江戸の検屍官 北町奉行所同心北沢彦太郎謎解き秘帖
- 時代ミステリー (53)
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内容が面白い。 | ||||
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ビックコミック「江戸の検死官」の元本。コミックスとあわせて読むと面白いと思います。 江戸時代の町奉行所の捜査はある程度科学捜査の概念が取り入れられていて、拷問して白状させるのは 自らの捜査後術の無さを暴露するものとして扱われていたそうですが、この小説のようには行かないかもしれません。 医者と、凄腕の少女絵師とコンビを組む捜査チームの活躍です。 | ||||
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江戸時代、解剖も出来ず、CSIなども当然いないあの頃、一体どうやって検死をしていたのか?条件が厳しいなら厳しいなりに、出来る限りのことをやっていたのである。そういう検死をテーマにした捕り物帳。非常に面白いアイデアだが、致命的なのが、キャラがちっとも生かしきれていない点。短編なのに、読むのが段々、辛くなってくる。ただまあ、勉強にはなるので、その点でオススメ。 | ||||
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江戸時代、文政の世を舞台にした捕物帳。なのですが、他の捕物帳とは少し趣きが変わっています。と言うのも、書名にあるように主人公の同心・北沢彦太郎は、江戸でも一、二を争う検屍の腕前も持つという設定。死体が見つかる度に、友人でありライバルでもある医師の古谷玄海とともに出向いて、中国から伝わった検屍の手引書を元に死体を検分していくのですが、これがおもしろい。現代のような整った法医学など無く、何よりも死体を解剖することが禁じられていた時代に、これだけのことをしていたのかと驚かされ、聞きこみ情報などの状況証拠のみで犯人を捕らえてきて、後は拷問で口を割らせていた、と漠然と思っていた江戸時代の警察制度・司法制度について考えを改めさせられました(解説によると時代考証もシッカリしているとのことなので)。短編6作が収録されていて、溺死、縊死、毒死、中には自殺に見せかけた死体など状態の異なった死体を、それぞれに合った方法で検分していくのでおもしろく読めます。が、死体というのがどれも若い女性ということもあってか、エログロまではいきませんが、2、3話読むと、ちょっともういいやって感じになってしまいます。殺しの動機がどれも似かよっているのも残念です。 設定などはおもしろく、ちょっと変わった捕物帳という点はかうのですが。 | ||||
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