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OUT
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【この小説が収録されている参考書籍】
OUTの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.10pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全28件 1~20 1/2ページ
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状態は良いとは思えない。 | ||||
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上巻を読み始めた時、やめようと思いましたが、下巻は、一気に読めました 後書を見て、桐野さんは、こういうことをおっしゃりたかったのね〜と納得でした でも後味が悪く、私は違う分野を読みたいです | ||||
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日本推理作家協会賞といえば、1992年 綾辻行人『時計館の殺人』 1996年 京極夏彦『魍魎の匣』など、超本格推理モノに与えられるべき栄誉であり プロットや文才だけでなく、密室トリック、アリバイトリック、人間消失など、大胆なトリックが必要不可欠であることは、本格推理愛好家にとっては、わざわざ言うまでもないことだと思っていた。 特に、時計館の殺人は”吹雪の山荘”スタイルで、幻想的な世界観がどこまでも読み手を陶酔させてくれるし 魍魎の匣は時系列は長いが、究極に現実離れした世界観の中に、実際に沸き起こってもおかしくない愛憎と狂気を垣間見せてくれた。 にもかかわらず、この『OUT』は弁当工場で働く主婦という無味乾燥な設定で始まり、それが私には分からない感情だったとしても、ただただ『本格推理とトリック』があることを期待して最後まで読んだら、完全に騙された。 どこに推理要素があるというのだ? ただ行き詰った凡人が苦し紛れに人を殺したというだけなら、今までに履いて捨てるほど刑事モノ小説はあったはずだろう? どれだけこの主婦たちの心境や心理描写にリアリティがあったとしても、どれだけそれを支持する読者がおり、どれだけベストセラーになり高い売り上げを上げたとしても 『日本推理作家協会賞』だけは絶対に与えてはいけないし、この事実は本格推理の世界で最も恥ずべき汚点だ。 | ||||
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内容が汚い世界中だったので読後気持ちが落ち着かず、私には合いませんでした。 | ||||
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ストーリーはあるが、そこに共感と納得はなかった。合理性を求めたら、この話は成り立たないのかもしれないが、香取と佐竹が何故それをしているのか動機がわからない。単なる異常ならば安直すぎる。他の登場人物の使い方は中途半端。ブラジル人にしても刑事にしても。 | ||||
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下巻の2/3くらいまでは、それまでに出た伏線をどうやって回収していくんだろうと、わくわくしながら読んでいました。 結局回収せずにレディコミ風になって突然終わり、本をぶん投げたくなりました。 貧乏な主婦が犯罪に手を染めていく様子はリアリティがあってよかったので星2つです。 | ||||
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ばらばら殺人死体遺棄失敗低学歴そして底辺の社会そのもの深夜の弁当工場で働く主婦たちは。それぞれの胸の内に得体の知れない不安と失望を抱えていた。「こんな暮らしから抜け出したい」そう心中で叫ぶ彼女たちの生活を外へ導いたのは、思いもよらぬ事件だった。なぜ彼女たちは、パート仲間が殺した夫の死体をバラバラにして捨てたのか | ||||
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大した面白さを見出だせなかった。まぁある意味現代の貧困層の金銭面の辛さを描いてるのかな | ||||
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前半の登場人物の描写が良かった。 どの女性にも共感できた。 特に邦子が強烈で、嫌悪しながらも、どこか身につまされる部分があった。 しかしラストが・・・!浅っ。 。 ラストにつながる佐竹の過去がハッキリ言ってただのエログロ。 こういう世界が分かる人には「あるよね〜!」って感じなんだろうか。 | ||||
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イギリスの友人に勧められて読みました。が、このような小説が海外に広く翻訳されていることに若干の危機感を抱きました。 確かに作者の筆致にはぐいぐい読ませるパワフルさがあり、題材もミステリーとして面白いとは思います。ついつい一気読みするくらい、読ませます。しかし、面白いからこそ、所々見られる描写に疑問を抱きました。 佐竹の人物造形といい、中国人キャバ嬢の存在といい、何だか思想誘導?と勘ぐりたくなります。さりげなく南京大虐殺のプロパガンダが挟まれていますしf^_^;オイオイ… 人々に受け入れられやすい物語のなかに一部誤情報を含ませるというのは典型的プロパガンダです。ミステリーとして楽しむ分には問題ないですが、イギリス人に物語を通じて何らかの誤解が刷り込まれているようで怖いなと思いました。 | ||||
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他のレビューでも書かれていますが本当に好みの分かれる終わり方です。 下巻にも上巻並みの書き込みが欲しいですね。余りにもファンタジーで突っ込みどころ満載でした(笑)集中力が切れたような内容の下巻だったのでなぜこれがこんなにも評価されているのか… 終わり方が余りにも残念だったので☆1です | ||||
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友人の薦めで読みました。 ストーリーやキャラクターには魅力を感じましたが、文章があまりに単純で心に響かないものだったので、何度も読むのを止めたくなりました。 何でもくっきりはっきり言えばいいものでは無いと思うのです。人によってその書かれている深意を想像し、それぞれの解釈で受け止められるのが文学の楽しさだと思うので。事ある毎に心情の解釈がうるさいので、NHKの朝ドラを見ているようだ、と思いました。それとも、サスペンスとはこういうものなのでしょうか。サスペンスは中学の時に読んだ赤川次郎以来なのでよくわかりません。 この文章力で賞をとったと聞いてさらに衝撃でした。残念ながら私の文学欲求を満たしてくれる作品ではありませんでした。映画化等されているようなので単純にエンターテイメントとして見るべきだと思います。 | ||||
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読んでいる途中から、作者がどっちの方向へ 持って行こうとしているのかが段々と見え始め、 登場人物たちが素直に作者の指示通りに動いて いるような気がした。出口へと駆り立てる悪魔 的な衝動を演出しようとしているが、表面的で、 肉迫してこない。単なる作り話の領域に留まって しまっている。 | ||||
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読んでいる途中から、作者がどっちの方向へ 持って行こうとしているのかが段々と見え始め、 登場人物たちが素直に作者の指示通りに動いて いるような気がした。出口へと駆り立てる悪魔 的な衝動を演出しようとしているが、表面的で、 肉迫してこない。単なる作り話の領域に留まって しまっている。 | ||||
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非常に評判のよい本書。 しかし、私個人としてはあまり楽しいとは言えなかった。 つまらないということはなかったどうしてもストーリーに没入することができなかった。 なぜかと考えながら読んでいて、気が付いたのは主要な登場人物達に全くといっていいほど 共感できなかったからだと思う。 まず主人公達が死体解体という所業に手を染める動機がどうしても理解に苦しむ。 あとがきによるとこの説明しきれない動機がこの物語のもうひとつの魅力であるように 書かれていたが、納得するというよりは「色んな見方があるなあ」という感じ。 また心理描写の中で憎悪を感じた数行後に後悔したりと目まぐるしく感情が左右する。 女性とはそういうものなのだと言われれば私は男性なので共感できないのも仕方ないのかも知れないが。 解体の作業の描写も行為の凄惨さに比べるとタンパクな感じがした。 1億総中流と言われる日本ではあるがこのような底辺でもがいている人たちの 描写は鬼気迫るリアリティーがあり、暗澹たる気持ちにさせる。 読後感はかなり重い。 かなり好き嫌いを選ぶ小説だと思うが、レビュー評価の高さを見ると私が少数派なのか | ||||
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非常に評判のよい本書。 しかし、私個人としてはあまり楽しいとは言えなかった。 つまらないということはなかったが、どうしてもストーリーに没入することができなかった。 なぜかと考えながら読んでいて、気が付いたのは主要な登場人物達に全くといっていいほど 共感できなかったからだと思う。 まず主人公達が死体解体という所業に手を染める動機がどうしても理解に苦しむ。 あとがきによるとこの説明しきれない動機がこの物語のもうひとつの魅力であるように 書かれていたが、納得するというよりは「色んな見方があるなあ」という感じ。 また心理描写の中で憎悪を感じた数行後に後悔したりと目まぐるしく感情が左右する。 女性とはそういうものなのだと言われれば私は男性なので共感できないのも仕方ないのかも知れないが。 解体の作業の描写も行為の凄惨さに比べるとタンパクな感じがした。 1億総中流と言われる日本ではあるがこのような底辺でもがいている人たちの 描写は鬼気迫るリアリティーがあり、暗澹たる気持ちにさせる。 読後感はかなり重い。 かなり好き嫌いを選ぶ小説だと思うが、レビュー評価の高さを見ると私が少数派なのか | ||||
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凡庸な主婦が夫を殺し、それを知ったパート仲間達が彼女に協力して、その死体を損壊し遺棄する。しかし、不幸にも、これによってとばっちりを食らったとあるサディストの男の私憤で、彼女達は命を狙われる羽目に…。流石は桐野夏生だけあって、はりつめた空気を醸し出す乾いた文章には唸らされる。修羅場や猟奇の描写には二の句が継げない。だが、洗練されたセンテンスはともかく、肝腎の作品の内容自体には大いに首を傾げてしまう。強烈な違和感を禁じ得ないのだ。 単なる職場の友達同士という関係だけで、それも女性達が、死体をバラバラに切断するなどという、男でも戦慄く様な凶行にスムーズに及べるものだろうか?なぜ、四人もいて、自首や退職に走る者が一人もいなかったのか?浴室で人体を解体してクレンザーくらいで汚臭を隠蔽できるものなのか?疑問を並べ出せばきりがない。極めつけは主婦達の豹変ぶりである。如才なく仕事を成し遂げると、これに慣れて死体解体のバイトまで開始するときたものだ。パズラーならともかく、これはあくまで犯罪心理を題材とした社会派であり、最低限のリアリティが求められる筈なのに、こうした突拍子もない展開は、全く以て理解に苦しむというより他にない。 狂気や野性的欲求といった普段は秘匿されている人間の本性を見せつけてくれたことについては、このクライムノベルは極めて評価に値するだろう。だが、それを踏まえた上でも、私はどうしても最後まで溜飲が下がらなかった。 | ||||
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特に後からはっと気付かされるトリックもあるわけではなく、淡々と物語が進行。何が面白く、何でミステリーとして多くの賞をもらっているのか不明。時間を無駄にした。 | ||||
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特に後からはっと気付かされるトリックもあるわけではなく、淡々と物語が進行。何が面白く、何でミステリーとして多くの賞をもらっているのか不明。時間を無駄にした。 | ||||
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桐野夏生の作品は好きなものの一つで、新刊が出るたびに買っていた。テーマの取り上げ方にもその筆力にも双手をあげていたひとりである。 しかし今回のこの作品(購入は出版後間もなくだった)は、読まされてしまったが、もう二度とこの作者の本は読むまいと思うに十分であった。 関西風にいえば「えげつない」の一言。 いまなお「あの」場面が想起される。それほどインパクトが強いので、好きな方はそれでよかろうし、それを否定するものではない。 でも私は“もう結構”である。書棚の同氏の本は手に取る気にもならないので。 これって評価でなく、単なる好き嫌いだけの文章になってしまいました。 | ||||
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