はじまりの島

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はじまりの島の評価:

4.00/5点 レビュー 15件。 B ランク

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平均点4.00pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全37件 1〜20 1/2ページ
No.37
(1pt)

読みながら、あれ?翻訳本だったっけ?・・・と思いました。

文章に魅力がありません。
日記を読んでいるような感触がずっと続き、平板です。
キリスト教に興味がある方にはいいかもしれません。
ミステリーとしてはとても面白いはずの題材なのに残念。
はじまりの島 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: はじまりの島 (創元推理文庫)より
4488463010
No.36
(1pt)

読みながら、あれ?翻訳本だったっけ?・・・と思いました。

文章に魅力がありません。
日記を読んでいるような感触がずっと続き、平板です。
キリスト教に興味がある方にはいいかもしれません。
ミステリーとしてはとても面白いはずの題材なのに残念。
はじまりの島 Amazon書評・レビュー: はじまりの島より
4022577584
No.35
(1pt)

読みながら、あれ?翻訳本だったっけ?・・・と思いました。

文章に魅力がありません。
日記を読んでいるような感触がずっと続き、平板です。
キリスト教に興味がある方にはいいかもしれません。
ミステリーとしてはとても面白いはずの題材なのに残念。
はじまりの島 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: はじまりの島 (幻冬舎文庫)より
434443238X
No.34
(3pt)

ダーウィンと進化論と殺人

2002年に朝日新聞社から出た単行本の文庫化。
 探偵役はダーウィン。ビーグル号での航海途上のガラパゴス諸島で連続殺人が起きるというストーリーで、進化論もちゃんと犯罪に組み込まれており、おもしろかった。
 かなり史実に忠実で、実在の登場人物がいろいろ出てくるのも楽しい。
 ただ、解決自体には残念な部分も。もう少し説得力がほしかった。
はじまりの島 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: はじまりの島 (幻冬舎文庫)より
434443238X
No.33
(3pt)

ダーウィンと進化論と殺人

2002年に朝日新聞社から出た単行本の文庫化。
 探偵役はダーウィン。ビーグル号での航海途上のガラパゴス諸島で連続殺人が起きるというストーリーで、進化論もちゃんと犯罪に組み込まれており、おもしろかった。
 かなり史実に忠実で、実在の登場人物がいろいろ出てくるのも楽しい。
 ただ、解決自体には残念な部分も。もう少し説得力がほしかった。

はじまりの島 Amazon書評・レビュー: はじまりの島より
4022577584
No.32
(3pt)

ダーウィンと進化論と殺人

2002年に朝日新聞社から出た単行本の文庫化。
 探偵役はダーウィン。ビーグル号での航海途上のガラパゴス諸島で連続殺人が起きるというストーリーで、進化論もちゃんと犯罪に組み込まれており、おもしろかった。
 かなり史実に忠実で、実在の登場人物がいろいろ出てくるのも楽しい。
 ただ、解決自体には残念な部分も。もう少し説得力がほしかった。

はじまりの島 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: はじまりの島 (創元推理文庫)より
4488463010
No.31
(5pt)

「史実よりももっとリアリティのある歴史」とは

2009年版「このミステリーがすごい!」で第2位となった「 ジョーカー・ゲーム」の著者が2002年に発表した作品。「種の起源」を著し、「進化論」を提唱したチャールズ・ダーウィンが探偵役という、それだけで読まずにはいられなくなるような設定の歴史ミステリです。1831年、イギリスを出航した「ビーグル号」は、1835年にガラパゴス諸島に到達、ダーウィンを含む、乗組員11名が島に上陸する。そこで彼らを待っていたのは、不可解な連続殺人事件だった…。1860年、航海から30年後に、乗組員の一人、画家のオーガスタ・アールの視点で語られる事件は、ある種の不可能犯罪とも呼べるもので、そこに著者がどんな工夫をしているのか大いに興味をそそられますが、何と言っても読者が惹き付けられてしまうのは、ダーウィンがどのように推理していくのか、という点でしょう。作品に仕掛けられた巧妙な伏線を解明していく過程は、「本格」ミステリとして十分に楽しむことができるのではないかと思います。また、この作品の注目すべき点は、著者が歴史ミステリを書くにあたって、「史実よりももっとリアリティのある歴史」を現出させたかったと述べていることです(巻末解説より)。その意味は、作品の終末、事件の真相が語られるところで、納得させられることでしょう。「進化論」という、人類にとって、歴史的な知見を得る契機となったビーグル号の航海。その「歴史的事件」と、作品の「連続殺人事件」が、巧妙な構成でリンクしているのです。著者は、このほかにも歴史ミステリを執筆していますが、それらの作品もいずれ読んでみたくなるほど、よく出来た作品だと思います。
はじまりの島 Amazon書評・レビュー: はじまりの島より
4022577584
No.30
(5pt)

「史実よりももっとリアリティのある歴史」とは

2009年版「このミステリーがすごい!」で第2位となった「 ジョーカー・ゲーム」の著者が2002年に発表した作品。「種の起源」を著し、「進化論」を提唱したチャールズ・ダーウィンが探偵役という、それだけで読まずにはいられなくなるような設定の歴史ミステリです。1831年、イギリスを出航した「ビーグル号」は、1835年にガラパゴス諸島に到達、ダーウィンを含む、乗組員11名が島に上陸する。そこで彼らを待っていたのは、不可解な連続殺人事件だった…。1860年、航海から30年後に、乗組員の一人、画家のオーガスタ・アールの視点で語られる事件は、ある種の不可能犯罪とも呼べるもので、そこに著者がどんな工夫をしているのか大いに興味をそそられますが、何と言っても読者が惹き付けられてしまうのは、ダーウィンがどのように推理していくのか、という点でしょう。作品に仕掛けられた巧妙な伏線を解明していく過程は、「本格」ミステリとして十分に楽しむことができるのではないかと思います。また、この作品の注目すべき点は、著者が歴史ミステリを書くにあたって、「史実よりももっとリアリティのある歴史」を現出させたかったと述べていることです(巻末解説より)。その意味は、作品の終末、事件の真相が語られるところで、納得させられることでしょう。「進化論」という、人類にとって、歴史的な知見を得る契機となったビーグル号の航海。その「歴史的事件」と、作品の「連続殺人事件」が、巧妙な構成でリンクしているのです。著者は、このほかにも歴史ミステリを執筆していますが、それらの作品もいずれ読んでみたくなるほど、よく出来た作品だと思います。
はじまりの島 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: はじまりの島 (創元推理文庫)より
4488463010
No.29
(5pt)

「史実よりももっとリアリティのある歴史」とは

2009年版「このミステリーがすごい!」で第2位となった「 ジョーカー・ゲーム」の著者が2002年に発表した作品。
「種の起源」を著し、「進化論」を提唱したチャールズ・ダーウィンが探偵役という、それだけで読まずにはいられなくなるような設定の歴史ミステリです。

1831年、イギリスを出航した「ビーグル号」は、1835年にガラパゴス諸島に到達、ダーウィンを含む、乗組員11名が島に上陸する。
そこで彼らを待っていたのは、不可解な連続殺人事件だった…。

1860年、航海から30年後に、乗組員の一人、画家のオーガスタ・アールの視点で語られる事件は、ある種の不可能犯罪とも呼べるもので、そこに著者がどんな工夫をしているのか大いに興味をそそられますが、何と言っても読者が惹き付けられてしまうのは、ダーウィンがどのように推理していくのか、という点でしょう。
作品に仕掛けられた巧妙な伏線を解明していく過程は、「本格」ミステリとして十分に楽しむことができるのではないかと思います。

また、この作品の注目すべき点は、著者が歴史ミステリを書くにあたって、「史実よりももっとリアリティのある歴史」を現出させたかったと述べていることです(巻末解説より)。
その意味は、作品の終末、事件の真相が語られるところで、納得させられることでしょう。
「進化論」という、人類にとって、歴史的な知見を得る契機となったビーグル号の航海。
その「歴史的事件」と、作品の「連続殺人事件」が、巧妙な構成でリンクしているのです。

著者は、このほかにも歴史ミステリを執筆していますが、それらの作品もいずれ読んでみたくなるほど、よく出来た作品だと思います。
はじまりの島 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: はじまりの島 (創元推理文庫)より
4488463010
No.28
(5pt)

「史実よりももっとリアリティのある歴史」とは

2009年版「このミステリーがすごい!」で第2位となった「 ジョーカー・ゲーム」の著者が2002年に発表した作品。
「種の起源」を著し、「進化論」を提唱したチャールズ・ダーウィンが探偵役という、それだけで読まずにはいられなくなるような設定の歴史ミステリです。

1831年、イギリスを出航した「ビーグル号」は、1835年にガラパゴス諸島に到達、ダーウィンを含む、乗組員11名が島に上陸する。
そこで彼らを待っていたのは、不可解な連続殺人事件だった…。

1860年、航海から30年後に、乗組員の一人、画家のオーガスタ・アールの視点で語られる事件は、ある種の不可能犯罪とも呼べるもので、そこに著者がどんな工夫をしているのか大いに興味をそそられますが、何と言っても読者が惹き付けられてしまうのは、ダーウィンがどのように推理していくのか、という点でしょう。
作品に仕掛けられた巧妙な伏線を解明していく過程は、「本格」ミステリとして十分に楽しむことができるのではないかと思います。

また、この作品の注目すべき点は、著者が歴史ミステリを書くにあたって、「史実よりももっとリアリティのある歴史」を現出させたかったと述べていることです(巻末解説より)。
その意味は、作品の終末、事件の真相が語られるところで、納得させられることでしょう。
「進化論」という、人類にとって、歴史的な知見を得る契機となったビーグル号の航海。
その「歴史的事件」と、作品の「連続殺人事件」が、巧妙な構成でリンクしているのです。

著者は、このほかにも歴史ミステリを執筆していますが、それらの作品もいずれ読んでみたくなるほど、よく出来た作品だと思います。
はじまりの島 Amazon書評・レビュー: はじまりの島より
4022577584
No.27
(5pt)

「史実よりももっとリアリティのある歴史」とは

2009年版「このミステリーがすごい!」で第2位となった「 ジョーカー・ゲーム 」の著者が2002年に発表した作品。
「種の起源」を著し、「進化論」を提唱したチャールズ・ダーウィンが探偵役という、それだけで読まずにはいられなくなるような設定の歴史ミステリです。

1831年、イギリスを出航した「ビーグル号」は、1835年にガラパゴス諸島に到達、ダーウィンを含む、乗組員11名が島に上陸する。
そこで彼らを待っていたのは、不可解な連続殺人事件だった…。

1860年、航海から30年後に、乗組員の一人、画家のオーガスタ・アールの視点で語られる事件は、ある種の不可能犯罪とも呼べるもので、そこに著者がどんな工夫をしているのか大いに興味をそそられますが、何と言っても読者が惹き付けられてしまうのは、ダーウィンがどのように推理していくのか、という点でしょう。
作品に仕掛けられた巧妙な伏線を解明していく過程は、「本格」ミステリとして十分に楽しむことができるのではないかと思います。

また、この作品の注目すべき点は、著者が歴史ミステリを書くにあたって、「史実よりももっとリアリティのある歴史」を現出させたかったと述べていることです(巻末解説より)。
その意味は、作品の終末、事件の真相が語られるところで、納得させられることでしょう。
「進化論」という、人類にとって、歴史的な知見を得る契機となったビーグル号の航海。
その「歴史的事件」と、作品の「連続殺人事件」が、巧妙な構成でリンクしているのです。

著者は、このほかにも歴史ミステリを執筆していますが、それらの作品もいずれ読んでみたくなるほど、よく出来た作品だと思います。
はじまりの島 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: はじまりの島 (幻冬舎文庫)より
434443238X
No.26
(2pt)

うまく噛みあってない

ダーウィンが進化や生物の多様性について語る部分と、殺人事件の解決というミステリ部分が混在した小説です。

殺人事件を解決していく過程で彼は色々と生物学的な知識を披露するのですが、それが大したものではなく(当時では大した内容なのかもしれませんが…)中学高校の教科書レベルの内容で退屈です。またそれを推理に無理矢理こじつけたように思えます。
またミステリ部分もあまりにも稚拙すぎます。YA小説だといわれれば多少は納得できますが…

文章はかなり読みやすく、また冒頭の盲目の画家が出てくるあたりなどはかなり想像をかきたてられて期待したのですが、読後感は残念なものになりました。
はじまりの島 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: はじまりの島 (幻冬舎文庫)より
434443238X
No.25
(2pt)

うまく噛みあってない

ダーウィンが進化や生物の多様性について語る部分と、殺人事件の解決というミステリ部分が混在した小説です。殺人事件を解決していく過程で彼は色々と生物学的な知識を披露するのですが、それが大したものではなく(当時では大した内容なのかもしれませんが…)中学高校の教科書レベルの内容で退屈です。またそれを推理に無理矢理こじつけたように思えます。またミステリ部分もあまりにも稚拙すぎます。YA小説だといわれれば多少は納得できますが…文章はかなり読みやすく、また冒頭の盲目の画家が出てくるあたりなどはかなり想像をかきたてられて期待したのですが、読後感は残念なものになりました。
はじまりの島 Amazon書評・レビュー: はじまりの島より
4022577584
No.24
(2pt)

うまく噛みあってない

ダーウィンが進化や生物の多様性について語る部分と、殺人事件の解決というミステリ部分が混在した小説です。殺人事件を解決していく過程で彼は色々と生物学的な知識を披露するのですが、それが大したものではなく(当時では大した内容なのかもしれませんが…)中学高校の教科書レベルの内容で退屈です。またそれを推理に無理矢理こじつけたように思えます。またミステリ部分もあまりにも稚拙すぎます。YA小説だといわれれば多少は納得できますが…文章はかなり読みやすく、また冒頭の盲目の画家が出てくるあたりなどはかなり想像をかきたてられて期待したのですが、読後感は残念なものになりました。
はじまりの島 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: はじまりの島 (創元推理文庫)より
4488463010
No.23
(5pt)

事件とダーウィンが融合し、読者を引き込む快作

ダーウィンと柳広司。ワクワクする組み合わせだが、予想に違わず秀逸な出来。ビーグル号に乗ってガラパゴス諸島を訪れた若き日のダーウィンが、ある島で遭遇した不可解な事件を探偵として捜査する様を、「進化論」的思惟が当時の社会・思想・信仰に及ぼす影響を背景に描いた書。ビーグル号に共に乗船した画家の30年後(「種の起源」発表時)の回想記として書かれており、臨場感があると共に、全体的に落ち着いた筆致となっている。

ミステリ的にも面白いアイデアが凝らされ楽しめるが、何より事件の背景に工夫が凝らされている点が評価出来る。単に奇を衒ったのではなく、ダーウィンが登場する必然性を感じさせる所に感心した。ダーウィンのガラパゴス諸島探訪と進化論との関係なども良く調べてあり、その結果として本作が産み出された経緯が窺える。歴史上の人物をミステリに登場させる趣向は良くあるが、本作くらい事件とその人物が融合している作品も珍しいのではないか。読者を引き込む快作だと思う。
はじまりの島 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: はじまりの島 (創元推理文庫)より
4488463010
No.22
(5pt)

事件とダーウィンが融合し、読者を引き込む快作

ダーウィンと柳広司。ワクワクする組み合わせだが、予想に違わず秀逸な出来。ビーグル号に乗ってガラパゴス諸島を訪れた若き日のダーウィンが、ある島で遭遇した不可解な事件を探偵として捜査する様を、「進化論」的思惟が当時の社会・思想・信仰に及ぼす影響を背景に描いた書。ビーグル号に共に乗船した画家の30年後(「種の起源」発表時)の回想記として書かれており、臨場感があると共に、全体的に落ち着いた筆致となっている。

ミステリ的にも面白いアイデアが凝らされ楽しめるが、何より事件の背景に工夫が凝らされている点が評価出来る。単に奇を衒ったのではなく、ダーウィンが登場する必然性を感じさせる所に感心した。ダーウィンのガラパゴス諸島探訪と進化論との関係なども良く調べてあり、その結果として本作が産み出された経緯が窺える。歴史上の人物をミステリに登場させる趣向は良くあるが、本作くらい事件とその人物が融合している作品も珍しいのではないか。読者を引き込む快作だと思う。
はじまりの島 Amazon書評・レビュー: はじまりの島より
4022577584
No.21
(5pt)

事件とダーウィンが融合し、読者を引き込む快作

ダーウィンと柳広司。ワクワクする組み合わせだが、予想に違わず秀逸な出来。ビーグル号に乗ってガラパゴス諸島を訪れた若き日のダーウィンが、ある島で遭遇した不可解な事件を探偵として捜査する様を、「進化論」的思惟が当時の社会・思想・信仰に及ぼす影響を背景に描いた書。ビーグル号に共に乗船した画家の30年後(「種の起源」発表時)の回想記として書かれており、臨場感があると共に、全体的に落ち着いた筆致となっている。

ミステリ的にも面白いアイデアが凝らされ楽しめるが、何より事件の背景に工夫が凝らされている点が評価出来る。単に奇を衒ったのではなく、ダーウィンが登場する必然性を感じさせる所に感心した。ダーウィンのガラパゴス諸島探訪と進化論との関係なども良く調べてあり、その結果として本作が産み出された経緯が窺える。歴史上の人物をミステリに登場させる趣向は良くあるが、本作くらい事件とその人物が融合している作品も珍しいのではないか。読者を引き込む快作だと思う。
はじまりの島 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: はじまりの島 (幻冬舎文庫)より
434443238X
No.20
(5pt)

〈進化論〉を育んだ島で起きた連続殺人

『種の起原』を著したチャールズ・ダーウィンが、ガラパゴス諸島で連続殺人事件に巻きこまれていたという設定の歴史本格ミステリ。作中で連続する不可能犯罪のトリックは、物語と有機的に連関し、必然性が与えられており、決して鬼面人を驚かすような自己目的化したものではありません。なかでも、ガラパゴス諸島という舞台ならではの死体処理は秀逸でした。本作では、外界とは隔絶された閉鎖空間で、限られた登場人物が次々に殺害されていく、という古典的な《孤島もの》のスタイルが踏襲されていますが、扱われるテーマは日本でも一昔前に盛んに議論された、極めて現代的な倫理問題となっています。読了後には、ダーウィンが探偵役に選ばれた理由、そして、『はじまりの島』というタイトルをつけた作者の真意が深く腑に落ちると思います。
はじまりの島 Amazon書評・レビュー: はじまりの島より
4022577584
No.19
(5pt)

〈進化論〉を育んだ島で起きた連続殺人

『種の起原』を著したチャールズ・ダーウィンが、ガラパゴス諸島で連続殺人事件に巻きこまれていたという設定の歴史本格ミステリ。作中で連続する不可能犯罪のトリックは、物語と有機的に連関し、必然性が与えられており、決して鬼面人を驚かすような自己目的化したものではありません。なかでも、ガラパゴス諸島という舞台ならではの死体処理は秀逸でした。本作では、外界とは隔絶された閉鎖空間で、限られた登場人物が次々に殺害されていく、という古典的な《孤島もの》のスタイルが踏襲されていますが、扱われるテーマは日本でも一昔前に盛んに議論された、極めて現代的な倫理問題となっています。読了後には、ダーウィンが探偵役に選ばれた理由、そして、『はじまりの島』というタイトルをつけた作者の真意が深く腑に落ちると思います。
はじまりの島 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: はじまりの島 (創元推理文庫)より
4488463010
No.18
(5pt)

〈進化論〉を育んだ島で起きた連続殺人

『種の起原』 を著したチャールズ・ダーウィンが、ガラパゴス諸島で
連続殺人事件に巻きこまれていたという設定の歴史本格ミステリ。

作中で連続する不可能犯罪のトリックは、物語と有機的に連関し、必然性が与
えられており、決して鬼面人を驚かすような自己目的化したものではありません。

なかでも、ガラパゴス諸島という舞台ならではの死体処理は秀逸でした。

本作では、外界とは隔絶された閉鎖空間で、限られた登場人物が次々に殺害されていく、
という古典的な《孤島もの》のスタイルが踏襲されていますが、扱われるテーマは日本でも
一昔前に盛んに議論された、極めて現代的な倫理問題となっています。

読了後には、ダーウィンが探偵役に選ばれた理由、そして、『はじまり
の島』というタイトルをつけた作者の真意が深く腑に落ちると思います。
はじまりの島 (幻冬舎文庫) Amazon書評・レビュー: はじまりの島 (幻冬舎文庫)より
434443238X