不可能楽園<蒼色館> 上小野田警部、最後の事件



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初公開日(参考)2012年09月
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長編小説

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不可能楽園 〈蒼色館〉 (講談社ノベルス)

2012年09月06日 不可能楽園 〈蒼色館〉 (講談社ノベルス)

若くして引退し、その後は一度も姿を見せず山形県に隠棲していた往年の名女優、美里織絵が死去。葬祭式場、“蒼色館”で告別式が営まれた。その最中に、織絵が暮らした山形県の屋敷に賊が押し入り、見習いの執事と家政婦を刺殺。さらに織絵の妹である浪江の孫を誘拐する!ところが、疑いのかかる関係者全員には鉄壁のアリバイがあった。不可能犯罪の超トリックは―。 (「BOOK」データベースより)




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不可能楽園<蒼色館> 上小野田警部、最後の事件の総合評価:6.13/10点レビュー 8件。Dランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

さようなら、上小野田警部


 若くして芸能界を引退し隠遁生活を送っていた往年の名女優、美里織絵が逝去した。 〈蒼色館〉でしめやかに葬式が行われる中、遠く離れた織絵の実家で誘拐事件が発生する。 関係者一同は蒼色館にいたという鉄壁のアリバイがあり事件は難航、そして美しい犯罪を渇望する上小野田警部自身にはどこか外の世界から怪しい気配が・・・。

 作者はあまり気にしてないみたいだけど、過去作は読んでおいた方がいいでしょう。 かなり綱渡りな作品なので故人を見送るような温かい心で読みましょう。

りーり
9EDFH0HC
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(3pt)

不可能楽園<蒼色館>の感想

毎年1冊刊行される倉阪先生のバカミス。
事件や物語の内容そっちのけで今年はどんな事をやっているのか、
ついつい気になって本を手に取ってしまう稀有な作家さんです。

もう、この手の本を読んできた人の為のマニア向けの本になっており、
かつ、その人たちは何を求めて本書を手に取るかは、作家さんも意識している為、
一筋縄ではいかないぞと、回を重ねる毎に複雑化してしまった印象を受けます

複雑故、物語に面白味が無いのが正直な所ですが、
事件中の大トリックやどんでん返しは脱力物で、
そことバカミス技巧を毎度繋げてくるのは面白いというよりは感心して、
今年も走り続けたな。。。とどこか遠くを見つめてしまう気分に浸ります。

年に一度の定期購読本ですね。

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T4OQ1KM0
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No.6:
(1pt)

ヤメトケ

年に一度のバカミス⁇じゃあ毎日がそうなんですね。購入してくれた人への謝罪なんて思いつかないですね。
不可能楽園 〈蒼色館〉 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:不可能楽園 〈蒼色館〉 (講談社ノベルス)より
4061828487
No.5:
(5pt)

期待に違わぬ「バカミス」の傑作

ふつうの推理小説はもうウンザリだ、という人の間
で伝説となりつつある作者のバカミスが今年も書か
れたことを、愛読者の一人として、まずは喜びたい
と思います。
作者が「ひときわ気合を入れて紡ぎあげました」と
いうだけあって、仕上がりは申し分ありません。
大仕掛けもさることながら、さり気ない文章に仕掛
けられた技巧の数々には毎度のことながら感心させ
られました。場違いなミステリ談義、鳩時計ならぬ
オウム時計、パリから来た助手の刑事が主人公をム
シュ・カミオノダと呼ぶこと等々、すべてに意味が
あるのですから、油断がなりません。
知らずに買ってしまった一般の方は困惑するでしょ
うが、それは出版社の売り方の問題であり、作者の
責任ではありません。推理小説として本書を酷評す
る行為は、カミュの『異邦人』を評して「動機も不
可解なら、法廷シーンも迫力がない。犯人の意外性
もトリックも何も無い」と言うのと同じくらいバカ
なことです。(一頁だけですが、マネしてみました)
不可能楽園 〈蒼色館〉 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:不可能楽園 〈蒼色館〉 (講談社ノベルス)より
4061828487
No.4:
(4pt)

上小野田警部3部作最終章

倉阪氏の恒例の年一度のバカミスミステリーの登場。
今回は「紙の碑に泪を」、「新世界崩壊」と続いた上小野田警部シリーズの何とラスト作品。第一作の紙の碑に泪をではまだ比較的メタ要素は抑えめであったが、新世界崩壊で完全にメタ方向に振り切り、読者を唖然、驚嘆落胆させたシリーズだが、今回も倉坂バカミスに馴染んだ読者なら定番の展開である。
離れた地点の移動アリバイ崩しがメインだが、これは比較的まともな落ちが付けられているが、事件がひと段落したところから恒例の仕掛け暴きが始まる。この著者のバカミスを1冊でも読んだことのある人ならもう定番のページに○○が・・・の畳み打ち。まあ、逆にこの展開にもう慣れてしまったのであまり驚きはなくなってくるとも言えるが・・・・。
上小野田警部に何が起こるのか!衝撃の結末が待ちうけている。
不可能楽園 〈蒼色館〉 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:不可能楽園 〈蒼色館〉 (講談社ノベルス)より
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No.3:
(4pt)

こんなところにもヒントが!?

本文166頁「世界の&lt;外>から現れた者は、最後に潜む暗号を解く鍵をゼッケンに示して疾走していった」
著者近影を見ると、そこには。。。
不可能楽園 〈蒼色館〉 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:不可能楽園 〈蒼色館〉 (講談社ノベルス)より
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No.2:
(2pt)

その手腕と情熱は大いに評価

本を開いてすぐ,『袖』と呼ばれる部分に著者のコメントがあります.『年に一度のバカミス』と.
ファンやこの類がお好きな方には楽しく,そうでない方には…『壁本』になりかねない一冊でしょう.

まず,背表紙などにある紹介文から,本格ミステリを期待すると,大きく裏切られることになります.
確かに序盤こそはそれっぽく,早々なタネ明かしと,普通とは違う様子を強くニオわせてはいるものの,
おかしな表現や言動の数々,『バカミス』を強調する地の文に,次第に違和感の方が強くなっていきます.

ところが,すべての事件が解決し,いわゆる解説パートに入ってからがこの作品の『見せ場』であり,
事件の真相やその解決,トリックは,言葉はよくありませんが,おまけと言っても過言ではありません.
一つ,二つ,まだまだどんどん,これでもかと言うほどに襲い掛かってくるいくつもの『真実』について,
終始,感じていた気持ちの悪さの正体を知るとともに,驚き,呆れ,怒り,様々な感情に襲われ脱力します.

好き嫌いが分かれるの間違いなく,合わなかった自分は「金と時間を返せ」が正直なところなのですが,
強引ながら,あれだけの仕掛けを作り上げた手腕と情熱(?)は,敬意と評価に値するものだと思います.
不可能楽園 〈蒼色館〉 (講談社ノベルス)Amazon書評・レビュー:不可能楽園 〈蒼色館〉 (講談社ノベルス)より
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