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白く長い廊下



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【この小説が収録されている参考書籍】
白く長い廊下
白く長い廊下 (講談社文庫)

白く長い廊下の評価: 3.29/5点 レビュー 7件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.29pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(2pt)

おもしろい、と当時思いました。

1992年の江戸川乱歩賞受賞作。
10年以上前に読んだときは、面白いと思いました。今回再購買し、再読。
「チームバチスタ」等の最近の医系ミステリーと比べると、キャラクターが弱い印象です。
また、1.注射器がガラス製(今は使い捨てプラスチック)。
   2.病院内が消毒薬臭い(今は消毒薬の臭いはしない)。
   3.医療廃棄物を軍手で触る(感染症がうつる!)。
   4.医局制度は15年前と変わってきている。
など医療も社会も変わってきており、少ししみじみしました。
白く長い廊下Amazon書評・レビュー:白く長い廊下より
406206104X
No.1:
(2pt)

イマイチ

江戸川乱歩賞の傾向の一つとして、特殊な世界を舞台にした作品が多いというものがある。医療の世界を舞台にしたこの作品もそんな傾向を反映したものと言えよう。医療の世界っていうと、私なんぞには全くわからない世界で、なんとなく医者っていうと金持ち、とかそういうイメージを抱いているんだけど、勿論、そんな作品じゃない。病院内部での労使の対立、大学の医局による縄張り争い…など、興味深く読むことが出来た。が、全体的には不満の残る出来。まず、ある特殊な器具がキーポイントとなるんだけど、これが困る。一応、図での解説はあるのだが、私のようなド素人には、それを見てトリックを思いつくとかっていうのはまず不可能。「こういう風にすれば良い」と言われても全くピンと来ないのだ。また、その事件までの準備期間の話にしても色々と首を傾げたくなる箇所がある。犯人の人間像も薄っぺらいし。また、結末に関しても、ただ1つの推論を出しているだけで、確証などが無いままに…というのも不満。後味が悪いのは構わないのだが、こういう形での悪さは頂けない。ハッキリ言って、イマイチ。
白く長い廊下Amazon書評・レビュー:白く長い廊下より
406206104X

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