■スポンサードリンク


玉蘭



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
玉蘭
玉蘭 (朝日文庫)
玉蘭 (文春文庫)
玉蘭 (文春文庫)

玉蘭の評価: 4.00/5点 レビュー 66件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全45件 41~45 3/3ページ
<<123
No.5:
(4pt)

恋愛って・・・

なんだか登場人物全員に感情移入してしまいます。平淡な作品のようでいて、とても激しいものがありました。現実の世界もその通りではないでしょうか。恋愛の悩みなんて第三者からするととても退屈なものですよね。「なんだ、そんなことで」みたいな。だけど当事者にしてみれば人生を賭けた大変なこと。そういうのがうまく描かれていたと思います。正直に言いますと、読んでいる間はあまり面白いと感じませんでした。しかし読み終えたあとにジワジワと何かが伝わってきました。恋愛についてひとつ学んだというか、女性の気持ちが暴露されたというか、とにかくいろいろです。
玉蘭 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:玉蘭 (文春文庫)より
4167918021
No.4:
(5pt)

時間と空間の広がりに思いを馳せる、濃密な大河ロマン

『光源』同様、ミステリではなく一般小説の体裁である。現代に生きる有子と、70年前に船乗りとして生きていた大叔父、質(ただし)の物語が重層的に語られていくさまはスリリングで、特に戦前の上海の様子と、そこに生きていた男と女の描写は濃密だ。巧みな構成とあいまって、読後深い感銘を覚えずにはいられなかった。
玉蘭Amazon書評・レビュー:玉蘭より
4022575832
No.3:
(5pt)

時間と空間の広がりに思いを馳せる、濃密な大河ロマン

『光源』同様、ミステリではなく一般小説の体裁である。現代に生きる有子と、70年前に船乗りとして生きていた大叔父、質(ただし)の物語が重層的に語られていくさまはスリリングで、特に戦前の上海の様子と、そこに生きていた男と女の描写は濃密だ。巧みな構成とあいまって、読後深い感銘を覚えずにはいられなかった。
玉蘭 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:玉蘭 (文春文庫)より
4167918021
No.2:
(5pt)

大人のための恋愛小説

今まで桐野夏生さんの著書はほとんど読みましたが、今までの作品とは全く趣が異なっています。「OUT」などのハードボイルドでは結末に少し不満が残るところもありましたが、この作品は全くそんなことを感じさせませんでした。また現代と昭和初期の上海の描写も素敵で、まるで自分が上海にいるかのような錯覚に陥りました。各章ごとに登場人物がそれぞれの視点から物語を語っているので、男性の方でも読みやすい恋愛小説、時代小説のような気がします。最近私が読んだ中で一番引き付けられた小説です。
玉蘭Amazon書評・レビュー:玉蘭より
4022575832
No.1:
(5pt)

大人のための恋愛小説

今まで桐野夏生さんの著書はほとんど読みましたが、今までの作品とは全く趣が異なっています。「OUT」などのハードボイルドでは結末に少し不満が残るところもありましたが、この作品は全くそんなことを感じさせませんでした。
また現代と昭和初期の上海の描写も素敵で、まるで自分が上海にいるかのような錯覚に陥りました。各章ごとに登場人物がそれぞれの視点から物語を語っているので、男性の方でも読みやすい恋愛小説、時代小説のような気がします。最近私が読んだ中で一番引き付けられた小説です。
玉蘭 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:玉蘭 (文春文庫)より
4167918021

スポンサードリンク

  



<<123
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!