブル受賞した前作、『ジョーカー・ゲーム』の続編。 前作も面白かったが、今回もそれに輪をかけて面白い。謎の諜報機関っていう設定も良かったが、それ以上にその親玉やスパイたちのクールな行動が魅力的な作品だ。 柳広司氏の作品にしては、内容的にはあまり深くなかった前作に比べて、第二次大戦期の日本軍への批判なども込められているが、逆に謎解きの要素は少なくなっていて、エンターテイメント性は若干落ちている。 でも、『新世界』の著者としては、こちらのほうが「らしい」と思う。 シリーズ化するのかな?だとしたら、連作集ではなく、長編としてD機関の結末を読んでみたい。 | ||||
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日本推理作家大賞、吉川英治文学新人賞をダブル受賞した前作、『ジョーカー・ゲーム』の続編。 前作も面白かったが、今回もそれに輪をかけて面白い。謎の諜報機関っていう設定も良かったが、それ以上にその親玉やスパイたちのクールな行動が魅力的な作品だ。 柳広司氏の作品にしては、内容的にはあまり深くなかった前作に比べて、第二次大戦期の日本軍への批判なども込められているが、逆に謎解きの要素は少なくなっていて、エンターテイメント性は若干落ちている。 でも、『新世界』の著者としては、こちらのほうが「らしい」と思う。 シリーズ化するのかな?だとしたら、連作集ではなく、長編としてD機関の結末を読んでみたい。 | ||||
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太平洋戦争へと突入していく不穏な時代。日本陸軍に秘密諜報員養成機関として設立された、通称“D機関”の活躍を描いた短編集。 シリーズ前作『ジョーカー・ゲーム』を読まずにこちらから手にとってみたのですが、身を潜めて活動するスパイの、「おぬし、出来るな」とでもいった異才、異能を発揮する姿が印象的でしたね。とりわけ、D機関を率いる“魔王”こと結城中佐の、出来る奴らのなかでも抜群に“出来る”才能、凄みを秘めたキャラに惹かれました。 大日本帝国陸軍内の新たな諜報機関、風戸(かざと)率いる通称“風機関”と、既存の諜報機関“D機関”との暗闘、食うか食われるかの争いを描いた表題作・・・・・・「ダブル・ジョーカー」 陸軍軍医の脇坂が、慰問団の中に紛れ込んでいるスパイ・ハンター、暗号名「笑わぬ男」は誰なのか、その正体を突き止めようとする・・・・・・「蠅の王」 フランス領インドシナこと仏印のハノイに派遣された通信士・高林が、暗号電文がらみのトラブルに巻き込まれる・・・・・・「仏印作戦」 ベルリン郊外で起きた列車事故を機に、ドイツ情報部で伝説となっている日本のスパイ“魔術師”の影が、二十二年の時を経て浮かび上がる・・・・・・「柩(ひつぎ)」 アメリカ西海岸のロサンゼルス。バードウォッチングを楽しむ日本人、仲根が目撃した出来事。一見平凡なその光景の裏側に、スパイ同士の非情な戦いが隠されていた・・・・・・「ブラックバード」 五つの短編のなかでは、「柩」と「ブラックバード」がスリリングで面白かった。なかでも、前者「柩」に出てくる若き日の結城中佐の活躍が印象深く、前作『ジョーカー・ゲーム』ならびに霜月かよ子が描く漫画『Dの魔王』も読んでみたくなりました。 | ||||
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太平洋戦争へと突入していく不穏な時代。日本陸軍に秘密諜報員養成機関として設立された、通称“D機関”の活躍を描いた短編集。 シリーズ前作『ジョーカー・ゲーム』を読まずにこちらから手にとってみたのですが、身を潜めて活動するスパイの、「おぬし、出来るな」とでもいった異才、異能を発揮する姿が印象的でしたね。とりわけ、D機関を率いる“魔王”こと結城中佐の、出来る奴らのなかでも抜群に“出来る”才能、凄みを秘めたキャラに惹かれました。 大日本帝国陸軍内の新たな諜報機関、風戸(かざと)率いる通称“風機関”と、既存の諜報機関“D機関”との暗闘、食うか食われるかの争いを描いた表題作・・・・・・「ダブル・ジョーカー」 陸軍軍医の脇坂が、慰問団の中に紛れ込んでいるスパイ・ハンター、暗号名「笑わぬ男」は誰なのか、その正体を突き止めようとする・・・・・・「蠅の王」 フランス領インドシナこと仏印のハノイに派遣された通信士・高林が、暗号電文がらみのトラブルに巻き込まれる・・・・・・「仏印作戦」 ベルリン郊外で起きた列車事故を機に、ドイツ情報部で伝説となっている日本のスパイ“魔術師”の影が、二十二年の時を経て浮かび上がる・・・・・・「柩(ひつぎ)」 アメリカ西海岸のロサンゼルス。バードウォッチングを楽しむ日本人、仲根が目撃した出来事。一見平凡なその光景の裏側に、スパイ同士の非情な戦いが隠されていた・・・・・・「ブラックバード」 五つの短編のなかでは、「柩」と「ブラックバード」がスリリングで面白かった。なかでも、前者「柩」に出てくる若き日の結城中佐の活躍が印象深く、前作『ジョーカー・ゲーム』ならびに霜月かよ子が描く漫画『Dの魔王』も読んでみたくなりました。 | ||||
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本書は、バラエティにとんだミステリー作品で知られる著者による 帝国陸軍内に設けられたスパイ組織・D機関と そこを統轄する謀将・結城中佐の活躍を描いた人気シリーズ第2弾。 打倒D機関を目標に設立された 陸軍エリートからなるスパイ組織『風』機関。 「殺さず、死ぬな」を貫くD機関と 「躊躇せず殺し、潔く死ぬ」を掲げる風機関との暗闘(『ダブル・ジョーカー』) 慰問のため、漫才師が訪れた野戦病院を舞台に、 理想に燃えるスパイと、彼に迫る黒い影を描く『蝿の王』 第一次世界大戦末期のヨーロッパを舞台に繰り広げられる 若き結城と、ドイツ諜報部員の壮絶な戦い『棺』 ―など、全5編を収録します。 個人的に印象深かったのは、 真珠湾攻撃直後のアメリカを舞台に 異母兄弟であるD機関員2人を主人公にした『ブラックバード』 本短編集のラストを飾る本作。 これまでのシリーズ同様のおもしろさはもちろん、 誰もが気になるであろう『シリーズ最大の謎』 その一端が明らかになるのが嬉しいです。 これまでの作品のように読み進めていた読者を、 二重、三重に裏切る残酷なラスト 彼ら、そして結城はその後どうなったのか いつかまた、彼らを描いた続編が出ることを願ってやみません。 スパイ小説、サスペンスのスタイルながらも、 人が殺されないので、安心して読むことができる本書。 前作からのファンはもちろん、 サスペンスに普段はあまり興味のない方にも、強くおススメしたい作品です。 | ||||
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本書は、バラエティにとんだミステリー作品で知られる著者による 帝国陸軍内に設けられたスパイ組織・D機関と そこを統轄する謀将・結城中佐の活躍を描いた人気シリーズ第2弾。 打倒D機関を目標に設立された 陸軍エリートからなるスパイ組織『風』機関。 「殺さず、死ぬな」を貫くD機関と 「躊躇せず殺し、潔く死ぬ」を掲げる風機関との暗闘(『ダブル・ジョーカー』) 慰問のため、漫才師が訪れた野戦病院を舞台に、 理想に燃えるスパイと、彼に迫る黒い影を描く『蝿の王』 第一次世界大戦末期のヨーロッパを舞台に繰り広げられる 若き結城と、ドイツ諜報部員の壮絶な戦い『棺』 ―など、全5編を収録します。 個人的に印象深かったのは、 真珠湾攻撃直後のアメリカを舞台に 異母兄弟であるD機関員2人を主人公にした『ブラックバード』 本短編集のラストを飾る本作。 これまでのシリーズ同様のおもしろさはもちろん、 誰もが気になるであろう『シリーズ最大の謎』 その一端が明らかになるのが嬉しいです。 これまでの作品のように読み進めていた読者を、 二重、三重に裏切る残酷なラスト 彼ら、そして結城はその後どうなったのか いつかまた、彼らを描いた続編が出ることを願ってやみません。 スパイ小説、サスペンスのスタイルながらも、 人が殺されないので、安心して読むことができる本書。 前作からのファンはもちろん、 サスペンスに普段はあまり興味のない方にも、強くおススメしたい作品です。 | ||||
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