不可解な事件
- 悲喜劇 (46)
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倉阪鬼一郎氏による連作短編集。 ミステリーではなく、全て精神の病んだ人のブラックなシュールホラーストーリーである。 連作だが、特に連作ならではの仕掛けはない。 特に落ちもない世にも奇妙な物語形式と言うべきか。 まあ最後まで退屈せずに読めるが、出来は標準的という感じだろうか。 | ||||
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『田舎の事件』『学校の事件』などと同じテイストで、<事件シリーズ>とでもいうべき連作短編集です。ミステリーのエッセンスはちらほら垣間見えるものの、実体は不条理もの、サイコもの、倒叙ものなどが合わさったホラーです。7つの短編がありますが、最後の『湖畔にて』だけ紹介しておきます。精神的安静のため、田舎に隠棲した思想家が、以前そこで起きた新興宗教のトラブルの余波に巻き込まれます。黒猫や少女との出会いなんかもあって、結構文学タッチのいい話のようなのですが、これまた最後が哀しい……。どれもこれも情け容赦ない精神的、時には肉体的転落を迎える作品ばかりで、ジャンルとしてはサイコホラーに分類されそうです。『羊たちの沈黙』のレクター博士なんかと違って、倉阪鬼一郎の描くホラーは、どれも本当にありそうな、日常からほんの一歩踏み外したところから始まるリアリティが恐ろしいです。 | ||||
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ブラックな殺人集。とってもシュール。ある意味ユーモア。ラストの短編の、神経症の青年と黒猫イデアさんとの淡い関係が好きでした。それが、あんなことになるとは…世の無常を感じます。 | ||||
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