百鬼譚の夜
- 幽霊屋敷 (45)
※タグの編集はログイン後行えます
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
百鬼譚の夜の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
これから読むという行為に入ります。先ず僕は届いた書籍をシンナーで清拭、透明カバーをしてから、装丁デザインを楽しみつつ読書するのが習慣の活字中毒人間。さらに好い作品には共函を作ります。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作者の倉阪氏は、大変な多作家で、どれを読んだらいいのか迷うが、たまたま選んだこの作品は当たりだった。倉阪氏は英国の怪奇小説の編訳もされており、この分野に関しては屈指のマニアである。この作品にも様々なアリュージョンやオマージュが散らされているらしい(私は大したマニアではないので、多分たくさん見過ごしていると思う)。とはいえ、普通の小説好きである私にも十分に魅力的な本で、最初から最後まで楽しめた。四つの短篇からなる連作小説で、それぞれが独立した怪談となっているが、全体にはゆるい連関があり、最後、思いがけない形で統一体へとまとめられる。俳句にも造詣が深い作者ならではの、簡潔ながら飄々とした文体で書かれており、これぞ怪談にふさわしい語りだと思った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
第2の処女作ともいうべき作者の初期代表作。 全4章からなる連作ですが、1〜3章は、独立した短篇として読むこともでき、それぞれ性質の異なった恐怖を味わうことが出来ます。非常に密度の高い作品で、一文一文の隅々まで作者の神経が行き届いており、文字通り完璧な怪奇小説です。そして、何よりも本当に「怖い」小説でもあります。 怪奇文学を愛好する者ならば、絶対に読み逃してはならない傑作だと思います。 1997年の発売当時、すぐに購入して読み、至福のひとときを過すことが出来ました。読了して数分後、本篇が「あの名作からちょうど百年目に発表された」という事実に気が付いた時には、少し興奮し、何か得したように感じたものです。 内容については何も語りたくありません。自分の好みに、あまりにも合致した作品に出逢うと、時として人は沈黙してしまうものです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
古典ホラー小説マニア向けの内容だった。典型的なゴースト・ストーリー的な雰囲気をつくるのは上手いのだが、さすがに現在のホラー小説に比べると地味すぎる。古典ホラーが好きな人でないと、つらいだろう。第3話「黒い家」ではアクションシーンがあり、ダリオ・アルジェントを意識して書いたらしい。そう思って読むと面白いのだが、やはりマニアックな楽しみ方には違いない。ホラー小説愛好家の方は、ぜひ読んでみて欲しい作品ではある。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 4件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|