ブラッド
- 通り魔 (99)
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ミステリも書くホラー作家。これは非常にややこしい存在であると思う。 どちらも大きく謎を孕むジャンルであるがだけに、予め、読む作品のジャンルを知らなければ、肩すかしを喰らってしまうからだ。 その例に漏れず、この倉阪氏もそうなのだが、これはホラーである。決してミステリではない。 作中には伝染病のような呪い歌が登場し、それが「殺人者発生ウィルス」的に広まっていく。 ミステリかと思ったらホラーだった、という肩すかしの作品で言えば、小野不由美の「屍鬼」に近い感覚がある。 だが、これはホラーなのだ。そこには論理的で現実的な理由など、何も無い。 ただ、このレビュータイトルの通り、次々に人が殺されていく。死んでいく。それ以上の何物でも無い。 グロテスク・ナンセンスとでも言おうか。 筒井康隆にも、友成純一にもなれなかった。精神に迫り来る恐怖も感じられない。そんな乾燥した感想を抱いた。 「俺はただ人が死ぬのが見てえんだヒャッハー!」という人は、まあ読めばいい。そのくらいの作品。 | ||||
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ミステリも書くホラー作家。これは非常にややこしい存在であると思う。 どちらも大きく謎を孕むジャンルであるがだけに、予め、読む作品のジャンルを知らなければ、肩すかしを喰らってしまうからだ。 その例に漏れず、この倉阪氏もそうなのだが、これはホラーである。決してミステリではない。 作中には伝染病のような呪い歌が登場し、それが「殺人者発生ウィルス」的に広まっていく。 ミステリかと思ったらホラーだった、という肩すかしの作品で言えば、小野不由美の「屍鬼」に近い感覚がある。 だが、これはホラーなのだ。そこには論理的で現実的な理由など、何も無い。 ただ、このレビュータイトルの通り、次々に人が殺されていく。死んでいく。それ以上の何物でも無い。 グロテスク・ナンセンスとでも言おうか。 筒井康隆にも、友成純一にもなれなかった。精神に迫り来る恐怖も感じられない。そんな乾燥した感想を抱いた。 「俺はただ人が死ぬのが見てえんだヒャッハー!」という人は、まあ読めばいい。そのくらいの作品。 | ||||
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京極夏彦のような雰囲気は多分にまとっていますが、結論からいうと、本作はまぎれもないホラー小説です。面白いのは、ファンタスティック・シティMというテーマパークの周辺で突然人を殺す事件が頻発し、犯人は発狂しつつもある童謡のような歌をくちずさんでいる、というミッシング・リンクものの本格ミステリーのような記号です。もうひとつは、探偵役のように見える人物が物語途中で次々と犠牲になる、という点。名探偵だから犯人にも被害者にも成り得ないという『名探偵の掟』でも突っ込まれていたテーマを実行していると考えると、本作はアンチ・ミステリとしても機能しているといえるでしょう。ラストの非ミステリ性と合わせて、おそらく本作は確信犯的にミステリからホラーへと逸脱するように描かれた作品です。そう深読みするなら本作の評価はもっと高くてもいいと思います。 | ||||
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子供が悪魔になったら。何も疑うこともなく、全てをコントロールできるようになったら。自分たちに何が起こったかわららないうちに、次々に殺人鬼になり、殺されていく人々。あまりの狂気のはげしさ、想像を絶する悪の存在に息もつかずに一気に読みあげてしまいます。最後に救いが来るのか来ないのか?最後まで読んでのお楽しみ。 | ||||
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子供が悪魔になったら。 何も疑うこともなく、全てをコントロールできるようになったら。 自分たちに何が起こったかわららないうちに、次々に殺人鬼になり、殺されていく人々。 あまりの狂気のはげしさ、想像を絶する悪の存在に息もつかずに一気に読みあげてしまいます。 最後に救いが来るのか来ないのか? 最後まで読んでのお楽しみ。 | ||||
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