■スポンサードリンク


禍家



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
禍家 (光文社文庫)

禍家の評価: 3.21/5点 レビュー 29件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.21pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全10件 1~10 1/1ページ
No.10:
(5pt)

これは、ハマる…。

ハマりました!の一言です。ホラー小説に触れたことがなかったため、程よい怖さで楽しむことができました。三津田さんの家シリーズは全て読了しましたが、人間の狂気的な部分を感じる結末へと向かっていき、そういう展開かっ!と度肝を抜かれます。また、大抵主人公の少年が可哀想な境遇にいらっしゃいます…。そこがまた、いいのですがw
人外である何かに追いかけられるシーンは、ページを捲る手が止まりません。逃げ切れるのか、捕まってしまうのか、そういった焦りを読者も感じることができると思います。
三津田さんの文章表現も、とても好みのもので読みやすかったです。
禍家 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:禍家 (光文社文庫)より
4334742815
No.9:
(5pt)

好みです

グロなシーンもありますが、物語の流れとしては最高!
少年少女が怪奇現象に立ち向かう、最高に好みの内容でした!
禍家 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:禍家 (光文社文庫)より
4334742815
No.8:
(5pt)

すごく面白かったです。

家にまつわる話が好きなので、こういったホラーは大好きです。
最初の始まりからゾクゾクしますし、読みやすくてあっという間に読み終えてしまいました。
残酷な事実がどんどん発覚していきますが、終盤の予想外の展開。
そしてラストの「うわぁ…」という気持ち。
期待を裏切らず楽しませて頂きました!
いろいろ書くと未読の方に申し訳ないので書けないのですが、本当に、主人公の少年が可哀想過ぎる!!
この一言につきると思います。
あと、礼奈ちゃんが中学生(正確には小学校を卒業したばかり)の女の子なのに頼りがいありすぎて素敵です。好きなキャラクターでした。
禍家 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:禍家 (光文社文庫)より
4334742815
No.7:
(5pt)

小説に期待していない人々へ

ただ単に面白い!僕は小説に対して面白いと思った事がない頑固ものです。でもホラー小説に手をかけて見ようと思いこの一冊を買い、どはまりです!毎回寝る前に読んでいますが途中まで読んで先が気になってなかなか眠れませんまさか小説に対して続きが気になるとは思いませんでした。どうなんだろう続きはと、最初から最後まで気になる一冊でした。だからこそ初めて最初から最後まで読めた一冊です!
禍家 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:禍家 (光文社文庫)より
4334742815
No.6:
(4pt)

ただのスプラッターではない恐怖。

最近、俄然注目を浴びているホラーミステリー作家、三津田信三の最新文庫書き下ろし。(2007年7月現在)

はじめっからホラー調でがんがんと進んでいくのですが、単なるホラーで終わっていないというのがすごいです。
また、そのホラーの描き方も上手い。なんというか、スプラッターもありつつ、じんわりと怖い作品に仕上がっています。

ちょっと文体に癖があるので、気になる人は気になるかもしれませんが、お勧めです。面白い。
禍家 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:禍家 (光文社文庫)より
4334742815
No.5:
(5pt)

「怖い」の一言です

ホラー小説でありながらも謎が謎を呼び、この話に引き込まれていきました。 恐怖感と不安感を煽られ、後半部分では驚愕させられ、読了後の納得感もあり大変良かったと思います。 好みにもよると思いますが、私は三津田さんの緊張感と迫りくる恐怖感の描写が好きなのでハマった一冊になりました。
禍家 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:禍家 (光文社文庫)より
4334742815
No.4:
(4pt)

よみとばすなよ!

よくある「引越先にトラブルが」ものです。少年に襲い掛かる謎、恐怖、少年はどうやって謎を解き、恐怖に立ち向かうのか。私はこの作者さんのホラー物は好きなので、この話も楽しく読みました。この値段でこの内容、満足してます。ただ作者の作風ですが。恐怖シーンが長くないですか?これがいいのかな…。化け物が出てくるんですが、この異常状況が長長と続く続く。擬音もこれでもかと重なる重なる。スプラッタ映画もののノリなのかな。後、三津田作品に置いて、オカルトシーンは町並みや家の間取りを最大限に利用して行われます。なんでこんなくだくだと間取りの説明してあるの、と読み飛ばしてはいけません。そんな事したら後で訳がわかんなくなり困ります。皆様お気を付け下さい。…とは言っても、作品によっては、今一つ間取りが解んないんだよなあ〜(;_;)
禍家 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:禍家 (光文社文庫)より
4334742815
No.3:
(5pt)

サービス精神満点のミステリ・ホラー

三津田信三の作品を読むのはいつも楽しみだし、手に入れるとあっという間に読んでしまう。それにしても2007年の夏は1か月に1冊という驚異のペースで新刊がリリースされ、それらの完成度の高いこともあり、またまた驚嘆の念を深くしてしまった。
さて、自分がなぜこれほど三津田の作品に魅せられるのか、それはわからないけど、彼の作品は以下のような特徴がある(と思う)。
(1) ミステリとホラーの両方の面白みを味わえること
(2) ミステリとしてのルールを際どい線で守ること
(3) 小説自体がミステリ論やホラー論について語るメタ構造をもっていること
ちょっと簡単に自分なりに書きすぎたかもしれないけど、大きくはずれてもいないのでは。そして、なおかつその融合の程度が絶妙であり、エンターテーメントでありつづけるというサービス精神を旺盛に持ち合わせているのが素晴らしい。また、彼の作品は往々にして少年を主人公(語り手)とすることが多く、これらの点は竹本健治を彷彿とさせるのだけれど、ここでも「少年の視点」はとても高い効果を出していると思う。加えて、三津田のサービス精神ぶりも作品の強度を高めている。
本作「禍家(まがや)」は、一種「呪われた家もの」とでも言えるホラータッチの作品であり、そのような読み方で十分に楽しめるけれど、様々な伏線があり、それらが物語に抜群のアクセントを添える。その手法は上質なミステリのものである。また、この人の場合、おそらく多くの人が子ども時代に体験した「怖かったこと」「不思議だったこと」を巧みに保持していて、多くの読者が共有できる感情を作品の中で巧みに切り出してくる。そして、ふっと鋭く読み手に切り込む独特の手腕がある。だからホントにゾッとする。
「蛇棺葬」と「作者不詳」という大傑作で打ちのめされたあとも、このような高いレベルを維持し続ける作者の引出しの奥行きの深さには恐れ入る。
禍家 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:禍家 (光文社文庫)より
4334742815
No.2:
(5pt)

夏にピッタリの娯楽ホラー

元々この作者の書く小説が好きで読んでいたのですが、この作品はいつものマニア向けの作品に比べて随分と一般受けする話だと思います。
両親を亡くした少年が祖母と二人で見知らぬ土地に引っ越して来たが、初めて訪れた場所なのに感じられる既視感。
その既視感を裏付ける様に、不気味な老人から「ぼうず、おかえり…」と告げられる。
陰鬱ととした雰囲気の漂う禁忌の森、安堵出来る筈の我が家の闇に蠢く「なにか」。
この地で起きた凄惨な事件の真実に辿り着いた時、少年が体験する一番の恐怖とはーー…
なんて書くと映画の三流コピーみたいな煽りですが、個人的にはとってもお薦めです。
起承転結がはっきりしていてわかりやすい話なので、大人から子供迄楽しめるんじゃ無いかと思います。
むしろ、主人公と同じ中学生位の時にこの作品を読んだら本当に眠れないんじゃ無いでしょうか。
この作者さんの書かれる何かが這い上がって来る様なねっとりとした恐怖の描写を、是非体験して欲しいです。
禍家 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:禍家 (光文社文庫)より
4334742815
No.1:
(4pt)

真夜中に一人で読んでください

ゾクゾクします。冒頭の伏線から、次第に明らかになってくる真実・・・・最後のどんでん返しも秀逸で、大変楽しめました。この作者のほかの作品も読みたくなりました。
ホラー好きの人にはオススメです。
禍家 (光文社文庫)Amazon書評・レビュー:禍家 (光文社文庫)より
4334742815

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!