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ブラッド
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ブラッドの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.20pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全2件 1~2 1/1ページ
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ミステリも書くホラー作家。これは非常にややこしい存在であると思う。 どちらも大きく謎を孕むジャンルであるがだけに、予め、読む作品のジャンルを知らなければ、肩すかしを喰らってしまうからだ。 その例に漏れず、この倉阪氏もそうなのだが、これはホラーである。決してミステリではない。 作中には伝染病のような呪い歌が登場し、それが「殺人者発生ウィルス」的に広まっていく。 ミステリかと思ったらホラーだった、という肩すかしの作品で言えば、小野不由美の「屍鬼」に近い感覚がある。 だが、これはホラーなのだ。そこには論理的で現実的な理由など、何も無い。 ただ、このレビュータイトルの通り、次々に人が殺されていく。死んでいく。それ以上の何物でも無い。 グロテスク・ナンセンスとでも言おうか。 筒井康隆にも、友成純一にもなれなかった。精神に迫り来る恐怖も感じられない。そんな乾燥した感想を抱いた。 「俺はただ人が死ぬのが見てえんだヒャッハー!」という人は、まあ読めばいい。そのくらいの作品。 | ||||
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ミステリも書くホラー作家。これは非常にややこしい存在であると思う。 どちらも大きく謎を孕むジャンルであるがだけに、予め、読む作品のジャンルを知らなければ、肩すかしを喰らってしまうからだ。 その例に漏れず、この倉阪氏もそうなのだが、これはホラーである。決してミステリではない。 作中には伝染病のような呪い歌が登場し、それが「殺人者発生ウィルス」的に広まっていく。 ミステリかと思ったらホラーだった、という肩すかしの作品で言えば、小野不由美の「屍鬼」に近い感覚がある。 だが、これはホラーなのだ。そこには論理的で現実的な理由など、何も無い。 ただ、このレビュータイトルの通り、次々に人が殺されていく。死んでいく。それ以上の何物でも無い。 グロテスク・ナンセンスとでも言おうか。 筒井康隆にも、友成純一にもなれなかった。精神に迫り来る恐怖も感じられない。そんな乾燥した感想を抱いた。 「俺はただ人が死ぬのが見てえんだヒャッハー!」という人は、まあ読めばいい。そのくらいの作品。 | ||||
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