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禍家
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禍家の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.23pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全30件 21~30 2/2ページ
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| 残念ながら、私はまったく怖さを感じませんでした。なぜ怖くないんだろう、その理由が知りたいというだけで読みました。こういうことではないのでしょうか。小説を読んで怖い、というのは、登場人物の感じる怖さが読み手に伝染する、というのがひとつのパターンではないか、と思います。しかし、この作品では、ちっとも登場人物の怖さが伝わってこないのです。これはなぜか。(1)恐怖の対象物が、主人公の目線で、どのように怖く見えたのか、というふうには描写されていません。むしろ、第三者の目線できわめて冷静にスケッチされています。ですから、その対象のどこがどう怖いのか、まったくわからないのです。(2)その恐怖の対象を見る主人公の心理が、きわめて上滑りした文章で描写されています。ぶっちゃけた話、作者は少しも恐怖など感じていないのではないでしょうか。作者は恐怖を感じていないけれど、主人公はこういう状況ならばきっと恐怖を感じるはずだから、なにかうまいこと文を積み重ねて怖く感じたことにしてしまえ。そんな目論見で、レトリックを重ねただけの恐怖描写になっているような気がします。以上が、なぜ怖くないのか、ということについて、私の考えです。そのほかに、不自然に感じたことを、少し書きます。(1)主人公の少年とガールフレンドが、いかにも古臭いです。ぜんぜん現代の少年少女という感じがしません。時代設定が戦前ということならば、少しは納得したかもしれませんが。(2)主人公の少年が、化物に迫られたとき、逃走経路について考えるシーンがあります。逃走経路としては、A、B、Cと3つの候補がある。このうちAについては、これこれの難点がある。Bについては、かくかくの難点がある。したがって、逃走経路についてはCを選ぶべきである。という、これだけのことを、ほとんど一瞬のうちに判断して、主人公の少年が逃げる、というシーンでした。なんだか、笑ってしまいます。あまりにも不自然で。もちろん、現実には、逆にありうるかもしれません。それだけのスーパー頭脳を持った少年もいるでしょうし、普通の少年が火事場の馬鹿力的にそれだけの頭を働かせる、ということもひょっとしてあるかもしれません。しかし、小説では、作り物の世界だからこそ、なんとも嘘っぽく見えてしまうのです。以上、さんざんけなしてごめんなさい。なお、刀城言耶のシリーズでは、いくつかおもしろいものがありました。念のため、書き添えておきます。 | ||||
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| ホラー小説でありながらも謎が謎を呼び、この話に引き込まれていきました。 恐怖感と不安感を煽られ、後半部分では驚愕させられ、読了後の納得感もあり大変良かったと思います。 好みにもよると思いますが、私は三津田さんの緊張感と迫りくる恐怖感の描写が好きなのでハマった一冊になりました。 | ||||
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| よくある「引越先にトラブルが」ものです。 少年に襲い掛かる謎、恐怖、 少年はどうやって謎を解き、恐怖に立ち向かうのか。 私はこの作者さんのホラー物は好きなので、この話も楽しく読みました。 この値段でこの内容、満足してます。 ただ作者の作風ですが。恐怖シーンが長くないですか?これがいいのかな…。化け物が出てくるんですが、この異常状況が長長と続く続く。 擬音もこれでもかと重なる重なる。 スプラッタ映画もののノリなのかな。 後、三津田作品に置いて、オカルトシーンは町並みや家の間取りを最大限に利用して行われます。 なんでこんなくだくだと間取りの説明してあるの、と読み飛ばしてはいけません。 そんな事したら後で訳がわかんなくなり困ります。 皆様お気を付け下さい。 …とは言っても、作品によっては、今一つ間取りが解んないんだよなあ〜(;_;) | ||||
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| いわゆる地縛霊ものとか憑物系が、あまり好きではないのだから読まなくていいのについ読んでしまった自分が悪いのよ。 予想通りの展開・・と思いきや、完全なオカルトではなくて、最後に少し別展開だったのは高評価。 ただ、アナグラムによる読み替えだとか霊の通り道だとか、書き込みはあるのにちょっと扱いが浅くてそこは不満。 もっと霊道とか土地の神様だとかそのへんが出てくると思ったのに、えぇ、それだけ?という気分。 なので、人には勧めない、という評価で。 | ||||
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| 突っ込みどころ満載。主人公を含む登場人物に魅力がないし、ラストはサスペンス調で全然怖くなかった。 ただ、《ホラー+サスペンス》小説を初めて読む人にはいいかも。 | ||||
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| シチュエーションも魅力的だしストーリーのひっくり返し方も面白い。 でも読みにくさがどうしてもぬぐえなくて、今ひとつのめり込めなかった。 少年が主人公なわりには文体も会話も固い。 少年も相棒の?少女も頭の回転が速いし落ち着いてるし…なんか立派っていうか、若さがないお子さんたちだなあ。 大人が無理に若作りをしているような変な違和感がありました。 そのせいか、それなりには面白かったけど、期待したほど怖くはなかったです。ちょっと残念。 | ||||
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| 三津田信三の作品を読むのはいつも楽しみだし、手に入れるとあっという間に読んでしまう。それにしても2007年の夏は1か月に1冊という驚異のペースで新刊がリリースされ、それらの完成度の高いこともあり、またまた驚嘆の念を深くしてしまった。 さて、自分がなぜこれほど三津田の作品に魅せられるのか、それはわからないけど、彼の作品は以下のような特徴がある(と思う)。 (1) ミステリとホラーの両方の面白みを味わえること (2) ミステリとしてのルールを際どい線で守ること (3) 小説自体がミステリ論やホラー論について語るメタ構造をもっていること ちょっと簡単に自分なりに書きすぎたかもしれないけど、大きくはずれてもいないのでは。そして、なおかつその融合の程度が絶妙であり、エンターテーメントでありつづけるというサービス精神を旺盛に持ち合わせているのが素晴らしい。また、彼の作品は往々にして少年を主人公(語り手)とすることが多く、これらの点は竹本健治を彷彿とさせるのだけれど、ここでも「少年の視点」はとても高い効果を出していると思う。加えて、三津田のサービス精神ぶりも作品の強度を高めている。 本作「禍家(まがや)」は、一種「呪われた家もの」とでも言えるホラータッチの作品であり、そのような読み方で十分に楽しめるけれど、様々な伏線があり、それらが物語に抜群のアクセントを添える。その手法は上質なミステリのものである。また、この人の場合、おそらく多くの人が子ども時代に体験した「怖かったこと」「不思議だったこと」を巧みに保持していて、多くの読者が共有できる感情を作品の中で巧みに切り出してくる。そして、ふっと鋭く読み手に切り込む独特の手腕がある。だからホントにゾッとする。 「蛇棺葬」と「作者不詳」という大傑作で打ちのめされたあとも、このような高いレベルを維持し続ける作者の引出しの奥行きの深さには恐れ入る。 | ||||
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| 元々この作者の書く小説が好きで読んでいたのですが、この作品はいつものマニア向けの作品に比べて随分と一般受けする話だと思います。 両親を亡くした少年が祖母と二人で見知らぬ土地に引っ越して来たが、初めて訪れた場所なのに感じられる既視感。 その既視感を裏付ける様に、不気味な老人から「ぼうず、おかえり…」と告げられる。 陰鬱ととした雰囲気の漂う禁忌の森、安堵出来る筈の我が家の闇に蠢く「なにか」。 この地で起きた凄惨な事件の真実に辿り着いた時、少年が体験する一番の恐怖とはーー… なんて書くと映画の三流コピーみたいな煽りですが、個人的にはとってもお薦めです。 起承転結がはっきりしていてわかりやすい話なので、大人から子供迄楽しめるんじゃ無いかと思います。 むしろ、主人公と同じ中学生位の時にこの作品を読んだら本当に眠れないんじゃ無いでしょうか。 この作者さんの書かれる何かが這い上がって来る様なねっとりとした恐怖の描写を、是非体験して欲しいです。 | ||||
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| ゾクゾクします。冒頭の伏線から、次第に明らかになってくる真実・・・・最後のどんでん返しも秀逸で、大変楽しめました。この作者のほかの作品も読みたくなりました。 ホラー好きの人にはオススメです。 | ||||
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| 書店で見つけて内容がおもしろそうだったので、初めてこの方の作品を読みました。読んでいて一番気になったのが文体です。なんだかひとつひとつの動作や描写をわざと、くどく書きすぎてる気がします。上手く言えないのですが、わざと文学っぽく書いてそれがマイナスになってしまってるような印象です。小説好きの素人の人が書くと、こういう文章になりそうだなと思いました。 | ||||
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