惨劇のアテナイ
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絶版にするのは惜しい本です。 現在人気の「江戸の検屍官」シリーズの原光景とでもいうのか、純粋化される前の「古いあちこちの検屍官」的な少扁が収められています。 著者は もしかすると忘れたいのかな?と思いますが、荒削りながらも現在の川田氏に連続する小説です。 それにしてもGRECO-ROMANまで範囲を広げていたとは!名前に馴染みが薄いため読みにくさが有り登場人物が多く煩瑣な印象が有る これらの小説から、現在の姿が生まれたんだ、と感じられます。 ファンなら必読だと推奨する次第です。 | ||||
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楽しく読みました。四つの都市、四つの時代を舞台にした中短編集で、どれも、濃密な時代風俗描写が面白かったです。特に「アテナイ」は古代ギリシャを舞台にした珍しいミステリーで、資産家の相続人である美しい娘の結婚適格者が順に殺されていくという本格ミステリー的な展開で、家付き娘の悲壮がよく書けていると思いました。特異な相続制度、結婚、お産、育児、高級娼婦、外国人の地位などの知識のほかに、きれいな女性服の描写が楽しかったです。最後の「ロンドン」は家が零落して、家庭教師に身を落とした若い女主人公の嘆きから始まり、殺人事件の容疑者にまでされ、どうなるのかと案じていたら、最後に意外な有名人が登場して救われます。さわやかな、いいラストでした。 | ||||
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